【アレスの子供たち・血統一覧】
ここまで『黒き天使(Anjo Negro)』を読んでくださり、本当にありがとうございます。
物語はいま、大きな転換点に近づいています。
それぞれが「正しい」と信じる道を進み始め、運命が交差しようとしています。
レオンは“救い”を信じて戦い、
リーは“変革”のために血を流し、
そしてアレスは“秩序”のために世界を支配しようとします。
誰が正しく、誰が間違っているのか――
この物語では簡単に答えは出ません。
戦いは力だけではなく、信念と心のぶつかり合いでもあります。
今回のエピソードでは、その衝突の前兆がより強く描かれていきます。
少しでも皆さんに、この世界とキャラクターたちの想いが伝われば嬉しいです。
【アレスの系譜(Genealogy of Ares)】
アレス(アリースではなく、男性名の「アレス」)は、単なる王ではなく、五大元素を統べる血統を意図的に作り上げた支配者である。
彼は武力だけで王となったのではない。王座を永続させるため、「血」によって宇宙を統一しようとした。
アレスは、五元素評議会と極秘の盟約を結び、それぞれの元素の名門一族から婚姻を受け入れた。
この結婚は愛情によるものではない。すべて政治であり、支配のための選択だった。
■ 第一妃:ラウラ(XPリアン)
異星潜入任務中に結ばれた関係。
この時に生まれたのが ―― リー と ララ。
彼らだけは政治ではなく、アレスが唯一「感情」を持っていた時期の家族である。
しかし王命により家族抹消を命じられ、アレスは使命を選び、父であることを捨てた。
この決断が、彼の人生最大の歪みとなる。
■ 火の血統:ディナ(火の女王)
子:イリス、ソル
二人は攻撃的な性格を持ち、アレスに最も似た戦闘思想を持つ。
火の軍勢の指揮権は彼らが担う。
■ 水の血統:ダナ(水の女王)
子:アグス
冷静かつ合理主義。
戦略・諜報・精神操作を担当し、王の右腕とされる存在。
■ 地の血統:テラン(地の女王)
子:テール、テリサ、テレイ(三つ子)
防衛と要塞戦を司る。
三人は常に連携し、一人の将軍のように行動する。
■ 風の血統:ヴァンダ(風の女王)
子:ヴィトル
偵察・暗殺・高速機動部隊の長。
王の目と耳として働く。
■ 雷の血統:ライアサ(雷の女王)
子:ロコ
破壊戦力の象徴。
最も純粋な「兵器」として育てられた存在。
――――――――――
アレスの目的は単純である。
五元素すべての王家の血を自分の子に宿し、「誰も逆らえない王」を作ること。
彼にとって家族は守るものではない。
秩序を完成させるための「柱」である。
しかし、その計画の中で唯一想定外だった存在がいる。
それが――リーである。
王の理想から生まれた子ではなく、
王が人間だった頃に生まれてしまった子。
ゆえにリーは、アレスの最大の弱点であり、
同時に、王を倒し得る唯一の存在でもある。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
この物語は本編だけでなく、作者ページにも『黒き天使』の世界をより深く知るための内容を用意しています。
・作品世界の楽曲・キャラクタープロフィール・外伝
本編では語られていない過去や感情、関係性もそこで補完されています。気になった方は、ぜひ作者ページも見てみてください。
これから物語はさらに激しくなり、キャラクターたちの選択が大きな結果を生んでいきます。
レオン、リー、そしてアレス。三人の「正義」がぶつかる時、世界はどう変わるのか――
次の更新も、どうぞよろしくお願いします!




