東アジア同盟なる2
明国始め李氏朝鮮、チベットなどの各国の代表、家臣、通詞が集まってきた。
迎えるのは義教ではなく、朝倉孝景であった。
既に義教と盟約の中身は詰めていたので、それを披露し、修正するところは修正するというところまで出来ていたので孝景も少し気が落ち着いていた。
「皆々さま、日の本へようこそ。
吾が日の本の代表の朝倉孝景でございまする。」
各国の代表もそれぞれが名を名乗っていった。
「では早速ながら皆々さまとの盟約の中身について申し上げる。
一つ、国同士は対等であり、交易も対等。
一つ、どこかの国が他国から攻められた場合、全力を尽くし、その国を守ること。
まずは、相手国と話し合い、それでも決まらない場合は武力を用いてこれを退けるものとする。相手が降伏し、和議を申し入れた場合はこの約定に従うは自由とする。
一つ、宗派については自由とし、押し付けることなきように
一つ、政もそれぞれの国に任せるが、他国の政を取り入れることは自由とする
一つ、国の境についてのいざこざ、各国から集まった代表が仲裁に入るものとする。
一つ、国同士は定期的に集まり話し合い、問題あることは解決することとする。
一つ、盟主は5年で変えることにし、決め方は入れ札とする。
一つ、約定の内容はその時々で変えても良いが一年に一度の集まりの中で変えることとする。
当面の盟主は、我が国の足利義教とする。」
各国の代表達はほとんど無言で聞いていた。
だいたい予想していた通りであったからだ。
義教が発言した。
「皆様、この内容でいかがかな。」
各国代表が口々に言う。
「異議なし」
その後であった。
明国、北元、オルタイトルの代表が口を揃えて言った。
「我々の国は今、女真族に困っている。」
南蛮の国々が言う。
「是非、天竺も盟約に加えてください。それとインドには更に西の国から脅威が迫っております。これをなんとかしないと…」
義教が言う。
「あいわかった。また、行こうではないか。
今度は我が息子も一緒だ。
皆、心一つに!」
「おー!」
ここに東アジアの盟約はなった。




