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ゲーム風の世界にトリップ  作者: まるねこ
第3章 王族とお城
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バカな貴族 鉄馬車作成 王族達の密談

ユミ達は、城の門前で面倒な貴族に絡まれていた。


ユミ達は、いつものように起き朝食を食べ準備した後に少し早めに城に向かった。

門番に身分証を提示し案内役を待っている時に面倒な貴族に絡まれていたのだ。


「お前達の用な薄汚れた平民が来る場所ではない。


今すぐ立ち去りなさい。」


内心キレながらも貴族だからとにこやかに笑いながらユミは、対応する。


後ろに控えていたカインとギルは、怯えていた。


「私達は、城に用が合って参って来ているのです。


だからあなたにとやかく言われる筋合いは、ありません。」


「なんだけと!!


平民の分際で貴族に楯突くな。


お前達のような平民は、誰のお陰で幸せに暮らせていけると思っているのだ。」


「もちろん王族様のお陰と理解しております。」


「王族だけでなく私達貴族のお陰でもあるのだ!!


平民は、消えろ!!」


貴族の発言にとうとうキレたユミは、魔武器を鞭に変え地面を叩き付ける。


鞭で叩き付けられた地面は、地割れのように皹がはいる。


「さっきから大人しく聞いてればズゲズゲと暴言吐きやがって…


貴族がいるから幸せに暮らせていけるなら国民の税金で飯食ってるお前は、誰のお陰で生活出来るんだ…


国民が汗水垂らして働いたお金でお前ら貴族は、生きてるんだよ…


そんなことも理解しないただのクズが貴族などするな…


王族も貴族もな国民が居るから初めて成り立つんだ…


国民が居ねぇーと何も出来ねぇー癖に威張るなカスが。」


「うるさい!!


平民など我々の奴隷に過ぎないのだ!!


奴隷は、奴隷らしく貴族の持ち物として言うことを聞いていれば良いんだ!!」


「ふぅーん…


良いの?今の内に発言を撤回し謝った方が良いよ?」


ユミは、ちらりと王国騎士達が集まっている方に目線を向けた後に言う。


「何故私が奴隷に謝らなければならないのだ!!


奴隷のお前らこそ私に土下座して謝れ!!」


ユミは、バカにした感じで言う。


「あんたって本当にバカだね…


王族の前で私達を奴隷呼ばわりするなんて。」


集まっていた王国騎士の中からデルダがこちらに向かってくる。


「さっき謝れば売り言葉に買い言葉で咄嗟に思っても無いことを発言してしまったで済んだのに…


もう無理だね…

なんせ本人の前で言質を取られたんだから…


王族は、私達国民を奴隷だと思っていない。


王族と同じ気持ちでない貴族など要らないんだよ?


良くて伯位取り上げ悪くて反逆罪。


精々自分の愚かさを悔やむんだね…」



いつの間にかユミの横に立っていたデルダは、青筋を立てて睨み付けながら言う。


「私と「色々」お話しないか?


今日は、物凄く君と話をしたい気分なんだ…


大丈夫。

丁重に君に相応しい場所に案内するから。」


デルダは、護衛騎士に目で合図し、護衛騎士二人係で貴族は、連れて行かれた。


ユミ達は、デルダを見送った後昨日同様訓練所に案内して貰った。


そこには、デルガがソワソワしながら待っている。


「ユミ達、おはよう。


遅かったが何か合ったのか。」


ユミ達は、挨拶を交わした後に門前で合ったことを説明した。


「その貴族のせいで遅れたんだよ。」


「始めて貴族を見たがすごかったな…」


「まともな貴族が可哀想になるぐらい悪い貴族でした。」


王族と昨日と同じメンバーは、溜め息を吐いた。


「自分の功績で得た伯位じゃないからね。


自分は、すごいと勘違いして伯位だけ持った無能が出来るんだよ。


功績がなかったら取り潰しでもしないかぎり減らないだろうね。


王族がこいつ要らないと思えば誰も文句言わないだろうし。


伯位を守りたいなら一生懸命頑張ればいい話。


まぁ…バカの話は、此処までにして鉄馬車を作ろうか。」


デルガは、ユミの話に何か考えているようであるがユミ達は、気付かず鉄馬車の作成に入る。


ユミ達は、まず箱馬車の作成に取り掛かる。


昨日で慣れた為トラブルが起こることもなく順調に進み。


部品は、全て揃ったので組み立てを数人の騎士達にまかせ王族専用馬車の土台を作ることにした。


「王族用馬車は、最大何人乗れば良いかな?」


ユミがデルガに尋ねるがデルガは、何か考えているようで反応が遅れる。


「何か言ったかの?」


「王族用の馬車は、最大何人乗れば良いかなって聞いたんだけど…


お仕事の事で忙しいの?」


「そんなこと無いぞ!!


昨日の仕事を頑張り過ぎて少しボーッとしてしまっただけだぞ。」


「今日の為に片付けていたんだね。


無理しない方が良いよ?


私達もこまめに休憩するしね。」


デルガは、頷き質問に答える。


「最大で6人乗れれば良いの。


家族が三人だからな。」


ユミは、驚く。


「何故に驚いているのだ?」


ユミは、苦笑いながら答える。


「私の王族のイメージは、正妃の他に側室がいて子供がいっぱい居ると思っていたから。」


「なるほどの。


私は、側室を持たないからな。

中には、ユミのイメージ通りに沢山の側室を持っていた先代の王が居たの。」


「そうなんだ。


大変だったでしょ?


側室を持てって言われたんじゃない。


貴族にとってご子息を増やして貰いたい気持ちと自分の娘を嫁がせ繋がりを持ちたいと思う愚かな貴族が居たでしょう。


デルダ殿下一人だと不安に思うまともな貴族がいても不思議ないし。」


「確かに20年前は、酷かったの。


今では、デルダの正妃と側室にさせたいと思っておる貴族も居るからな。


デルダがよくしつこいと喚いていたりするの…」


「そういう貴族は、正しく繋がりを持ちたいと思う貴族だね。


確かに王族には、子孫を残す義務があるけど王族だって人間なんだから好きな人と結ばれたいと思うのにね…


権力一番と考える貴族には、分からないだろうけど。」


「無理だろうな…

そういう奴等は、上に立ちたいという欲望から来てるだろうからな。」


「本当に貴族のイメージが悪いですね。


僕、小さい頃足にぶつかっただけで殺されそうになりましたよ。


その時、伯位の上なまともな貴族が近くにたまたま居たからこそ今ここに居ますけどね。」


皆が驚いている。


「それ本当なの!!」


「そうですよ。

家族共々殺されそうになりましたよ。


助けが後1分でも遅れていたら死んでましたね。


殺そうとした貴族は、闇市の客だったから今は、もう居ないですけど。」


「そんな貴族が居たとはの…」


「本当にまともな貴族が可哀想だよ。


まぁ…私達がここで話したところで貴族のイメージが変わるわけがないから馬車の作成に戻ろうか?


大きさは、そこまで大きくなくて良いと思うけどゆったり過ごすにも広めが良いね。


テーブルや椅子が軽々置けないと窮屈だし。」


皆が納得しユミ達は、土台の作成に入る。


ユミは、まず車軸と車輪と補助輪を作り

組み上げて行く。


今回の車軸は、箱馬車より長いもので補助輪も大きいものにした。


縦幅が短い代わりに横幅を広げることにしたのだ。


ユミが車軸などを作っている間に他の皆は、四角い棒と床板部分を作って行く。


棒の長さと車輪と車輪の感覚が平行になるよう確認してから棒を隙間なく取り付ける。


その上に板を溶接してひっくり返し補助輪も取り付け台は、完成した。


そのあと外観と内装が何色が良いか話し合う。


「私的には、白が良いな…」


「汚れが目立つの…」


「問題は、そこだよね…」


「結界で覆ってしまえば汚れませんよ!!」


「乗り込んだ後張れば良いんだな。」


「はい!!」


「それ良いね!!」


「白は、清潔間がアップして印象も良くなるからの!!


白にしよう!!」


ユミ達は、色も決まり早速ペイントしていく。


「外観は、丸みを帯びた物にしようと思うんだけど…どうかな。」


ユミは、色を塗りながら提案する。


「丸み?」


「カボチャのように丸くするんだよ!!


そこまでは、無理でもね。」


「出来るのか?」


「練金なら可能だよ。」


ユミは、色塗りから離脱して丸みのある枠組みを作り色を白く塗りドーム型の鉄板を作る枠組みを取り付けたら上から被せ溶接するだけと簡単な物だ。


カボチャの用には、出来なかったが見た目が食パンの用になっている。



「どうかな?」


「面白い形だの!!」


「珍しくて面白いでしよ?」


「こんな形の馬車は、見たことないです!!」


「他国の王族が欲しがりそうだな!!」


皆が頷いている。


「上の屋根部分の左右に天窓をつけて壁の左右にも窓を付けることで明かりの確保が箱馬車よりも出来るしカーテンレールを取り付ければ眩しいときは、閉められるよ。


天井が高いから圧迫間も緩和されるはず。


それに通常の馬車より入り口も大きくしてあるから乗り降りも椅子やテーブルの設置も楽だしこれで良いかな?」


皆は、賛成する。


「じゃ早速色塗りして組み上げちゃを!!」


ユミの声に合わせて皆が雄叫びをあげる。


綺麗に白く塗られた部品達を組み上げていく。


完成した真ん中にユミが2本ポールを立てる。


柱だと狭く感じてしまうが丸いポールにすることで上からの重さにも耐えられ立ったり座ったりするときに便利である。


その他にも飛行を使い天井から吊り下げる用に篭を取り付け光ダケをいれる。


綺麗な網目でなく所々光ダケが落ちない程度の大きめな穴が空いており漏れる光が綺麗である。


メイドに頼み真っ白な布と銀色のリボンを用意して貰ったユミは、篭を囲うように布で包みリボンで縛る。


むき出しの状態だとまぶし過ぎる上に見た目が綺麗でなかったので布とリボンで補ったのだ。


デルガが楽しそうに眺めている。


ユミは、その他にもカーテンレールを取り付けたり真っ白な木製のテーブルの中央に穴を開けたものを設置し床板とテーブルの足に開けた穴にネジを差し込み下で待機していた騎士がナットで固定していく。


4箇所からガッチリと固定されたテーブルは、揺れや転倒の心配もない。


カインとギルは、外で収納に便利な扉つきの棚を作っている。

飲み物や軽食・フキンなどを仕舞う為でユミの指示により作成し出来上がった物をユミに言われた通りにネジで固定していく。


扉の鍵は、急遽呼ばれた鍵屋によって作成された。


馬車の扉の内鍵も作成してもらう。


全ての組立が終わった頃、家具屋が訪れ完成した対となる2つのソファーを前後向かい合わせで設置した。


王族専用馬車は、カーテンの取り付けなど出来ていないが完成した。


出来上がったソファーは、縫い目が銀色に縁取られ座るとフカフカしていて柔らかく座り心地が凄く良い。


ユミは、嬉しそうに座り撫でている。


そんなユミに家具屋の主人は、嬉しそうに眺めデルガがソファーの発案者だと教える。


新しい技術のお礼にと同じ物の一人用のソファーをプレゼントした。


ユミは、嬉しそうにソファーを受け取り大事そうにアイテムバックにしまい、お礼を言う。


その後、新しく作った箱馬車と王族専用馬車を試運転をした。

両方とも問題なく動き王族馬車は、ソファーのお陰でお尻も痛くならず成功である。


ユミは、鍵屋と家具屋にも乗るように薦め渋る二人に今しか乗るチャンスが無いからと説得する。


二人は、ユミの可愛さに根負けして乗り込んだ。


乗り込んだ二人は、かなりの快適さに驚きはしゃぐユミ達の気持ちが分かった。


試運転が終わった後鍵屋と家具屋と別れユミ達が作った馬車は、収納された。


ユミ達は、今日も泊まることとなりユミがイースに報告し夕飯を三人で食べギルと別れた後お風呂に入り眠りに落ちた。




デルガside


ユミ達が眠りについた頃、デルガは、デルダと話をしていた。


「ユミ達に絡んだ愚かな貴族は、どうした?」


「反省の態度がなかったから処刑した。


反逆罪の罪でな。」


「そうか…」


デルガは、厳しい顔になる。

自分の部下に愚か者が居たことが許せないのだ。


「ユミがな、自分の功績で得た伯位じゃ無い貴族達は、自分がすごいと勘違いして伯位の持った無能になりやすいだそうだ。


もし減らしたいなら自分の功績がない者又は、王族が要らないと判断した場合、取り潰してしまえば良いとな。


伯位を守りたい者は、頑張って勤めれば良い話だと。」


「その発想は、すごいな。」


「王族の判断だから文句も言えない。


という言葉には、自分の愚かさを自覚しろと言う意味が込められていた。


自分が愚か者でなかったら取り潰しにならないだろうからな。」


「確かにな。」


「それに国民の貴族のイメージは、良くないからまともな貴族が可哀想だと。」


「愚か者と一緒にされちゃ可哀想だな。


ユミは、門の前で王族も貴族も国民が居るから初めて成り立つ。


国民の税金で生活してるのだから威張るなだとよ。


汗水垂らして働いたお金が愚かな貴族の給料に使われているのが無駄とも思ってただろうな。」


「そうだの…我々は、国民がいて始めて王族になれるからの。


国民をないがしろにする者などこの国には、要らぬ。


明日ユミと相談しながら法律として決めたいの。」


「それが良い。


ユミの発想力は、本当にすごいな…


skill進化や魔武器に魔法具を最初に開発したのがユミだからな。」


「そうか!!

あの年で凄いの…


まだ17と聞いてるぞ。


地球とは、かなり発展していたのかもな…」


「学生だったと聞いてるし学びも凄いのかもな。」


二人は、うんうんと頷きその後も色々話をした後夜がふけていき、もう遅いからと寝ることにした。

















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