表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生人語  作者: 岩田 ヒロ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

29/59

転生人語 #029 ―身の丈なんて、知らん顔でいい―

「出る杭は打たれる」と昔から言われ、若者たちはいつもそれに抗ってきた。ここにも一人、もがく若者がいる。


 ***


「身の丈にあったこと考えろ」

 たまに言われる。


「あんな美人、お前のこと相手にするわけないだろ。もっと身の丈にあった女の子を探せよ。あの子は高嶺の花なんだ」

 可愛い女の子と付き合ってみたいだけなのに。


「なんでそんな高い店で飲んだの? いくら金あっても足りなくなるぞ。もっと身の丈にあった遊び方しないと破産する」

 高いお酒を一度飲んでみたかっただけだ。


「お前の企画書、面白いけど投資額が高すぎる。他の人と同じくらいに抑えないと選ばれないよ。もっと身の丈にあった企画を出せ」

 そんな小さな投資で他社に勝とうなんて、逆に甘いと思う。


「お前、あの会議でよくあんなこと発言したな。思いっきりスルーされてたぞ。もっと身の丈にあった発言しないと、空気読めないやつって言われるよ」

 間違っていると思ったから言っただけだ。あのタイミングで言わなきゃいけないと、直感が動いた。


 身の丈を意識しない僕が悪いのか。


 ***


 そもそも、わしは空気を読まない人が好きだ。これまでのお約束みたいなものを壊してくれるからだ。


 そして、そんな発言が想定したシナリオと違う結果を生む瞬間が、一番おもしろい。


 AIなんかにはできないことだ。身の丈を超えて行動する若者が増えたら、世の中もっとおもしろくなる。


読んで頂き、ありがとうございます。

気に入って頂けたら、ブックマークや評価をもらえると嬉しいです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ