4話 私が初めてなのですね?
・・・なんか
・・・気恥ずかしいですね
放課後 下校中 夕暮れ
アライヴ「・・・・・あれだけの感情を
・・・見せたあとなので
メッセ「そう思うのも
仕方ないよな」
アライヴ「・・・なぜ
・・・メッセは
・・・私を
・・・否定しないのですか?
メッセ「なぜって?」
アライヴ「人の事を
”クソヤロー”って言う
女の子
・・・普通に嫌でしょ?
メッセ「・・・・・
事情があるのだろ?
アライヴ「・・・・・」
メッセ「人を
クソヤローって
呼びたくなる事情が
アライヴ「・・・・・・メッセ?
・・・好きになっても
・・・いいですか?
メッセ「急に
どうした?」
アライヴ「・・・・だって
・・・否定しないで
・・・受け入れてくれて
・・・理解してくれる
アライヴ「・・・・・そんなの
・・・好きになるに
・・・決まってるじゃないですか?
メッセ「俺は
クソヤローに
言いたい事を言う
クソヤローだけど?」
アライヴ「それは
私と同じですね?」
メッセ「・・・・・
・・・どうしようかな
アライヴ「・・・・・迷惑でしたか?」
メッセ「・・・そうじゃなくて
俺も貴女を
気にしていた
アライヴ「・・・・・え?」
メッセ「なんで
アライヴには
心が黒く見えないんだろうなって
アライヴ「・・・・・・・」
メッセ「・・・・・気にしてたら
・・・ずっと
・・・アライヴを
・・・考えるようになって
メッセ「・・・・・気づけば
・・・脳内が
・・・貴女で
・・・いっぱいだ
アライヴ「・・・・・
・・・だったら
アライヴ「私たち!!
付き合いませんか!?
メッセ「本当に
言いたい事を
言う性格だな?
アライヴ「えぇ
あなたの前だけの
限定ですけどね?
メッセ「さっきの
ビリアとのやりとりを
見てれば わかる」
アライヴ「・・・・・で
・・・応えは?
メッセ「・・・・・・
・・・付き合うって
・・・どうすればいいんだ?
アライヴ「・・・・・え?」
メッセ「・・・・・したことねえし」
アライヴ「・・・・・私もです
・・・付き合うって
・・・どうすれば
・・・良いのでしょうね?
アライヴ「・・・・・ただ
・・・喜んでも
・・・いいですか?
・・・なんでだよ?
アライヴ「・・・・・だって
あなたは
他の女の子と
お付き合いしたことがない
アライヴ「私が
初めてなのですね?
メッセ「まだ応え
返してないが?」
アライヴ「・・・・・なんか
・・・応え
・・・わかったような
・・・気がする?
メッセ「・・・・・」
アライヴ「・・・・・なんとなくですが」
メッセ「・・・・・そうだな
女の子との
付き合い方が
わからない男の子で
良ければ
メッセ「お付き合い
しましょうか?
帰り道
アライヴ「私は
こっちなので
・・・名残惜しいです
メッセ「また
明日には逢えるだろ?」
アライヴ「はやく夜が朝になって
明日になることを願います」
メッセ「詩人か?」
アライヴ「・・・あ!
・・・連絡先!!
・・・交換しましょう!?
帰宅
アリィ「・・・・・・・あれ?」
メッセ「ただいま母さん
体調は どう?」
アリィ「・・・・・」
アリィ「・・・・・お前って
・・・そんな笑顔
・・・できるんだね?
メッセ「・・・・・
・・・え!?
メッセ「・・・俺って
・・・笑ってたのか?
アリィ「・・・・・お母さん
・・・安心しちゃった
アリィ「そんな
うれしそうな笑顔ができる
息子を見て」
メッセ「・・・・・
・・・今から
・・・晩御飯
・・・作るから
フライパンで
野菜炒めを作る
メッセ「・・・・・俺って
・・・笑ってたのか?
メッセ「・・・・・人に
・・・絶望してた
・・・はずなのに
メッセ「・・・・・アライヴ?
・・・貴女のせいか?




