目次 次へ 1/4 00 プロローグ あなたが言った何気ない話は、私の未来を果てしない場所へ、連れて行った。 竜樹(たつき)君、私はあなたを愛してる。 あなたを忘れることは絶対にない。 でもここであなたを愛しているというのは、いけないことになったようで――。 ただあなたと過ごしていた未来が、見えなくなった。 ただあなたと過ごしていた過去が、消えた。 私の中にあるあなたとの日々は、現実、だった。 「華胡(かこ)、愛してるよ。」 もう、その言葉は聞けないんだ――――。