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新マジェスト伝説ー魔神具師達の忍務ー  作者: 黒羽冥


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第六十話戦闘開始。

「アレは……………………海大蛇《ウミオロチ》!!」

「ウミオロチ…………………………大きい…………………………」

「ああ…………………………この辺りでは小島程度なら飲み込み滅ぼしてしてしまうとも言われる怪物だ。」

 

 そう言い放った木路…………そんな彼の身体もやはり震えているようだった。

 

「くっ………………滅多に出てこないハズのこの怪物………や…………やってやるさ…………………。」

 

そういいながら木路は構えをとった。

 口に咥えた巻物……………すると………………………………。

 

「僕だってやってやる………………魔神具はなくても…………僕だって…………………………忍びのはしくれなんだ。」  

「でも……………………アレは何か策でもない限り………………。」

 

 焦りつつ……そう言った焔ちゃん…………………………。

 

「ぐおおおおおーーーーーーーーーーーーーっ!!」

 

 海大蛇は再び………………咆哮を上げた…………するとやつは私達の船目掛け襲いかかってきたの!!

 

「ヤバいっ!!皆!!!???」

 

 私の声に構えていた…………風花ちゃん、水璃ちゃん………そして…………焔ちゃんが待ってましたと言わんばかりに構えていた。

 

「いきます…………………………………魔神…………球利…………。」

 

 シュウーーーーーーーーーーーーーっと激しい水を吹き出しながら槍先から姿を現した球利ちゃんが槍を構える………………。

 

「行って………………………………球利……………………………………。」

 

 水璃ちゃんの声に球利ちゃんが飛び出していったの。

 

「私達も行くよ…………………………………………。」

 

 そういいながら焔ちゃんが火蜥蜴ちゃんに声をかけると彼は……………………ん?

 火蜥蜴ちゃんが燃え上がり揺らめき現れた火蜥蜴ちゃん…………その姿はなんと…………………………以前より女性型に見えたのだった。

 

「あ………………………………火蜥蜴ちゃんって本当に女子型精霊だったんだ。」

 

火蜥蜴ちゃんと焔ちゃんが海大蛇に向かい飛び出していった。

 するとそこに立っていたのは風花ちゃんとポンタだった。

 

「風花……………………………………………………。」

「ポンタ………………………私達も………………………………行かなきゃ………………………………。」

「……………………………………………………。」

「ポンタ!?」

 

 ポンタはじっと見ていたのは火蜥蜴ちゃんだった。

 

「なあ…………………………風花………………………………。」 

「何?ポンタ?」

「あいつ…………………………………………女………………だったんだな。」

「そうみたいだね………………かわいいよね…………。」

「ああ………………………………………………」

「えっ!?」

 

 ポンタはそういうと…………踊りはじめた………………。

 

「Hey!Hey!…………Hey!Hey!…………………………………。」

 

 軽やかに腰を振りながらポンタは踊っていた…………まるで火蜥蜴ちゃんに見せつけるように。

 風が勢いよく舞い上がりはじめる…………………………。

 すると今までにないようなポンタの動き…………。

 どうやら本気を見せたようだった。

 いつしかポンタの足もとには…………魔神具である風磨クナイがポンタを乗せる程の大きさになっていた。

 腰を激しく振り風を激しく起こし風磨クナイを舞い上がらせるポンタ………………。

 

「いくぞ風花…………………………………………………………。」

「うんっ!!」

 

 シューーーーーーーーーーーーーッと海大蛇に向かって飛び出していくポンタ。

 気がつくと木路はみんなの光景をじっと見ていた。

 

「アレが………………………………魔神具と……………………魔神。」

「うん……………………そうだよ……………………………………。」

 

 木路の言葉にそう返していた私………………。

 

「………………………………………………僕だって………………やってやるさ………………………………木忍術……………………………………。」

 

ブオンっともくもくと煙を立て………………そこに姿を現したのは……………………巨大なガマガエルだった。

 

「口寄せ……………………………………………………『大蝦蟇蛙《おおがまがえる》』」

 ◇

 ◇

 ◇

 お読みいただきありがとうございました。

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