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銀の糸  作者: Sato Tekawana
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第7章 : 導入

エイナルはモモとアミナとともに歩いていた。

三人は、大神殿を取り囲む通りを進んでいた。

そのとき、突然、群衆の中から一人の人影が前へ出た。

簡素な徽章を法衣につけた、下位の見張りだった。


「私はキラエリスです」


「大司教テア様からの伝言を預かっています」


「大司教様が、あなたとの謁見を望んでおられます」


「どうか、私についてきてください」


エイナルは迷うことなく頷いた。

最高位の権威者なのだ。

その呼び出しを拒むことはできなかった。

聖域の玄関へ到着すると、一人の宗教者がそこから立ち去ろうとしていた。

その装束を見れば、別の宗派に属していることは明らかだった。

金色の髪がほどかれたまま肩へ流れ、穏やかに光を反射している。

白いコワフが頭の上部を覆っていた。

規律の象徴だった。

深い青の瞳は、穏やかさを湛えながら、その無垢な性質を覗かせていた。

身に纏う白い法衣も異なっていた。

女神アインとは異なる、見慣れない象徴が刺繍されている。

その両手には金色の杖が握られていた。

歩みに合わせて、小さな輪が触れ合い、かすかな音を奏でている。

少女は一瞬、足を止めた。

青い瞳が心からの温かさを湛えて細められる。

そして、穏やかな笑みを向けた。

疲れた旅人へ差し出される、親切な仕草だった。

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