カミたちの台頭
ねむとセグロが戦いをひっそりとみていると、後ろから何者か来る。
「・・・! ねむさん!敵襲です!」
「な、いきなり何者・・・うわっ!」
ガシャガシャー!
ねむはいきなり切りつけられた。セグロはアヴェンジアンデッドの攻撃を受けないため、スカで終わる。
併し、ねむは切られたとともに拘束されてしまった。
「カミですね!?ねむさんをどうする気なんですか!」
「ふふふ、こんなこともあろうかと後ろを詮索して正解でした」
鋭い爪を戻してねむを抱えながら言った。
「私は一平篤志。名前は『ひとひら』ですが下っ端たちは『いっぺいさん』とも言われています」
セグロが攻撃に転じようとする。
「おっとセグロ。お前が上のボスであることは知っている。だが今の状況でねむごと狩ることはできるかな?」
<セ「ぐぬぬ・・・どうすれば・・・」>
テレパシーを受けたブラックマンバが対応する。
<M「なんだ?いったいなんかあったのか?」>
<セ「ねむさんが人質になっているのですが、こっちで対応するのです!集中してください」>
<M「そんなことを言われてもな・・・」>
「セグロ、小細工しても無駄だ。お前がブラックマンバに助けを求めてることぐらいわかっているぞ!」
一平はテレパシーを察知することができるようだ。ただ解釈は間違っている気はするが。
セグロは攻撃の構えに出る。
「うるさいのです!ここで死に絶えなさい!-スターダスト・レイー!」
ねむには食らわない想定で出した技だが一平は予想に反して素早いスピードでよけていった。
「ふん、雨の攻撃で何とかなると思うな。ねむは俺様が頂いてやる」
というと一平はねむを連れ去って逃げて行った。
「うう、ねむさん・・・」
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連れていかれたねむは、一平のアジトに連れていかれた。
「一体どこに連れて行くんだ!放せ!」
じたばたするも相手はなかなか放そうとしない。いや、放すというよりかは念導力で固定しているのか。
しばらく経つと普通の盆地付近に落とされる。
「いててて、一平め。この仇は倍にして返すよ!」
一平は少し離れた位置に立ち「ここらへんかなあ」と言いながらうろうろしていた。
「・・・? 一体何をするつもりだ」
一平はリングを張り始めた。
「ゲート・・・これを張れば俺らの攻撃力が上がるという物よ。さあ!吾輩と一対一の決闘をしろ!」
「!!???」
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「守れなかった・・・のです」
セグロは飯匙倩たちの元に帰還し、ねむが拉致されたことを報告した。
「そ、そんな・・・ねむちーではカミとの戦いではやっていけないのに」
繭は大きく落胆と不安に襲われる。
「しかし、今精神を落としてしまってはこの先のカミ戦に戦えませんよ。そっちは決まったんですか?」
飯匙倩は繭を質しながら諒に作戦を聞いた。
「取りあえず、絶死の範囲攻撃だけは使えるようにしたわね。それで一気にアヴェンジアンデッドは殲滅できるわね」
「ふむ」
飯匙倩は諒・ベルチャー・照夜淸にカミのエリアの強襲、繭には上の救出を指示した。
互いに安全を確認しつつ、諒・繭・照夜淸は作戦に向かった。しかしベルチャーが最後に残りつつ質問した。
「今の繭は精神不安定ですが、一人で作戦を実行できるのでしょうか?」
「それは、彼女に対する試練です。それを乗り越えなければ、将来が不安ですから・・・ん?」
すると突然カミのアンデッドたちが周りに集結し始めた。
「む、一体これはどういうことだ・・・先ほど戦闘作戦をしたはずでは・・・」
飯匙倩は突然のカミの襲撃にやや混乱している。
「君たちの作戦は傍受している。さて、残りの守と作戦班らを倒そうではないか」
セグロがすぐさまに攻撃モードに入る。
「貴方達、本当に許せない・・・顔曉玲美奈樹も! -スターダスト・マナファルトー!」
すると大きな弾が数十個現れ、非常に太い光線を乱射し始めた。
「う・・・セグロが戻ってるとは聞いていない・・・!」
カミは大きくアンデッド部隊を失い、光線は美奈樹にも直撃した。
「ぐううぅぅぅ・・・ごぉぉぉぉ・・・!」
「顔曉玲美奈樹って誰?」
とベルチャーが尋ねる。美奈樹自体奇襲だったのかすでに大きなダメージで立つのがやっとな状態である。
併し美奈樹は失った両腕を変形させ大砲のような形を形成させる。
「顔曉玲美奈樹、たとえ『能力素:存在保守』私には勝てないですよ・・・」
セグロも盾と弓を構える。
「守さんたちも気を付けてください・・・!彼女は次に地上雷という破壊光線を・・・」
「私がテティス如きに四天王なんぞ許さない!!」
両腕から強烈な雷とエネルギー光線を放つ。
「そんな向こうの四天王の話なんて・・・って、しまったのです!」
そのとき飯匙倩は守といろいろと話し合いをしている状況であった。
「ん!? 地上から雷なんかぶっ放してくるのか」
セグロに攻撃した地上雷は一部分が飯匙倩に直撃した。
「ぐはっ・・・・これは・・・
飯匙倩の霊圧が一つ消えたような気がした。
ベルチャーは、飯匙倩を構成しているインランドタイパンが死亡したことを察知した。
ドサッ
地上に倒れた飯匙倩は動かなくなった。
「まずいです!このままでは飯匙倩さんは」
併しベルチャーはゆっくり冷静に話した。
「いや、彼のあれが死んだところで、まだ彼女がいるから彼女には勝てないわね」
「へ!?」
すると飯匙倩は大きな光の柱を立たせ、その衝撃はマンバやねむのところまで伝わった。
マンバやねむ、繭などはその柱をみつつ、任務を進めていく。
油断できなさそうな状況にテティスは大きく焦る。
「なんだマンバ!いったい何が起こったんだ!」
「お前に教える価値はない。お前の相手は、この俺だろ?」
「ねむ!あの光、ここからでも見えるとはお前らも最終兵器を持っていたのか?」
「そんなの知らないよ僕も」
「さーて、ここからは・・・私の出番デース!」
「ナミブさん!?」
突然のナミブへの変身に吃驚するセグロだが、ベルチャーはピアノ線で顔曉玲美奈樹をグルグル巻きにしていた。
「では、さっそく攻撃開始デスよー!-エンペラトゥージャスティメントー!」
巨大なエネルギー光線を発射した。これは美奈樹の地上雷光線より大きい。
「クッソ、いつの間にか拘束しやがって・・・だが無駄だ。存在削除!そして地上雷!」
併し地上雷はジャスティスメントを相殺することはなくそのままジャスティスメントが顔曉玲美奈樹を襲う。
「馬鹿な、受けきれな・・・」
ジュドーン!!!
「い、一応美奈樹の死亡を確認したのです」
セグロはいった。しかしこちらにも初めて死者が出てしまったのだった。




