表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/15

つぶて

桜が散ったころに

長い髪を束ねて

初恋のようなまちを歩く

なつかしい

花柄のワンピースを着て

くちずさむのは

売れないロックバンドのうた


さえないことがあっても

たとえさびしくても

ときは平等に過ぎていったのですよ



 浮かれて いまも

 宙へほら 跳ねるように

 この春は まだ

 来て見よ うつくしいのだ



 絹のようになめらかな

 陽射しをさえぎるものはなく

 その輝きがそこここで

 夢を描き出す!



桜が散ったころの

幸福な生命のつぶては

このわたしであるとおもう

花柄のワンピースは

まだ色あせないで

過去といまを

やさしくつむぎよせている


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ