表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
地上10センチから世界を征する 剛腕の左のアンダースロー  作者: 伊藤ライリー
メジャーリーグ編
PR
74/304

第74話:東京とハワイで、兄弟で合宿だ

1年目とはまた異なる伝説のシーズンを送った橘周のシーズンオフ

メジャーリーグの2年間を驚愕の成績で終えた、左のアンダースロー橘周は、11月の休養、表彰、CM撮影等が一段落して、日本に帰国した。


日本ではまず、都内の施設で体幹強化中心のトレーニングをした。傍らにはトレーナー高井と弟の壮太郎もいた。壮太郎は、ベイスターズでの2年目を9勝3敗で終えていた。時々ローテーションを飛ばしながら18回の先発登板をした。3年目の来シーズンはエースとしての活躍が期待されている。


壮太郎「周のメジャー2年間での活躍はとんでもないな?2年で50勝と800三振

    って」

周「自分のレベルとチームの打力や守備力がかみ合ったから、かなりラッキー

  やったな」

壮太郎「それと年収100億超えかーー!ビビるよ(笑)」

周「俺もビビッてるわ(笑)。壮も二十歳で9勝はなかなかやん」

壮太郎「来年は一気に20勝目指す。それと1億。それは無理かーー」

周「20勝じゃなくて、22勝ぐらい目指せよ!最後にチームの協力で20勝だと

  ちょっとイマイチ感が残るけど、21勝以上するとそれが無い」

壮太郎「分かった。そのために投げるボールの質を上げたい」


12月中旬、橘周・壮太郎、高井とドジャースのチームメイトやスタッフ合計10名でハワイに向かった。2週間かけてここでやるのは、あやゆることのレベルアップだ。


周「来シーズンに向けて、投球での強化ポイントは?」

壮太郎「2年でストレートが158キロに上がって、カーブとチェンジアップは

    自信がある。そんでスライダーとツーシームの質を上げたい。できれ

    ばストレートのスピードとキレももうちょい上げたい。周は?」

周「低いところから捻るボールがちょっとしんどいんよね。パワーカーブと

  シンカーね。歳かな?(笑)。だからちょっと試したい球種ががある」

壮太郎「まだ球種増やすんかい?でもまああんな低いところから投げ続ける

    こと自体信じられんから、捻るボールは確かにしんどそうやね」

周「ん、ちょっと待て、お前ストレート158キロ?俺よりずっと早いやんけ!

  抜かされたーー」

壮太郎「いやいやアンダースローの150キロは165キロ相当やから俺も後

    7キロ上げて同じになるんだよ」


ハワイでの2週間は長いから、途中マウイ島とハワイ島にも異動して、球場借りて練習した。ちょっとした観光を兼ねている。もう一つの島カウアイ島は、雨が多いことで有名なので練習はなく、1日観光で訪れた。ちなみにカウアイ島はジュラシックパークの撮影場所で使われたことのある、幻想的な景色が広がっている。本島であるオアフ島だけでなく、行く先々で熱烈歓迎を受けた。特にマウイ島とハワイ島の球場には、相当数の島民も集まったのだ。」


橘周と弟の壮太郎は、お互いに意見交換しながら、握り方を色々と試して、まずまずの成果が得られた。また、兄から弟へ守備や走塁の指導を行った。早く走るコツ、ベースランニングやスライディングの技術なども。壮太郎はこの時に193cmで98キロと、兄より二回り大きい体躯となっていたため、怪我が心配だ。なので守備や走塁のレベルアップは怪我予防もかねていた。


橘周は、自分自身の成功も嬉しいが、弟がエース格になりつつあることが何より嬉しかった。いつかメジャーリーグの同じチームに入れるとさぞ楽しいだろう。


さて、ハワイ合宿を終えて、橘兄弟は、日本に帰国した。


高井は、ここから10日ほど日本の家族と凄し、橘周は、トレーニングとCM撮影等を行い、1月中旬に揃ってアメリカへ戻った。メジャーリーグ3年目も絶頂期を保てるのか?さらに進化するのか?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ