幼馴染の嘘
前回の続きです
それから俺は二週間に一度は瑠羽姉の見舞いに行った。最初の瑠羽はいつも通りの笑顔で顔色が少し悪かったぐらい。でも数ヶ月経つころにはだんだん元気がなくなってきて俺は心配だった。
翔「瑠羽姉、大丈夫?顔色すごく悪いよ?」
瑠羽「大丈夫、寝不足なだけだ。安心して」
と苦しそうに言った。俺は不安になって宝翼病について調べるために国の中でもトップクラスに本が多い図書館に来た。そこで俺は宝翼病について調べてみることにした。そして何回も通って何十冊も読んだ。そこで俺はとある本を見つけたその本の名前は「奇病について〜奇病は本当に祝福なのか〜」だった。俺は何を言っているんだと思いながらも気になってしまい本を読んでみることにした。本の内容は世界の奇病について書かれていた。俺は「こんなに奇病って多いんだな…」と思った。そしてとあるページを見た時俺は驚いた、そのページには宝翼病について書かれていて内容は
「この奇病は発症したら体の一部がだんだん宝石になっていき悪化していけば背中から鳥のような羽の形をした宝石が生えてくる(この羽は普通に動く為飛べる)そして最終的には内臓が全て宝石になってしまい死亡する。宝石化が進むたびに激痛が走る為寿命をどんどん削っていくし、記憶も消えていく。宝翼病で生成された宝石は高値で売れる為発症はした場合専用の施設に連れて行かれ死ぬまでそこに監禁される。」と言う内容だった。そして俺はある事を思い出した。
翔「そう言えば瑠羽姉ある日を境に親のこと忘れたり友達のこと忘れたり絶対に忘れないって言ってた推しの事も忘れてた。それに面会の時布団を肩に掛けていたなまるで背中を隠すみたいに…まさか」
俺はもしこの本が正しかったら宝翼病は祝福ではなく呪いなのではと、そして瑠羽姉はもうほとんどの記憶を失っており羽が生える程まで悪化していて寿命はもう少しなのではないかと。




