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エピローグ

家康からの手紙

あれから、家康は神の修行を始めた。

そうして半年程で神力を制御し、コントロールを覚える傍ら。

神としての知識を叩き込まれ、二年後には神として安定する事となった。

そして分かったのは、亡き父は、善と悪と調和に別れる前の、かなり古い次元神の末裔だったようだ。

それ故、人間と相性が良く馴染む。

人間はその古の混沌とした能力の神劣化バージョンと言うか、サンプルの一つだった。

それ故、人と婚姻を結んだ神との子供の半神が太古は良く居たのだそうだ。

そんな感じなので、神殺しの能力者が人間から産まれやすいのは混沌の能力を遺伝子で受け継いでおり。

力を分割してしまった神々を、時折超えてしまう原因でもあった。

そんな小難しい事はさて置き、俺が居ない間のストレンジャーの会社の話をしよう。

アレから榛名さんは、何とか記憶を取り戻したそうだ。

今は幼馴染の奏とイイカンジになって、お互い支え合って居るみたい。

記憶喪失がお互い良い冷却期間になったのかもしれない。

幼馴染と言う物は、近すぎるから何かきっかけが無いと結ばれにくいと良く言う。

特に一方的だと尚更だ。

能力の方は、記憶と共に思い出したみたいだが。

全盛期頃の様な力はもう発揮出来ない為、内務勤務になり、新人サポートをして居る。

双子たちだが、アレからアルバイターとしてストレンジャー見習いをし始めたそうだ。


俺は盆暮正月と神無月に日本に帰還出来るようになった。

淡海は高天家の当主後継者として、俺の状況を聞かされたらしく再会した時困惑した表情を浮かべて居た。

高天家は、苗字にもじるだけあり、時折神々のと人の血が続く家系である。

なので先祖返りの様な能力者が産まれやすいし、能力者を引き寄せる特異点体質でも有るそうだ。

だからこそ、俺が普通では無い事には薄々勘付いて居たのだろう。

そんな表情をして居た。

因みにネイヤさんだが、淡海と結婚してた。

すげえな魔王様。

多分夜の魔王様方式で陥落させたんだろうなぁ、と少し淡海に同情した。

少しショックを受けつつも、まぁ仕方ないかネイヤさんだしな。

で俺は納得した。

普通なら執着したのかな?

でもなぁ、ネイヤさんは執着するの夜だけなんだ物なぁ…ごにょごにょ。

俺は取り敢えず、高天原からの依頼をストレンジャーの高天家に指示を運ぶ伝令係になって居た。

まあ神様新人だし、暫くは雑用だろうな。

慣れたら俺の世界を作れるそうだ。

面白いような、管理大変そうだから面倒なような。

何とも言えない感じがするよな。

まあでも、今迄と違ったのは神に至っただけで。

これ迄の生き方が変わったわけではなかったから、俺は案外図太いのかもしれないな。

あ、神様になって、新人神様仲間が出来たんだ。

パニマってんだけど。

幼い外見の野郎で、悪戯っ子みたいな奴なのに、異世界ファーブラの主神な創造神とかお偉いさんだった。

あいつとの会話ややり取りは、楽しいし参考になるし。

新人神としては、いい刺激のライバルにもなった。

たまにあいつのハチャメチャな行動原理に振り回されるけど、まぁそれもご愛嬌だな。

そんな感じで、ストレンジャーの仕事は出来なくなったけれど。

今は楽しく神様として生きてます。

いつか、俺の創り始めた異世界アルカディアに、パニマもお前らも招待できたらいいな。

出来れば、ハッピーエンド満載な世界に出来たら幸せだな。

じゃあ又な。


家康君のストレンジャーの話はここ迄です。

お付き合い下さりありがとうございました。

家康君は、時折別作品の神様サイドでちゃっかり出ると思います。


異世界アルカディアの話は別口で有るのですが。

そちらもいずれ。

でわでわ

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