終着点
拓海君のメアドを見て、ゆっくり息を吐いた。
拓海君の気持ちに想いを馳せて……ゆっくり息を吐いた。
「拓海君
お元気ですか?
私は元気です。
翔太君の結婚のこと、美里に話しました。
心配しなくて大丈夫だよ。
美里は、もう前を向いてるから……
翔太君の結婚の話を聞いて『良かった。おめでとう。』って言ったよ。
その気持ちを翔太君に伝えて欲しいって言ってた。
お祝いを拓海君に委ねていいかな?
拓海君から翔太君に渡して欲しいの。
私、翔太君のメアド知らないから連絡取れないんだ。
ごめんね。お手数をお掛けしますが、お願いします。」
直ぐに返信メールが届いた。
「詩織ちゃん
了解しました!
いつ会う?
俺は木曜日が助かる。
話は会った時に!」
「拓海君
了解です。
じゃあ、今週の木曜日でOK?
時間と場所の指定をお願い!」
そして、拓海君と会う時間が決まった。
木曜日、残業をしたくなかったのに、後輩の子どもの発熱で残業しなければならなくなった。
急いで拓海君にメールした。
「詩織ちゃん
残業、ご苦労様!
待ち合わせの場所変更しよう。
詩織ちゃんの会社の近くの駅の改札口にしよう!」
「拓海君
ありがとう。
了解しました。
じゃあ、東出口の改札で!
終わったらメールするから!
よろしく!」
「OK!
急がなくていいからね。
仕事、頑張って!」
「ありがとう。」
1時間ほど残業して終わっってからメールをした。
「終わったよ~!
今から着替えて駅の東出口に向かいます。」
「了解!」
急いで駅に向かった。
今日、拓海君に話す美里の結婚は彼にとって「終着点」になるのだろうか……。




