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異世界”半”転移譚  作者: 武ノ宮夏之介
第五章「全王会議」
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1話「全王会議①」

全王会議。


それは、この世界を治める全世界の王による世界会議だそうだ。

全世界にいる12か国による会議――つまりは、G12って感じだ。

しかも今回は新たに開かれし国、砂国が参入することになるとのことなので、

G13か。


その場の護衛ということだが、今回は運がいいことに議長国がこの王国とのこと。


国は以下の通り。


王国イーファス――

俺たちが滞在しているこの国だ。

なんと迷宮都市では王自らがお出ましになったというフットワークの軽い王だ。


皇国シエン――

それぞれの地方を豪族が治め、それをまとめるミカドといわれる存在のいる国。

いわゆる侍の国。ラノベにでてきそうな国だと思ったのは仕方ないだろう。


帝国グランザニア――

帝政で皇帝の治める国だそうだ。

帝国って結構悪くかかれたりするけど、この世界の帝国が大丈夫か心配だ。


山国ドゥエルン――

ドワーフ、ホビット、ハーフリングの長それぞれが3老という長によって治める国だそうだ。この世界での技術強国にして大抵はこの国からの技術によって成り立っているといってもいいらしい。


森国エルヴィン――

エルフ族によって治められている国で、妖精国、精霊国の従属国となっているらしい。つまりは精霊妖精信仰ということだ。ああ、宿屋のミーティアさんなんかフィーナにそんな態度だったな。


聖国テラーザ――

テラーザという主神を国教とする聖王が治める国とのこと。

一神教はロクなことはないとのことだが、大丈夫か。色々な意味で布教されたらどうしようかという感じだ。


獣国ビーステル――

ビーステスと呼ばれる女王の治める獣人たちの国だそうだ。

ケモナーとか喜びそう。


竜国ドラグニア――

竜女王が治める国で、先に迷宮都市に現れた竜王女がいる国だそうだ。

ちなみに王が自ら出てきたのは竜女王が顕現したことによるということらしい。

妖精女王と親睦があるらしい。


妖精国フェアリストス――

妖精女王が治める国。言わずもがな、フィーナのいた国で珠で見たすごい美女の妖精女王が俺以外でフィーナを止められるという存在。


精霊国エレリステス――

精霊女王が治める国だが、何か事情があるとかで現在では四元の大精霊たちが治めているということらしい。今回は炎の大精霊がやってくるとのこと。


魔国デモニウム――

魔王が治める地下に広がる国とのこと。

勇者に滅ぼされるような魔王じゃないほうの魔王らしい。

確かに魔族はいるが、それらも表面に出て悪さをするとかはないということ。


海国シーザー――

海人と言われる人魚、マーマンらが治める国。

今は人魚姫と呼ばれる女王が治めているらしい。

人魚姫なのに、女王という矛盾。


そして、今回解き放たれた砂の国。


砂国アザラード――

封印から解き放たれた新たなる会議出席国となるアト陛下が治める国で、この前盛大に見送ってもらったところだ。


以上の国の王、女王が出席するということでその分警備も万全にということ。

それぞれの国の要人護衛も来るし、この国からも他に護衛を出すらしい。


まぁガルマさんが言うには、妖精女王、竜女王がいる時点でそんな心配はいらないというが……じゃあなんで俺たちが選ばれたんだろうと思ってしまう。


妖精女王に対するけん制だろうか?

フィーナは大事にしてますよ的な。


そりゃないか。

俺の方がめっちゃ大事にしてないし。


出発から合流までの間は、他の護衛がするということで俺たちがするのは、現場での護衛らしい。つまりつきっきりで護衛をするのが俺たちということ。


「ついては、王との謁見をと申された」


「……フィ、フィーナは欠席させたほうがいいですよね?」


「王が言うには、妖精族に限っての無礼は許すとのこと……まぁ、元女王陛下が仲間になったのだし、令嬢も仲間なのだ。一応の礼などについてはラビィ殿らに習うといい」


「ええ。シュンスケ様をどこに出しても恥ずかしくない紳士にいたしますわ」


「あ、はい……。ラビィ、よろしく」


「もちろんですわ」


ということになった。

出発は一週間後、そして今回の砂国解放については報奨金と王都での屋敷をということだった。




帰りの道中のこと。


「婿殿、何やら地に足が着いておらなんだ……どうしたのじゃ?」


「屋敷一つをもらってだと思われますわ。あとは報奨金も……」


「……ほう、それはよいのじゃ! わらわとの愛の巣になるのじゃな?」


「いやそれはない」


「む、婿殿……」


愛の巣発言は許さん!


ということでしばらく驚きの額の報奨金と王都での屋敷が与えられたことに地に足が着いていない状態だったが、メジェネアのせい――おかげで、ようやく実感できた。


まぁ宝石とか金属とか無限に入る箱とか、ゴーレムを呼び出す笛――そういえば砂国で使うのを忘れてた――とか、水差しとかもう持ってるものでも巨万の富なんだけどな。一応、この世界でのお金の管理はリンスにまかせているので、そこらへんはリンスにまたまかせることにする。


「ガルゥ」


「そうだな、王都の屋敷にはコーディ用の部屋もあつらえないとな!」


そう言うと、コーディがすりすりと甘えてきた。可愛い奴め!


よしよししながら俺たちは宿へと戻り、事の次第を話してその日は休むことにした。


明日からは、魔法の鍛錬だ。


何があるのか分からないしな。


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