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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

私、ヒロイン。今日も悪役令嬢のおねえちゃんに溺愛されています。

アリアネは自分がヒロインであるという知識を持って生まれてきた。一種の未来予知としても作用している知識の通りに行動すればいずれは攻略対象の誰かと結ばれて幸せになれる。そのはずなのだが、アリアネは奴隷として売り払われるという乙女ゲームの知識にはないルートを辿っていた。このままでは好色家の親父に一生飼われるだけの末路を迎えるというところで奴隷商人を蹴散らし、彼女を助け出してくれた者がいた。シルヴィーナ=シーカフィン公爵令嬢。乙女ゲームの知識によると悪役令嬢として名を馳せている女である。ヒロインであるアリアネとは攻略対象を奪い合う関係であり、ルートによっては命をかけた決闘にまで発展するはずなのだが、なぜかシーカフィン公爵家の養子として引き取られた上に── 『わたくしのことは「おねえちゃん」と呼んでもよろしくてよ!!』これは悪役令嬢の妹となったヒロインが溺愛されるだけの物語である!!
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