第20話 乱入・・・する?
「五芒星会議って何?」
「…五芒星が集まって国に関することを話し合う会議らしい。当主以外は参加できないから詳しくは知らないけど。色々と大変だとさ。毎回毎回荒れて父さんがやつれて帰ってくる」
「私が女帝になったらそれに参加するの?え?イヤなんだけど」
「俺も嫌だ!できればこれから生まれてくる妹に押し付けたいくらいだ!」
え?妹に押し付けるとかサイテー!でも…妹、羨ましい!いいな〜!
「名前決まってるの?私が決めようか?」
「五芒星の子供の名前は基本的にナギ様が決めてるから、お前は決めれないぞ」
「そ、そんな…」
キリグの妹=私の妹…。名前…決めたかったのに・・・。いいもん!私が一番可愛がるもん!
「そんな拗ねんな。…妹だったら同性のお前も頼るだろうよ」
「ふふん!キリグよりも可愛がるんだから!」
「はいはい、頑張ってください。それよりも早くアニメを完成させたいんだが」
アニメを早く作る=妹がアニメ好きになる!私はガタっと立ち上がった。
「おねーちゃん頑張るよ!アニメをたくさん見せてオタクにしてあげるからね!」
「いや、オタクにはしなくていい」
「なんで?私の同志になるんだよ?キリグも嬉しいでしょ?」
「全く?余計に大変になるんだが」
えー、そんなことないよ!世界がアニオタで溢れて困ることなんて一つもあるわけないのに・・・。
「お前、今物騒なことというか危険なことを考えてないか?」
「そんなことないよ!世界がアニオタで溢れかえっても困ることなんてないって考えてただけ!」
「即答すんな!十分に危険な思想だ!」
・・・そう?ま、いいけど?私の願いは世界の面白いアニメを再現してゴロゴロ過ごすことなんだから!
「とりあえず、キリグは五芒星のお茶会でアニメ改革を邪魔する奴がいたら報告してね!ばあやにも事前
に話したけど、体をみじん切りにして死体さえ残らないように火にくべてあげるから」
「・・・やめろ、そんなことしたらお前が処分されることになるぞ!絶対するな、わかったな?」
「なんで〜?別にいいじゃん。私の邪魔をするんだよ?それこそお父様に殺されてもおかしくないじゃない?それなら可愛い私に殺された方が嬉しいでしょ?」
「本気ならアナッサ様とばあやを連れてくるけど?」
「ごめんなさい!嘘です!ちょっと膨張させてました!でもお父様が殺しそうなのは本気で考えていました!」
お母様とばあやは最恐なんだよ!それはずるい!反則!
「陛下が殺しそうなのはわかるけど、本気じゃないなら良かったよ。怪しい人物はちゃんと報告するから安心してくれ」
「どうせなら私が行きたいんだけどな〜」
「乱入すればいいだろ。行儀が良くないって怒られるだろうけど、陛下は絶対許してくれるだろ?」
「ちょっと・・・。エミールに会いたくないし・・・。何より怒られたくない!アニメみたい!」
テンプレ化されたものばかりでも面白いものは面白い。それに次のアニメの為の絵師さんも探さなきゃだしね!
「そうか?アニメ的展開だからやるかと思ったんだが」
「今回は遠慮しとくよ。次の時にお母様とかナギ様に相談してから決める」
「お前・・・、成長したんだな。僕は嬉しいよ」
「・・・なに授業参観に来た親みたいなこと言ってんの?」
「ふ〜ん。誰でも親に勉強の様子を見られたら嫌だよな」
やっぱりそれは世界共通の概念?
「まあ。私はキリグが楽しいお茶会をしている間にうふふなアニメタイムを過ごしてるから!
次はなんのアニメを作るか考えて、そのアニメの絵師さんを探して、アニメを見なきゃね!あ〜忙しい、忙しい!」
「オッキオさんたちをそのまま起用するんじゃないのか?」
「なに言ってるの?違うよ?作画が違うんだもん、ピッタリ合った人を探さなくちゃ」
(リュクシュール公爵が可哀想だ。たった一作分だけの付き合いだっただなんて。陛下に頼んで待遇をあ
る程度は良くしてもらうべきか?)
「とりあえず、お茶会頑張ってね!私はこれからアニメを見るから!」
「はいはい、楽しんでください!僕も準備やら根回しやらがあるので帰りますよ・・。ったく誰かさんの
せいで大変だ・・・」
そう言ってキリグは帰っていった。忙しいのは私のせいじゃないよね!できないならできないって断ってくれたらいいんだし。にしても、次作るアニメはなににしようかな〜?
どうせなら芸能系?それとも成り上がり系?スポーツ系?・・・スポーツってここにあるのかな?ちょっとわかんないけど。
とりあえず、今のを完成させてから考えよう!私は絶対に完成させるんだ!
例えここが異世界でなくとも・・・。
現在、ブックマーク1です。ナギ様のSSまであと9です!先週と変わってない・・・。
ブックマークや評価をしていただければ励みになります!
明日の投稿はありませんが、テスト期間中や夏休みにもきちんと投稿ができるようにしっかりと話数をためておきます!




