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そういえば

なんだろう?あの三首のドラゴンの首元についてある光物は?


久東は岩陰からドラゴンに見つからないようこっそり覗き込んだ。よく見てみると白くて丸い……ナンバープレートであった。


「おい!ヒナタ!あのドラゴン、ナンバープレートつけてやがるぞ!」

「え?うそうそ!うわ!ほんとだー」


ドラゴンは首元にナンバープレートをつけていた。遠くて数字はよくわからない。


「あいつを倒せば手に入れることが出来るってことか?どういうことだ?」

「……」


くるみが何やら言いたそうにこちらを見ている。


「なんだ?くるみちゃん?何か言いたいことでもあるのかな?」

「くるみちゃん!くーちゃんに緊張する必要ないよ!」

「なんか嫌な言い方だけど、褒め言葉と思っておこう!そうだぞ、くるみちゃん、言いたいことあるなら言っちゃってくれよ」

「……あれ……先生言ってた……学校用意した……モンスター……たぶん……改良もされてる……と思うし……野生じゃないと思う……」


……すっかり忘れていた。そういえば、学校側が用意したモンスターがいるとか、いないとか、言ってたような。


「あんたよく覚えてたわね。私そんなこと言われてたのすっかり忘れてたわよ。てか、言われたことすら覚えてないわ」

「ヒナタもー」


この2人のことを久東は笑えなかった。今の今までくるみに指摘されるまで気づいてなかったのだから。


「なるほど、だからナンバープレートをしているのか、あのドラゴンは。それに3首って野生ではありえないと……理にかなっているな!くるみ、凄いな!」


「……!!」


くるみは褒められて、顔を真っ赤にする。どうやら、とても嬉しいみたいだ。


「あれが学校側が用意したモンスターってなら話は早いな。ヒナタ、やっちまおう。ここでナンバープレートを一つ手に入れとかないとクリアできないからな」

「りょーかい!今のヒナタの力を見せつけてやる!」


ヒナタは意気揚々とドラゴンの前に出ていった。


「ち、ちょっと!大丈夫なの?!」

「まー、大丈夫だろ。火野に勝ったんだぞ!ヒナタは」


ヒナタはドラゴンの前で両手を前にし呟く。


【第一のスキル 火砲】


火の玉がヒナタの目の前から出現しドラゴン目掛けて一直線で飛んで行った。


{ドゴォォォォン}


真ん中のドラゴン頭部付近にそれは命中し、大きな爆発音と煙を発生させた。


煙は次第に消えていき、ドラゴンの姿が露わになる。


「やったか?」


岩陰から覗き込むように様子を伺う一同。


「キェェェェ!!!!!」


ドラゴンが甲高く泣き叫んだ。どのドラゴンにも傷一つ付いていない。


どうやら一筋縄じゃいかなそうだ…。

VS3首ドラゴン始まりました。


面白そうと思ったらブクマ評価の方でぜひ、作品の応援お願いします~。


反応がないと作者は哀しいです。


どれくらい哀しいか例えると「昔は仲が良かったのに年賀状だけの関係になっていた友人からの年賀状がとうとう途絶えた」くらい哀しいです。


お願いします~。

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