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新マジェスト伝説ー魔神具師達の忍務ー  作者: 黒羽冥


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第十話風の魔神。

「なっ!?なにっ!!???」

「えっ!!??えええっ!!???風花………ちゃん………………………!!!???」


私は風花ちゃんの変化に驚きで固まってしまう。

するとそこで声を上げたのはあの『地極』だった。


「おお………………素晴らしい………………………。」

「貴様…………………アレはな……お主が好き勝手していいものではない…………………いいか?お主は自分の親とでも言うべき土羅伍《どらご》を殺し……………そしてその野望のためにその魔神具を奪い…………そしてその野望のために今度は風の里を襲い…………………『嵐山』まで…………………。」


ゴゴゴと激しい音と共に………………巨大化していく…………はくさい様の…………『白雷神《ハクライシン》』…………。

バリバリと白雷神は電撃を身体に纏わせていた。


「お主の相手はこのワシだあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!???」


バリバリバリバリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと白雷神が電撃を放ち、その電撃が地極へと向かい走っていく!!


「フン…………………………………邪魔……………………。」


するなあああーーーーーーーーーーーーーっっと叫ぶ地極。

その瞬間…………………あいつの魔神である地龍が彼に呼応するように暴れ狂いはくさい様目掛け飛んでいく。


「アレは…………………………いくよ!!たかお!!!」

「待って!!いかづちちゃん!!私……………。」

「えっ!!???」


突然の風花ちゃんの言葉に私は思わず手を止めてしまう。

そんな風花ちゃんに目を向けた私。

すると風花ちゃんの足元が突然光だした。

彼女の足元には何かの印のようなものが見えそこから光を放っていた。


「風花………ちゃん………………………………………。」

「うん……………………………いかづちちゃん………私………………………鍵がね…………………………………開いたみたい…………………………………………。」


風花ちゃんがそう言ったその瞬間。

彼女の手に握られていたのは……私達忍の武具の一つでもある『クナイ』だった。


「それは…………………………風花ちゃんの………………魔神具?」

「うん………………そうみたい………………………。」


すると私達の会話に声をかけてきたのはあの男「地極」だった。


「いいね…………………いいね……………いいねえええ……………………それが風の里の魔神具なのかあ?」


そう言いながら怪しい表情を見せていた地極。

そしてその表情は狂ったかのように怪しい笑みを浮かべていた。


「それも……………………ほしいなあ…………さあ君はどうやら魔神具の使い方も知らないだろう?今なら僕がその魔神具の『主』になれる…………さあその魔神具であるクナイを僕に渡してくれよお?」


狂気の表情でそう言い放った地極に私は思わず震えを感じていた。


「えええい!!!貴様あああーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!よそ見などをするなあああーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」


そう言い放ったのははくさい様だった。

そして白雷神の雷撃が再び地極の全身を襲っていく。

だけど…………………………電撃を受けながら地極の表情がニタリと笑みを浮かべた気がした。


「地龍……………………この男…………流石は雷神とも呼ばれた白斉だねえ……………さあ…………そんな白斉の全身を食らってやろうなあ。」


グオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと激しい咆哮を上げた地龍はなんとはくさい様の魔神白雷神に向かい暴れ狂い巨大な口を開けて突撃していく。


「さあ…………………………終わりだ…………白斎。」

「そんな事………………………………………………………。」


そうボソッと言った風花ちゃん。

そして彼女は目を見開き叫ぶ。


「許さないんだからっ!!!!!」


その瞬間。

まばゆい光が風花ちゃんから発せられていく。

そしてそれは上空まで光をとどける。


「はあああーーーーーーーーーっ魔神!!!」


それはぶおんっと魔神具であるクナイをほおった風花ちゃん。

次の瞬間。

風花ちゃんの隣からなにかが姿を現していった。

それは小さいながらも風花ちゃんの隣で腕を組み立っていたのはなんと忍具をみにつけた「たぬき」だったんだ。

するとそのたぬきは怪しく笑みを浮かべtたのだった。

◇

◇

◇

そしてこの生まれたばかりの魔神の背中を……………私達は見ていたのでした。

◇

◇

◇

お読みいただきありがとうございました。


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