12 口裏合わせ
ゆっくり話は進んでおります
お付き合いくださいませ・・・
変換ミス修正しました
牧野には立木打ちを1時間やったあとに、夕飯を出す約束で残ってもらった。
圧力鍋で速攻で作ったビーフシチューと、ガーリックトーストのバゲットとサラダを出した。
うまかったらしく、おかわりをしてる。
食後のジャスミン茶を飲みマイクポップコーンをつまむ。
「静が帰ってきたらどこまで話すか?」
「ほぼ話しても良いですけど、やはり剣術の事はしばらく様子見ですかね?」
「っと言うのは?」
「今日の先輩の戦闘見ましたが強過ぎます。先輩、一応確認ですが・・・あれ愛刀があったら最初の一振りで倒せてますよね?」
「ああ」
「あの変種型?はレジスト6以上の個体です。それにあの2人も普通の隊員じゃなくて靖國の分隊長です、先輩の実力的に天位ではと推測してます」
「オリ」個体の強さを「レジスト」という。レジスト1の個体であれば、単純に1人の平均的強さの侍が必要となる。
1以下は全て「レジスト・マイナス」と呼ぶ。
「こっちの強さが明確には分からないがずっと見てきた牧野の意見と、この俺の記憶からもそのくらいに位置しそうな感じはしている・・・」
「この件はちょっと様子みてから静さんに相談ですね」
「地下の稽古場はどうしますか?」
「静から少し鍛えた方が良いと言われたのは本当だ。
だからこの地下もトレーニング出来るように作ったしな」
「そういう事だったんですね」
「ああ、牧野と一緒にトレーニングしている事は言っていいと思うが、見せる時は上段から立木と横木を軽く打つだけ程度にしといてくれ」
「はい了解です、でもあの稽古見せちゃダメなんですか?」
「一発でバレるな」
「はぁーそういうもんなんですね?」
「牧野もすぐにわかるようになると思うぞ?」
「そうなんですか?」
「これからは立木と横木打ちの稽古終わったら、足捌きがわからないようにマットをひいといてくれ」
「あと地下入り口にあさって防音扉が付く、さっき業者からメールがあった」
「わざわざ頼んだんですか?」
「いや、もともとつける予定だったみたいだな、地下に工作室もあるしな」
「あとは稽古中は中で音楽でも流しとけ」
「はあ?」
色々と決めで牧野はウチに停めたPCXで帰宅した。
腕が痛いのでサッとシャワーですましピエールポルトを聴きながら眠りに着いた。
分かりにくいので個体の強さを変えました。
カウンターはオリに対する攻撃力
レジストはオリ個体の強さとしました。




