15.①アガサチャレンジ2026_中間レポ&②【急募】私の黒歴史にお付き合いくださる方
今日は2本立て。
ますます自由が止まらない感じになってきました。
じゃあ早速行きますよ!
①アガサチャレンジ2026_中間レポ
3コ前のエピ「12.今年はアガサ・クリスティー・イヤー」で宣言いたしました、毎月1点アガサ読む祭り。
前半を終えて、今素直に思うこと。
・思った以上に内容忘れてる
・思った以上に語りたいことが出た
これを踏まえまして、以下、中間レポです。
【2月】そして誰もいなくなった
最初のページをめくった瞬間から、何年離れていようと、今どこにいようと、謎めいたあの島へ連れ戻される感覚。
私は勿論、犯人を知っている――というつもりで読んでいたところ、「あっ犯人間違えて覚えてた」という凄まじいどんでん返しがありました。
うそぉぉぉぉぉ!!!!!!!
イヤァァァ!!!!!
別の超有名作品と混じってた……!!!!!(こんなことある……!?)
がーん。
ミステリ再読には「全部忘れて最初からフレッシュな気持ちで読む」or「犯人を知っているハラハラ感を味わいながら読む」という2種類の楽しみ方がありますが、それに次ぐ第3の楽しみ方を編み出しちゃったかもです。
うそです……穴があったら入りたい。
それはさておき、やはり見立て殺人の金字塔は、どんな読み方をしても読みごたえがありました。
読後のこの満足感たるや。
ラストでお互いが「お前だったんだな」的なことを言い合うあのシーン、やっぱ好き。
【3月】アクロイド殺し
引退して田舎でかぼちゃ育ててるポワロさん。初登場時はガンガンに尖ったじいさんだったのに、すっかり丸くなっちゃって。
再読の気づきは、ポワロさんの年の重ね方が素敵だなってことです。
若い人の考え方を自分の時代の価値観で否定したりしない。優しく包むけど口出ししない。
あれから私も大人になり、地域の敬老会のお手伝いにも動員され、今ではもう知っています。
「年取ったら丸くなる」はウソだし幻想だと。
だからこそスッゲと思うんですね。
あ、それと、これも再読して改めて気づいたんですが、医師の先生の語り口が、ウィットに富んでいて実に魅力的。
アガサ恐るべしです。
【4月】パディントン発4時50分
あ~そうそう~(と膝を打つ)。「赤帽」とか「バタつきパン」っていう言葉、私はアガサで覚えたんだよな~。懐かし~。
「赤帽」なんて言葉、私ですら知らなかったんだから、令和っ子はもっと知らないだろう。駅で旅客の荷物を運んでくれる人のことです。ホテルでいうポーターですね(どっちも原文porterなので日本語訳の問題でしかないが)
丸くなっていくポワロおじいとは対照的に、いつまでもガンガンなミス・マープルは時代を越えてチャーミング。
登場キャラがね、また良いのよね(良過ぎておねえになってしまうわ)
大人げない大人、どうしようもない大人、大人より大人な子供。それぞれの個性がくっきり立ち上ってきて、それだけでもう読んでてワクワクです。
殺人を目撃する劇的なオープニングも、再現する劇的なクライマックスも視覚的に楽しい。よきです。
【5月】茶色の服の男
南アフリカを舞台とした、ダイヤが絡むスパイサスペンス風味。ただしジョン・ル・カレの緊張感やリアル感を期待して読むと肩透かしを食う。これはこれでいいんだよ。全体のトーンとしてはこれで合ってる。
初読時、十代だった私はこの溌溂ヒロイン大好きでした。
でも、もうちょい年取ってからこの本に出会っていたら、「なんだこのイタい女は……」ってなってた気がするので、タイミングってホント大事だなと。
時代的なものもあるでしょうが、現地女性への描写がなかなかに侮蔑的。十代の頃は気づかなかったな。理解できてなかったんだろうし、読み飛ばしてたんだろう。今回の再読は、そんな痛さ青さに向き合う旅でもあり。
ラストのヒロインの決断が本当に好きで、そこは改めてイイなと思いました(好き嫌いはわかれるかもです)
【6月】ナイルに死す
ラブラブカップルに大富豪美女が横入りしたせいで!
そんなやりきれなさに胸を掻き乱されつつも、パズルのピースがパシパシはまっていくように(月並みな表現で恐縮ですが)、謎の解が与えられていく快感を堪能しました。
この話は女子たちがイイよね。良い方にも悪い方にも個性がくっきり際立ってて。
枝葉の話で申し訳ないんだけど、コソ泥が無罪放免になったところはちょっと引っかかっちゃった。あ、ソイツ許すんだ……的な。好感度低めキャラだったから余計に。
前回の「茶色の服の男」で南アフリカ鉄道の旅、今回の「ナイルに死す」でナイル川クルーズとしゃれこんだので、夏のバカンス旅はもう済ませた気分。アフリカ、楽しゅうございましたわ!
前半を終えて:
アガサチャレンジ楽しい。
十代の餅と今の餅では読後感も大きく違っていたり、モノによっては全然違ってなかったり。いろんな意味で再発見の旅です。
後半もガンガン行きますね。
は~い、では今日の2本目。
②【急募】私の黒歴史にお付き合いくださる方
いつかの遠い夏、「4.暑いから今日はもう雑談回にしよう……」でチラッと言及した私の黒歴史ミステリですが(複雑骨折してる上に厨二病も併発してる例のあれ)
投稿しちゃおっかな!
っていう気分で盛り上がっております(一人で)
麗しき水の都で起こる連続猟奇殺人、犯人は魔物かな? みたいな話(この時点で大分おかしい)
第1章が初夏の話なので(※そのあとずっと冬)、初夏に投稿すべく今がんばっています!
言わないで。私もうっすら分かってる。もう初夏じゃないことぐらい。
でも今出さないと「あ、やっぱ出すの止めよ……」って絶対なるからもう無理矢理いくんや。
今、絶賛加筆修正中なのですが、今の時点で概算90話オーバー。え~ん誰が読むのコレ。1日3回更新しても1か月かかるやん。
ひねり過ぎて5回転半してるのを、3と3/4回転くらいに抑えて、冗長な部分をガツガツ削っているのですが、恋愛部分のもだもだイチャイチャが削れない。むしろそこは加筆する勢い。
なので、削った分だけ足されていく魔の悪循環が!
ふええん。この作業いつ終わるんだろう。6月初旬に王子を庭で焼いた後(←ヒューマンドラマに投稿。よかったら見てくれい)、ずっとコレばっかやってんのに終わりが見えない。下書きは今ようやく60話くらい。
でも諦めないぞ……。
めっちゃバカっぽいタイトルの話が、新着の連載なんちゃらみたいなところに1日3回出るようになったら、多分それ私です。
アレ……ジャンル推理なのにバカっぽいってどうなんだろう。いや、考えちゃダメだ。勇気を出して投稿することに意義があるんだ。
もしよかったらお付き合いください。




