6話 危機
充電が、充電がやばい!
これあとどれくらいと持つんだよ?
《フル稼働でおよそ2時間30分です。》
はっ!?いや、え、2時間30分?
私の寿命2時間30分!?
《通常の活動量では10時間ほどです。この部屋にある予備電力を含めると、フル活動で5時間、通常時では20時間になります。他にも、この部屋の発電量が20Wあります。》
わーい!寿命が10倍になったぞ(諦め)
まあいいとりあえず、その予備電力で充電したいんだがどうすればいいんだ?
《ガラス管につながれたケーブルを刺してください。》
刺すって言ってもどうすんだよ
《うなじにある挿入口に刺してください。》
わあぉ、首の後ろに手を回すと、少しへこんだ場所がある
こんなのがあったのか、全然気づかなかったぞ
割れたガラスを見ながらケーブルを刺す。
《充電中、フル充電まで残り10分。》
お、出来てるみたいだな
さてこれからどうする?
電力を確保しなきゃまずいよな
まずどうやって確保するんだ?
《現在利用可能な電力の供給源は
・部屋の発電
・食事
・エネルギー結晶
です。》
発電と食事はわかるが、エネルギー結晶?
なんだそのファンタジー的なものは
てか、どうやって手に入れるんだ?
《現状、ゼノベルアからの入手が最も現実的です。》
なるほど、だからあの時戦闘を推奨してたのか
この体も対黒獣用、
多分ゼノベルアのことだろう
あいつらとの戦闘にはうってつけてわけだ
まあでも、極力戦闘は避けて食べ物でも探すか
《食事による発電は本来補助的な役割です。加えて当機に搭載されている消化ユニットは簡易型ですので、エネルギー結晶でないと根本的な問題は解決しません。》
はあ~、まじか
戦闘、戦闘か~
ちょっと考えたいな
これって今使ってる電気量と部屋で発電される電気量、どっちが勝ってるんだ?
《発電量が部屋の20W、使用電力が生体維持の20W、補助AIの100Wでマイナス100Wです。》
マイナス100Wはたしか1秒間で100J消費するってことなはず
で、この体のMAX容量は15000Whか
これは15000×3600で
54000000Jということだよな
《肯定》
わかりづらいわ!?
単位を統一してくれ!!
《了承、Jで統一します。》
電力量:36000000J/54000000J
│生体維持電力:秒間 20J
│ 動作電力 :秒間 0~3800J
│ 処理電力 :秒間 0~100J
│ 常用電力 :秒間 0~7J
わかりやすくなった、、か?
まあとりあえずこれでいいや
これからの方針を決めよう
時間が欲しい
他にも整理しなきゃならないしな!!
作戦会議だ!!




