第65話:今シーズン初のピッチングでの偉業と広告収入
左のアンダースロー橘周は、4月前半の不調から、まさかの2打席連続スリーランホームランの離れ業で逆転勝ちしてから、ピッチングでも調子を上げて、5月終わって8勝1敗とハーラートップ(勝ち数で1位)になった。
防御率も2点台前半まで上げてきた。日本時代から5年連続続けた防御率1点台も見えてきた。
しかし、5月はまだ少し体調が完全ではないことから、球数100球以下に抑えてきた。また、全力の高めストレートの割合を減らして、低めのツーシーム、低めと高めのカットボールの割合を上げていた。バッターは、どうしても高めに浮きあがる速球を意識するから、効果的な配球だった。
でもそろそろこのパターンは、慣れられて打たれるタイミングでもある。
案の定6月初旬に決勝ホームランを打たれて2敗目を喫した。
だがしかし、暑さで汗を多目にかく時期になり、体調はほぼ万全になってきた。そして、6月中旬、今年初のピッチングで快挙達成。
9回完封。ランナーはエラーと四球で2人出しながらノーヒット。三振は2回目のメジャータイ記録の20奪三振。昨年の2回のパーフェクトゲーム(完全試合)に続き、20奪三振でのノーヒットノーラン達成!
しかも早くも10勝目。メジャーリーグ2年目も特筆すべき数々の偉業とシーズン成績を成し遂げようとしている。
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ここで、今年の橘周の広告収入の話。
昨年のメジャー1年目で最多勝、防御率1位、奪三振王、勝率1位、MVP、サイヤング賞、ゴールドグラブ賞とタイトルを総なめにし、しかもなんといっても史上初の400奪三振声超え(但し近代野球を除くと513個が最多記録)が非常に高い評価を得ていた。
それとアメリカ産まれ、元ダンサー、元陸上短距離・中距離選手、ボクシング経験等多彩な経験・実績が多くの企業から注目され、昨年途中からオファーが増え続けていた。
ついに年間の広告収入が60億を超えた。これはメジャーリーガーでダントツ1位である。
また、ハリウッドからは、半分本気半分ジョークとして、オファーが増えていたが、それはムービースターとして。
引退後にすぐさまアクション俳優の主演としてデビューして欲しい、シーズンオフを利用して単発で出演して欲しいとかだったりだ。さすがにそれはOKしていないが、橘周本人は、「ドラマで一瞬ちょい役で出るぐらいなら面白そう」と心の中で思っていた(笑)。
今年もメジャーリーグでピカイチの存在で有り続ける




