ダサいだろ?
モンスター討伐してお金貰えたら
って思うとワクワクします。
当然怪我せず倒せる事が前提ではありますが
(゜∀゜)
二体目のフィールドボスに向かう途中
異世界に来て初めて傷付けられたモンスターが立ち塞がった、それも二体同時に、、、。
直人「カマキリか、、それも二体、、
カップルか?
サイズ違うし、そういや、
俺の世界のカマキリは
繁殖命がけだったな」
リズ《そうなんですか?》
直人「あぁ、本当かどうかは知らないが、
交尾後にメスに喰われた方が
産卵時に多くの卵産むらしいから
喰われた方が良いんだとさ」
リズ《ダンジョン内のモンスターは
基本的に繁殖しないので
たまたま一緒に居るのだと思いす》
基本的にって事は繁殖するモンスターも中には居るだなぁと思いながら、毒鎌黒蟲二体と距離を詰めていく
直人「たまたま、、ね、、」
【ダンジョンも張り切ってる】と言うシュナの言葉を思い出しながら、近づく毒鎌黒蟲のとの戦闘を思い出す。
毒鎌黒蟲の鎌と待ってる武器の強度は互角、
武器を振り抜き、鎌ごと倒す事は出来そうだが、
己の武器も御臨終となってしまうので、今回も無手である。
毒鎌黒蟲モンスターは互いの間合いを邪魔しない様にしながら直人に詰め寄って来るので、そこに隙がある、毒鎌黒蟲の鎌のリーチは長いから二体居るにも関わらず意外とモンスター同士の距離が離れてるので各個撃破し易い
それに
モンスターの鎌は確かに早いし、
リーチもよく伸びるが、、、
直人「軌道のバリエーションが少ないから
クセを掴めば、容易い相手だ!!」
やや小さめな毒鎌黒蟲にターゲットを絞ると、1度、大きめ毒鎌黒蟲との間に小さめ毒鎌黒蟲を挟む様に移動し、
直人の動きにやや見失い気味のモンスター達を他所に、小さめ毒鎌黒蟲との距離を詰め、
小さめの毒鎌黒蟲が僅かに反応し、鋭く切り裂こうとするも、
あっさり躱し、加速した勢いのまま、モンスターの胸辺りに突きを放つ
ズバンッッ!!
衝撃波を生んだ拳はモンスターを上下に別れ、
一瞬で決着が着いた
上下に別れた上半分が地面に着く前に、直人は2匹目に向かい、大きめ毒鎌黒蟲もまた
その鋭い4本の鎌で直人目掛けて攻撃していた、
スローで進む世界の中で直人は自分に向かって来る
4枚の鎌を1枚1枚丁寧に鎌の平らな部分に手刀を滑らせながら切り落とす。
リアル時間に戻り、大きめ毒鎌黒蟲は、攻撃して戻ってきた自分の足の鎌が4本とも無い事に気付いたのは、いつの間にか上空を飛んでいて、十数メートル下で下半身だけとなり横たわる自分の身体と足を確認した時であった。
昨日の苦戦が、嘘の様に2匹を秒殺した直人
自分が強くなった事を実感すると共に、苦戦した記憶があったので、少し調子に乗って加減を間違えた動きをしてしまったと思ったが、意外とまだ服が大丈夫そうな事に安心した。
直人「大丈夫そうだな、、良かった」
シュワァン、、ファン
リズが外に出てきたと思ったら直人の周りを回り出す
直人「ん?リズどうした?」
リズは直人の顔の前まで来ると自分のオデコを右手で押さえながら神妙な顔で
リズ「マスター、、
ズボンのお尻部分が破けました」
直人「なっ!?ナニィィ!?」
咄嗟に両手をお尻に当てズボンを確かめると、お尻の割れ目付近が縦に10センチ程裂けていた
直人「くっ!まだ、ボス一体目しか
倒してないのに
ここで【ズボン】にダメージを受けたのは
痛い、、、そうだリズ!
さっきまで倒した
モンスターの中でズボンを作れば」
リズ「申し訳ありません、一体目ボスは、
高級な絨毯になりますが、
装備には向いてません、
回転したモンスターは石寄りの素材なので
装備には向いてません
三つ目モンスターは論外、
先程の毒鎌黒蟲も、収縮性
に問題あるので作れません
このまま
履けなくなるまで着用するより
私はここで脱ぐ事を推奨します」
直人「なっ!そんな、、元気印の僕っ子キャラ
みたいな短パンで戦闘とか、、
いや、そんな事言ってる
場合でもないか、、」
リズに周囲を警戒してもらい、ため息をつきながらズボンを脱いで、アイテムボックスに収納する
そこには、ブーツを履き、レザーのショートパンツ、レザーノースリーブの上に胸当てしてるマッチョなイケメン
直人「幸いかどうか分からんが、
足に毛が無いから
意外と見た目が
見苦しく無いのが救いか、、」
シュキン、、ジュボッ、、すぅぅ、ふぅぅ、、、
直人「落ち着くなぁ、、ラグジュアリースモーク
素晴らしい、、リズさんや、このまま
進めば良いのかな?」
周りを警戒していたリズは直人に顔を向けると
リズ「肯定します、この進路のまま3キロ程進めば
次のボスに着きます、
進路上に他のモンスター
の姿が、、、岩頭牛が数体いますが
それくらいですね」
直人「了解!んじゃ、
リズは1度ルームで待機してくれ
道案内よろしく頼む!」
リズ「はい、御武運を」
リズがルームに戻るのを確認後、ボスに向かい
加減しながら駆けて行った。
進路上に6匹程岩頭牛を瞬殺し、ボスの姿が見えてきた、次の相手は、、
直人「うわぁ、、
コレまたデカくて厳つい奴だな」
ボスまで100メートルの位置まで来てその姿を減速しながら観察する。
5メートルはありそうな巨大なサソリの頭部から
2メートルはありそうな上半身だけ生えてる毒鎌黒蟲
恐らく進化した姿だと思うが、毒鎌黒蟲は単体で
RANK3だったので、確実にRANK4はありそうだ。
直人(RANK3しか出ないはずなのに張り切り過ぎだろうが!その張り切りを装備に回してくれ!)
理不尽なダンジョンの思いに悪態を吐きつつ、ボスに向かって加速するとボスモンスターもサソリのハサミを2本持つ下半身と、更に強力になったであろう見た目をした4本の鎌を広げ、威嚇しながら咆哮した
ガアアアアアァァァ!!!
直人「っつ、、、流石熊とは違うな!」
殺気を纏う咆哮を受け
今の自分と同格以上であると、その瞬間に理解した。
直人「ふぅぅ、、、加減は無理だな、、全力で
やらねば勝てない相手だわ、、、」
残り50メートル付近を切れば襲い掛かってくるのが感覚的に理解出来た、なので、その手前で、リズに問いかける
直人「リズさんや、
防具の心配は出来そうに無いわ
全力でやるからアレ吸って良いかい?」
リズ《マスターの判断に賛同します。御武運を》
直人「ありがとさん、初だな戦意向上の
ラグジュアリースモークは、、、、」
シュキン、、、ジュボッ、、、スゥゥゥ、ふぅぅ、、
迷いや恐怖が打ち消され
身体の奥から熱いものが湧き出る様な感覚
次第に集中力を増していく
ここから先はステータスで勝ってた相手では無い
命の危機がある同格相手
スゥゥゥ、、、ふぅぅ、、、
最後まで吸い終わるとピンッと指で弾き、落ちてきた吸殻をジャブでパンッと鳴った音とももに粒子状に粉砕した。
戦意は最高潮にまで高まった。
直人「待たせたな、、、
全力持って殲滅する!!」
ズドンッッ!!
数十メートルあった距離を一気に縮め、ボスモンスターへと肉薄した。
一見不格好なサソリカマキリであるが、2本あるハサミも4本の鎌も一撃必殺の脅威があり、リーチも長い
長距離からは4本の鎌が襲いかかり、懐に入ろうとすると巨大なハサミが中距離から攻撃してくる
極限の集中力
今までは止まって見えてたモンスター
しかし、このボスは僅かにスピード、器用さが低いから現在も鎌を弾いたり、避けたりしながら時には、
カウンターを狙ったりもしているが、
一向に懐に飛び込めないでいた
その原因は単純に、
リーチが違い過ぎる
互角であるならば、リーチ、手数共に多い方が断然有利なのは当然ではあるが、
直人(このままではジリ貧だな、、)
そんな事を考えた瞬間。
リズ《マスター!!上です!!》
直人「なっ!?グッ!?」
咄嗟にから体を回転させ、上から迫る何かの攻撃を凌げたが、モンスターの攻撃の威力が強すぎた為、
十数メートル以上も弾き飛ばされてしまった。
威力を軽減させたはずの左肩が裂けて流血していた、
直人は瞬時にその場から飛び退くと、アイテムボックスから中級ポーションを出し傷口に振りかけた。
直人「っつう、、ってぇなぁ、、
なんだ今のは?」
リズ《どうやらボスモンスターの尻尾の様です!
死角から攻撃してくるので、
反応が遅れました、、
申し訳ありません》
直人「いや、戦闘中はなるべく
俺に任せてくれているからな、、
リズのせいじゃないさ、俺の油断だ」
リズ《どうしますか?》
恐らくリズは撤退を指示したいのであろう、しかしこうやって俺の意思を聞いてくる
身を案じる自身の気持ちより、マスターである俺の意思を尊重してる
なら、弱気な所は見せたくないよな、、、
今更かもしれんが、、、
俺にも意地がある、、
幸い、尻尾を凌げたのは大きい
アレは恐らく必殺の攻撃だった筈、、、
ならば、後は、それを想定した上で、冷静に捌き続けて、動きを見切れる様になるまで繰り返せば良い
後は覚悟するのみ
リズ《マスター?》
直人「このまま続けさせてくれ、、リズ」
リズ《もう少し周辺のモンスターを
討伐してからでも
遅くは無いと思いますが、、、》
直人「あぁ、今の力で奴を倒したいんだ」
リズ《なぜ、、ですか?》
直人「絶望的な戦力差あるわけじゃ無い
勝機は既に見出してる
後はそれを実行するだけだ
それに、、油断して、傷受けて、
撤退するのは、、、
ダサいだろ?」
リズ《ふふ、、では、マスターのカッコイイ所
見せて頂けますか?》
直人「ああ!!もちろんだ!」
あの生真面目なリズが初めて笑ってカッコイイ所見せてくれと言う。
そう言われて熱くならない男子は居るか?
直人(いねぇよ!)
ならばやる事は一つ。
直人(勝つだけだ!!)
力強く自分に喝を入れ駆け出した直人
一歩も動かず迎え撃つボスモンスター
両者は再び激突する
4つの鎌が前後左右から繰り出される緩急をつけ、
巧みな攻撃
目で追うな!
全体を見ろ!
五感で感じろ!
研ぎ澄まされた感覚がそう訴えてかけてるようであった。
感覚に従い
目だけに頼らず体全体で感じることに意識を向けると、空間を感じ取り、視野が広かった、、、その時、読めなかった軌道が見え始める
直人(なるほど、
空間の奪い合い、
テリトリーを支配する
その先に攻撃がある)
一つ一つの空間を己のモノとする、すると、攻撃ではなく、相手の意思が見えてきた、いや、感じると言った方が良い。
モンスターの意思
考えもしなかったが、
モンスターにも意思があり
明確な意思によって生まれる攻撃
無駄が無くどこまでも純粋な【殺意】
その意思が行動を生ませるのなら
それを感じ
理解すると
直人(ここだな、次はここ、そしてこう)
次々と繰り出される攻撃を、受ける事も、弾く事も
必要無くなった。
嵐の様な斬撃の中を、ただ歩く
擦りもしない攻撃を続けるモンスターは
やがて目の前に来た敵対者に対し
全ての武器を総動員し、
7つの攻撃を一点に集中した直後
一瞬の静寂が生まれた。
直後ボスモンスターは総攻撃した姿勢のまま
頭部の中心から線が入り
徐々に二つに分かれ始め
ズッ、ズゥゥゥン、、、
左右にその体を両断された状態で沈黙した。
直人は2つに分かれてる中心で手刀を振り下ろした
姿勢のまま残心を取っていたが、やがて構えを解くと
モンスターに一礼した。
一礼した理由は自分でもよく分からない
ただ、何となく、そうしなければならない気がした。
その後、ボスモンスターをアイテムボックスに収納し、討伐後に現れた転移陣を眺めながら相棒に問いかけた。
直人「どうだった?リズ?」
シュワァン、、ファン、、
外に顕現したリズは直人の周りを一周すると満面の笑みを浮かべて
リズ「カッコよかったです!流石マスター!!」
その言葉に自然と笑顔になる
直人「はは、、ありがとう、、まぁ、でも、
ブーツも胸当てもボロボロだけどな、、
レザー下着もだいぶヤバイしなぁ」
RANK4レベルの戦闘にRANK2程度の強度では耐えられる筈もなくRANK3の素材で作ったレザーシリーズも
所々亀裂が入っていた。
流石にコレ以上の戦闘は継続不可能と判断し、出現した転移陣で入り口まで戻り、そのまま冒険者ギルド
に転移した。
冒険者ギルドにて
もはや慣れてきた作業を先ずはこなす
解体屋に行き、討伐モンスターを次々出して行き
出し終わったら
クエスト完了
すると討伐モンスター
の明細が表示される。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
三つ目狼
討伐報酬1,500G×4=6000G
魔石 500G×4=2,000G
毛皮 500G×4=2,000G
解体費用−4,000G
合計6,000G
三つ目狼ボス
討伐報酬10万G
魔石 1万G
毛皮 2万G
爪&牙 1万7,500G
解体費用−1,000G
合計14万6,500G
岩頭牛
討伐報酬3,000×6=1万8,000G
魔石 1,000×6=6,000G
肉 5万×6=30万G
解体費用−6,000G
合計31万8,000G
毒鎌黒蟲×2
討伐報酬11万G
魔石 2万G
鎌 4万G
解体費用−2,000G
合計33万8,000G
岩球亀
討伐報酬8万×4=32万G
魔石1万5,000×4=6万G
甲羅 1万×4=4万G
解体費用−4,000G
合計41万6,000G
ヌシ(クマ)
討伐報酬100万G
魔石 25万G
毛皮 100万G
牙&爪 5万G
肉 200万G
解体費用−1,000G
合計429万9,000G
漆黒鎌王
討伐報酬500万G
魔石 100万G
鎌20万×4=80万G
鋏30万×2=60万G
槍尾 50万G
解体費用−1,000G
合計789万9000G
ギルドカード入金額
1474万1,000G
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ナオト ミカゼ
ーRANK 3ーー
所属ギルド
ーFreeー
守護神
ー我ー
加護
ーリズー
攻略ダンジョン
所持金1531万100G
ーーーーーーーーーーーー
直人「おお、、、
元の世界では見たことない金額、、
使い道無いけどなぁ、、
宿泊、飯代タダだし
ってか、、、腹減ったわ」
リズ「そうですね!今日はRANKの高い
モンスターとの戦闘だったので、
ステータスがかなり強化されると
思います!ギルドランクも上がりましたし
ご飯を食べて、湯船に浸かり、宿屋にある
バスローブに着替えて就寝しましょう」
直人「あぁ、眠いし、腹減ったし
何かクタクタだなぁ、、、、」
ふらふらしながら、時折リズに頭を支えて貰いながら、食堂で爆食いし、お風呂も湯船で寝そうになったのをリズに叩き起こされ、どうにかバスローブに着替えると、高級ベッドに倒れ込んだまま爆睡しだした。
リズ「マスターお疲れ様でした
本当に凄いです、、、、
あのフィールドに居るモンスターは
実は、、」
意識が沈む瞬間、リズが何か言ってた気がしたが、、
そんな事気にならない位強烈な睡魔に襲われ、、、、意識が沈んだ。
つづく
戦闘は難しいので
ちゃんと出来てないと思いますが
勘弁して下さい。
ここまで読んで頂きありがとうございます!
(*´ω`*)




