これからも歩める深い道
出来る事は決まっているがアンドレアス相手に殻に籠もったままで勝てるとは思えない。だから欲張らなければいけない。
「立った所で意味はない」
アンドレアスには相変わらず一瞬で懐に入られる。そして放たれた正拳突きだが突き出された拳は空を切る。アンドレアスは僕の胸の部分を中心に狙い正拳突きを放っているが、ここで問題なのが僕の背は140cm未満だという事だ。必然的に打ち下ろし気味になる拳の軌道、アンドレアスの身長は180cmを超えている、いくら腰を落としているといっても40cmの差は攻撃は当てにくいだろう。それでもまだ顔面を狙えば多少はマシなのだろうが、首で衝撃を逃されるのを嫌っているのか、打ちにくくても体の中心部分から狙いを外さない。そしてこの身長差こそが唯一の突破点、必要なのは前に出る勇気だけだ。
拳の下をくぐり抜けアンドレアスの腹部を殴り吹き飛ばす。2メートルという短い距離だが攻守を変えるならこの程度の距離で十分だ。そう普通の相手なら。
(忘れていないさ、忘れては)
次の瞬間にはアンドレアスはすでに僕の懐の中に入る。そもそもアンドレアスの攻撃には特別な物はない。 体力を多く消費する少年心掴む大技などは存在せず、アンドレアスからしたら技とは言えない通常攻撃を放っているだけで相手は倒れていく。
アンドレアスの左右の拳を使ったコンビネーションを剣で辛うじて防ぐが意識外からの回し蹴りで後方に吹き飛ばされる。剣を滑り込ませる事で回し蹴りのダメージを最低限に抑えたが着地で姿勢が崩れた。その隙をアンドレアスが見逃す事はない。一息でこちらに詰め寄ると再び拳の連打、受け止めるだけで精一杯、意識していることなど足をもつれさせないようにするくらいだ。
「っつ」
それでも勝つためにもう一歩前に踏み出さなければいけない。完全に回避するのではなく掠らせる。体の動きをブレさせない程度の攻撃ならこの際受けよう。結果少しの余裕が生まれアンドレアスの腹部にほんの僅かな回数だが斬撃を入れる事ができた。薄く薄くしかし確実に削り、それにアンドレアスも気付いたのだろう、また動きを変える。
アンドレアスの動きの変化それを言葉にするのは簡単だ。そう彼は捨て身になったのだ。刃が通らないほど固い男が捨て身の攻撃を仕掛けてくる。流石にそれを防ぐ手段はなくアンドレアスの拳は再び僕の腹部に突き刺さる。
エクスポーションの2つ飲みはそれほど大きな回復を体に与えてくれなかったようで、再び口から吐血する。だが今度は倒れない。今回は予想外がなかったから耐えられた。それでもすぐには動けないほどの衝撃が腹の中で爆ぜたのだ、左右の連打が顔を襲うと一撃一撃くらう毎に体が宙に浮かぶ。そしてアンドレアスからしたらトドメの一撃だったのだろう。右拳を下に持っていき少し溜めの後にアッパーを放つ。
だがその僅かな溜を待っていた。剣をその場に投げ捨てると腰袋から投げナイフを取り出す。そして投げナイフを構え宙を蹴り、アンドレアスの懐に飛び込む。そして先程から狙い続けた腹部に突き立てた。
「ぐぅぅぅぅぅ」
初めて出したアンドレアスの悲鳴。それはそうだ、なんせこのナイフは魔法で熱してあるのだから。固い物の形を変えるにはどうすればいいのかは鍛冶師の僕は理解している。そう熱を与え溶かせばいいのだ。約1500度に熱せられたナイフがアンドレアスの腹部を焼き溶かしながら僅かにその刃が肉体の奥に進んでいく。アンドレアスは痛みに耐えながらも左の拳を振るう。今までよりキレのない一撃、後方に飛び一旦アンドレアスから離れ安全圏に逃れた。
確かにアンドレアスへの傷は浅いがそれでも目に見える傷をつけた。それに喜んでしまっていること事態が本当はアンドレアスに勝つ気がないことを示している。
膝を着いたアンドレアスだがその数秒が何事もなかったかのように立ち上がる。その目には感情は宿っていない。冷静に周囲を観察し、冷徹に僕に意識を向けている。なるほどこれが真の武人か、叶わないな。
「はぁはぁ」
「……」
「おい、ガキ見ろこれを」
今まで隠れていたグレゴリが突如声を荒げてきた。その手には何か丸い装置が握られている。グレゴリが何かをしていると察したアンドレアスは一度手を下ろし、僕もそれに習い、手に持ったアンドレアスから離れた際に拾い直した土塊の剣を下げる。
「このボタンを押せば5分後に生命吸収装置はフル稼働状態になる。そうすれば目覚めるのだ、俺が作った最高傑作の魔獣が、そしてその魔獣が王都を蹂躙する」
グレゴリの言っている事が真実なのかはわからない。最低限の狙いとして僕を焦らせアンドレアスの援護をしたいのだろう。
「グレゴリって言ったっけ、ありがとう」
「は?」
僕は心の何処かでアンドレアスと戦うのに消極的だった。グレゴリの発言があるまでは彼らをここに引き付けておけばアスタルテさんが儀式の核を壊し奴らの企みは潰えた。簡単な作業だ、普段からの鍛錬と同じ粘りつずければいい、それだけだと言い聞かせていた。
どうやら僕は物事の結果を優先しその後は周りの人達、最後に自分のやりたいこと、っと言うように己の優先度が低い我慢強い性格のようだ。だが今グレゴリのおかげでやりたい事とやらなくてはいけない事が一致した。
グレゴリという男が言った最高傑作の魔獣が目覚めるだったか。恐らくだけどもう魔獣が目覚めを防ぐことは無理だろう。こういうマッドサイエンティストは大抵小賢しい連中だ。多分魔獣を目覚めさせる分のエネルギーはすでに蓄え用意してある。今吸われている生命力は時間稼ぎの為に王都へばら撒いている魔獣の制作とグレゴリお手製の最高傑作が成長するための養分にでもしているのだろう。
だからこそ僕はここでアンドレアスを倒しグレゴリを拘束し、その魔獣の目覚めを防がなければいけない。魔獣が目覚めれば戦いの余波で王都は破壊される。恐らく討伐は可能だろう、でも復興にどれだけ時間が掛かるか、そしてその被害には戦う手段のない一般人も含まれる。
ここまで来て僕はようやく戦う意味が貰える。ようやく戦闘用のスイッチが入る。
「モグごめん」
そう言って魔法で作った土塊の剣を床に落とし代わりに先程アンドレアスに折られた剣を鞘から抜く。やはり本気で戦うのなら魔法で作られた物よりは職人が作った剣の方が良い。
「さて行くか」
ある意味この戦いで初めてアンドレアスに真っ向勝負を挑む。懐にあっさりと入れたのは互いに前進していたからだ。額がくっつきそうになるまで互いに接近しそこから超近距離の戦いが始まった。アンドレアスが放つコンパクトに振り抜かれた拳を脇腹に受ける。肋が砕けた感触がしたが精神力でその一撃に耐え、右手で持った折れた剣をアンドレアスの腹部にある焼かれた傷に突き刺し、そして左手に持っている熱したナイフはアンドレアスの顎下に突き刺した。
ナイフは残念ながら顎の下を貫通していない。火花を散らしながらも皮膚は貫けずその場に留まっている。だがアンドレアスにも何かしらの刺激があるようで脇腹に突き刺さっている拳から力が僅かに抜けた。
だがそれも一瞬、次の瞬間アンドレアスの拳が力を取り戻し再び脇腹を強く撃ち抜く。
恐ろしい程の膂力にその場で耐える事が出来ずに後方に吹き飛ばされる。そして着地すると同時にあまりの脇腹の痛さに一瞬蹲ってしまった。だがそれはアンドレアスも同じようでその場で息を乱し、大粒の汗がその顔に着いていた。
(来るか)
アンドレアスは距離があるのに拳を構える。先程と同じように接近し必殺の一撃を放つつもりか、そう僕は考えていた。だが結果は違う、アンドレアスは距離を詰めずにその場で正拳突きした。僕は振動や波を使って魔法を使い情報を集めている、そういう意味では触覚が普通の人より少し発達していた。だからこそ気付けたのだろう。アンドレアスが放った風の砲弾に。
今まで使ってこなかった遠距離攻撃、蹲っていたので回避は間に合わない。立ち上がり両足で地面踏みつけ腕を前面でクロスさせ防御する。意外な事に威力は弱い、だが風の砲弾の優れた点はその弾速の速さとそして相手を後方に吹き飛ばす体勢を崩す能力。相手の体を優しく宙に浮かせ……。
「まずい」
アンドレアスは風の砲弾で宙に浮かした僕に接近し拳を振りかざす。今度は胸など狙っていない。 自分の最高の一撃をただ相手に打ち込むそれだけしか考えていない。そしてアンドレアスの拳は僕がガードしていた腕を払い除け顔面を打ち抜いた。
垂直に飛び壁に激突する。何十メートル吹き飛ばされた? 打ちどころは悪い、後頭部からそのまま壁に激突した。死んだ? 生きてる? そんな事はどうでもいい。アンドレアスは相変わらず拳を構えたままだ。
周囲の状況が何故わかっているかって? そりゃ、剣を離してないからだ。
「うわぁぁぁ」
僕は怯えるように魔法で熱したナイフを片手で投げ続ける。勿論これは演技だ、この場でこれに引っかかるのはグレゴリ位だろう。
「よし、いけアンドレアスっひ」
「はぁ、っち」
アンドレアスはわかりやすくため息と舌打ちをする。まだ勝負が決まっていない、それなのにグレゴリはアンドレアスの有利と見るや表に出てきた。おかげでアンドレアスはせっかく作った必勝の形を捨てグレゴリを守るため前に出ざる追えない。
「だがな奇襲も見せ過ぎれば慣れられる」
アンドレアスは先程の僕と同じように腕を前にクロスさせ突撃をしてくる。熱してあるとはいえ所詮は投げナイフ、アンドレアスが全力で固めた肉体を打ち崩せるほどの威力はない。
アンドレアスが距離を詰める絶対絶命の状況で僕の集中力は高まり始めていた。今までよりも周囲の光景はスローに見え、今までの疲労を忘れたように脳が軽い。そして手と剣が一体化したような感覚に呑まれる。
アンドレアスが距離を詰め拳を振るう、その一撃を躱したと同時に煙玉を再び落とし姿を隠す。
「またそれか? ……なんだ、粉? また投げナイフか懲りないーー」
先程と同じく姿を消しナイフを囮に攻める、そうアンドレアスは考えていた。だがその考えに陥っていた時点で彼の負けは決まっていた。今回の煙玉は妙に粉っぽかった。そしてそこには熱したナイフとそれを弾き火花を生み出す固い物体。アンドレアスが右手で熱したナイフを防いだ瞬間その周囲に爆発が起きた。
「なんだ、この爆発はーー、まさかコイツ自爆覚悟か」
爆発ではアンドレアスを仕留められないそんな事は知っている、だから。爆発の波が消えかける前にロストはアンドレアスの脇腹に鞘を振るった。爆風に指向性を持たせる事は可能だが流石にこの至近距離では完全には防げない。でもアンドレアスを仕留めるにはこの痛みを堪える事でしかチャンスを生み出す事は出来なかった。
ロストが鞘を振るいアンドレアスの脇腹に命中すると同時に突風が巻き起こった。砕ける鞘がその一撃の重さを示し、無傷のアンドレアスが力の差を示す。だがロストにはもう1つ威力を示す物があった、それは衝撃。アンドレアスは鞘の一撃を受け体が僅かに浮く、それに合わさるように風が巻き上がりアンドレアスを空中に攫っていった。
ただアンドレアスが空中に吹き飛ばされたとはいえ戦線の離脱程の距離ではない。それに彼らは今壁際で戦っている。例えアンドレアスが着地する前にグレゴリを狙おうと走りだしても風の砲弾により後方から撃ち抜かれその剣が届く事はないだろう。
この状況どう考えてもアンドレアスの勝ちは揺るがない、そのはずなのだがアンドレアスは今日一番のプレッシャーを感じていた。少年が下でアンドレアスを待つ、ただそれだけの筈なのに怖くて溜まらない。体はボロボロの筈なのに、緊張で体が固まり呼吸が粗くなるはずなのに下で陣取っている少年は穏やかな呼吸と剣を振るうための最適な力の抜き方でアンドレアスを待っている。剣を動かすだけでも美しいその姿に恐怖を覚え、ロストの一撃ではまともな傷を付けられていない事を忘れアンドレアスは足が着いていない状況で拳を放ってしまった。ロストは上段で剣を構えアンドレアスを向かい打つ、そう彼は思っていた。アンドレアスの拳はロストの体の中心を捕らえる、だがロストは動かない。ロストは剣を振っていなかった。アンドレアスの攻撃を体で受け止めその場で感情を一切込めない目で彼を見つめる。
この状況は奥義の成立を意味していた。先程は失敗した奥義不動の成立を。そしてロストは剣を振り下ろす。だが流石はアンドレアスだ、自分の状態を理解しすぐさま両腕を前に防御の体勢を取る。体全体に掛けていた防御魔法をすべて両腕に集約、守りの姿勢は完璧に取っていた。不動は確かに決まったがその熟練度の甘さ故に相手に防御をさせてしまった。これに関してはアンドレアスが優れているだけなのでしょうがないが、正直言うとロストにはそれほど関係ないと思われる、何故なら彼には。
斬れないものは存在しないから。
アンドレアスは自分の幸運に感謝をした。彼が生き残った理由は剣の長さ。己が剣を折ったおかげで剣の間合いが足りずに彼の命にまでは届かなかった。アンドレアスは自身の全てを掛けた防御を破られ己の腕は今地面に落ちた。そこまでがアンドレアスに見えていた景色だ。だがロストには別の物が見えていた。
(やばい、どうする間に合わない)
アンドレアスの背中にいるグレゴリが何かの機械を押そうとしていた。恐らくアンドレアスが負けそうになっていると考えグレゴリは自分の命を守るために何かをしょうとしている。考えられる可能性は幾つかあるがそんな事考える余裕はない。
本当に手段が何もないのだ。投げナイフは使い切った。走った所で間に合わない。剣を振るった勢いを使い体でウインドカッターを放つか? いやグレゴリの位置まで魔法は届かない。
(無理だ)
そう心が諦めそうになった時声が聞こえた。
こっちだよ
その声の正体は知っている。この世で最も信頼できる存在からの啓示、武器の声だ。ならもう迷うものか。剣を振るった勢いを殺さないように体を捻り一回転し風を掴む。そのままアンドレアスを避けるように魔法を斬撃に乗せ放った。
「な」
その斬撃はグレゴリが装置を持っていた手を斬り落とし、後ろで捕らわれてた冒険者の試験管を破壊する。
そこで僕は笑みを浮かべる。そうここで僕とアンドレアスとの勝負は決着した。
そう僕の負けだ。
アンドレアスは肘から先の両腕を斬られただけ。そしてこんな至近距離でアンドレアスを無視して攻撃をしてしまったら? 頭部に強い衝撃が奔る。流石にもう耐える力は残っていない。そのまま地面に倒れ伏し意識を失う。
だが最後に目に映る光景は鮮明に覚えている。開放される冒険者達、目覚める魔獣、そして駆けつけたアスタルテさん達。斬り落とされた腕を脇に抱えグレゴリを背負うとこの場から転移するアンドレアス、全てが混雑したこの状況に手を伸ばしながら後悔を胸に秘める。
また何も出来なかったと。
*
王都の騒動から1週間が経った。幸運な事に街は目覚めた魔物に破壊される事はなかった。なにせ僕が目を瞑ったあの場には王都の全戦力が集まっていたのだ。不完全に目覚めた魔物はそのまま王都の冒険者や兵士達によってその場で討伐。最小限の被害で守ることは出来た。
そして今の僕の現在だが車椅子に乗せられ療養を命じられていた。最終的に僕のレガリアのレベルは70を超えていた。レベル70は死亡粋、普通なら魔素中毒で死んでいた筈だがそれを守ったのは僕の魔素適応障害だった。魔素との相性が悪すぎて魔素が肉体に与える影響が抑えられ生き残る事が出来たと言うわけだ。ただ代償を支払う羽目になった。
「ロスト、大人しくしていますか? 飲み物を持ってきましたよ」
「ありがとうございますルシアさん……あ、ごめんなさい」
飲み物を持とうとしたその時、手が痙攣しコップを落としてしまう。これが僕の魔素中毒の後遺症だ。痙攣が起きる場所は手だけではない。足や体の内側、体の全身が突然痙攣を起こす事もある。だが覚悟はしていたから別になんてことはない。
「左目の方はもう少ししてから眼帯を取りましょうか」
「はい」
良いことがあるとすれば魔素中毒に冒された左目が魔眼になった事だ。目の色が代わったりするわけではないらしいが、ま頑張ったご褒美程度には考えて置くことにするよ。
「少し外に出ましょうか」
「あのルシアさん、そこまで世話を掛けなくても大丈夫だよ。ほら一応起きれるんだし……すいません」
ギロリとルシアさんに睨まれその眼光の圧に負け敗北宣言をする。まぁ彼女には怒られてもしょうがない事をしたのだから、大人しく怒られておこう。やってはいけないと言われたマナの同時使用、ポーション慣れのと魔素中毒の影響で体が衰弱しきっている状態では手術が出来ず延命措置を使い体力が回復するまで時間を稼ぎ、ギリギリの中での手術の敢行。生死の境を一昨日までずっと彷徨っていた。
それでも後悔したことなど一度たりともない。僕は自分にやれる事をしてそして生き残った。確かに後悔が残る結果であったのは事実だ、それでも恥じることはない。僕は今、己を誇りに思っている。だから明日に向かってまた希望を持って生き続けられる。
この命尽きるまで。
そして少年は造形の時間は終える。
これで4章は終了です。
4章は主人公のまとめの意味合いが強くて、実は戦う動機が弱いという少し問題のある章だったのですが、まぁ次からの話しを考えるとここくらいでしか強くなりましたという一旦の証明をする場所がなかったんですよね。
後一部自体が主人公の成長に極ぶりしている構成なので他のキャラにスポットを当てられなかったといのが反省点ですね。ただ次の部はそういう事はないです。
相変わらずタイトルを迷いまくっている主なのでこれからも変えて行きますが、お話自体は今後も書いていきます。2部はそれ程待たせずに書いていきます。僕も書くの楽しみなので、えへへ。
では皆さん、次は舞台が変わり大陸中部の国の1つである、ルベリオ王国でのお話です。主人公は変わりませんよ。
2部、救うという事に傲慢あってはいけない、で会いましょう。
追記キャライベみたいな物を別の枠で書くかも知れないです、それも文の改善が一段落突いてからなのでゆっくりお待ちしていただけるとありがたいです。




