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第46話

よろしくお願いします。


 3月13日 火曜日

 陸上自衛隊陸上総隊の陸将補の部屋に行ったところ、


 情報本部から5人

 内閣情報調査室から3人


の職員が来ていた。


「彼らをテストすれば良いですか。」


と陸将補に聞くと、


「おお、やってみてくれ。」


と言うので、


「他国の工作員、カルト集団の一員など、日本国の国益に反する行為をしている人や、そういう思想の人は居ますか。本当の事を言って。」


と、その8人に向かって言うと、内閣情報調査室の1人が、


「はい。」


と返事をした。


「何処の工作員なの。本当の事を言って。」


と質問すると、


「私は、C国の所属になります。」


と言った。


「そうか、どうやって入り込んだ。本当の事を言って。」


と質問をすると、


「私が幼少の頃、私の家族共々、日本人一家と入れ替わったそうです。」


と答え、さらに


「私は、戸籍上、生粋の日本人なので、何の疑いも持たれませんでしたよ。」


と言うので、


「元の日本人一家は、どうなったんだ。本当の事を言って。」


と聞くと、


「全員、日本海の底か、日本の何処かに埋まってると思いますよ。」


と返答した。


「では、どの様にして、情報を漏らしているのだ。本当の事を言って。」


と質問すると、


「帰化した工作員や、その子孫の工作員がいます。その中には国会議員もいます。以前は、そういったルートに情報を流していました。しかし、最近はインターネットで、直接本国に送ります。」


と返答した。


「なるほど、闇が深いね。陸将補、彼をどうしますか。」


と聞くと、陸将補は、


「こちらで、処理するよ。」


と言って、人を呼び、


「この人、工作員らしいから、ちょっと連れてって。」


と言われ、彼は別室に連れていかれた。


「さて、これから嘘を見破る魔法を教えるよ。」


と言って、残った情報本部と内閣情報調査室の人に宝玉を使わせ、魔法の使い方を教えた。



 一通り魔法の指導が終わった。

 彼らは魔力が殆ど無いので、数日掛けて魔力を増やす様に指示する。

 それからが、本番となる。

 これで膿が排出されれば、良いのだが。



 勤務時間が終わり、自宅へ帰る途中に、


「今の魔法出力で、メテオ1を使ったら、どうなる。2年も待たなくても、隕石を誘導できるかも。」


と考え、メテオ1を使って、直径150mくらいの隕石を探した。

 見付けた隕石を月の裏側付近へ誘導した。

 所要時間は、1日だった。

 調子に乗って、10個ほど隕石を誘導した。




 3月14日 水曜日

 3等陸佐に、


「月の裏側に直径150mくらいの隕石を10個誘導したよ。」


と伝えたところ、


「何のためですか?」


と聞かれたので、


「日本にとって有害な国の首都に落とそうと思って。」


と言ったら、


「止めてください。」


と、強く止められた。


「じゃぁシベリアとか人の居ない所に落としてさ。『北方領土を返さないと、次はモスクワだぞ。』って言うのは如何かな。それに、核に変わる抑止力になると思うよ。アメリカの核の傘から出られれば、対アメリカ外交も、もっと強行に出られると思うけどなぁ。」


と、その必要性を述べると、


「それは、もっともな意見ですが、世界を敵に回す恐れが有りますよ。それに、国民からの突き上げも怖いですね。政権が吹っ飛ぶ可能性も高いですよ。なにせ、領土問題が『話し合い』で解決すると本気で思ってる愚かな国民なんですから。」


と言われた。


「たしかにな。前の会社で、『尖閣諸島で揉めるなら、半分あげれば良いじゃん。』っていう人が居たよ。領土ってものに対して、意識が低いと言うか、認識が甘いっていうか、知的水準は高くても、そういう部分で無知で愚かな国民だよね。」


と言うと、


「それは、そう教育されてますからね。その方が他国にとって都合が良いですから。日本人なのに日本の国益より、他国の利益に敏感ですから、笑えますよね。」


と、尤もな返答が返ってきた。


「確かに、日本には他国の工作員が多いからな。ドイツみたいに共産党を禁止にしないと。それに、日本には『スパイ活動防止法』が無いから、他国のスパイもやりたい放題だ。スパイ活動防止法が国会で審議されると、野党が全力で潰しにくる。いったい、どこの国の政治家だ。」


と言うと、


「ソフトランディングですよ。ハードランディングは国民性に合わないと思いますよ。隊長のおかげで、工作員を見付ける方法ができたので、少しづつ変わっていきますよ。工作員を排除すれば、この国は正常になりますよ。」


と言うが、


「でもさ、政治家、官僚、裁判官、マスコミ、教員と、言い出したらキリが無いくらい汚染されている状況から、膿を出し切るのに何年掛かりますかね。本体を滅ぼした方が速いですよ。」


と言ったら、


「本体なんて有って無いようなものですよ。元々はソビエトの息が掛かった組織も、ソビエトが衰退し中国が台頭したら、中国に乗り換えてますからね。一緒ですよ。」


との意見だった。


「確かにそうだね。しかし、ソビエトも許せないね。シベリア抑留で50万人以上の日本人を奴隷として使い潰し、死亡者は、34万人とも言われている。」


と、話をしている内に、ロシアに対する怒りが込み上げてきた。


「まぁまぁ、落ち着いて下さい。」


と、3等陸佐に宥められ、この話は終わった。




 稚拙な文章で、申し訳ありません。

 楽しんで戴けたでしょうか。


 よろしければ、「ブックマーク」と下の☆マークを★に変えて戴けたら、幸いです。


 これを戴けてると、作者が喜びます。


 よろしくお願いします。

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