✅ 宿泊室 2 / まったりしよう 1
──*──*──*── 宿泊室
食堂で、朝予約していた特製海鮮丼をセロに “ あ〜ん ” してもらって完食した。
人の目が気になったけど、折角セロから “ あ〜ん ” をしてもらえるんだ。
恥ずかしさと視線は目を瞑って我慢した。
文句ない至福の時間だった〜〜(////)
夕食を済ませたら、宿泊室に戻って、セロと一緒に温泉に入った。
オレが想像してた温泉とは違ってて驚いちゃった。
だって、隕石が落下して出来た巨大なクレーターの温泉だったんだ!!
クレーターの真ん中に源泉があって、温泉水が湧き出てるらしい。
真ん中に近付くにつれて、足が付かなくなる程に深くなってるし、熱くなっていた。
セロとオレが入っていた場所は、丁度好い加減の温度だった。
完全に貸し切り状態で、思いっきり泳げて、大満足だった!
《 創造主の館 》には、他にも色んな大きさや形をしたクレーター温泉の浴室があるらしい。
並々ならぬ拘りがあるらしくて浴場じゃなくて、あくまでも浴室らしい。
今回入った温泉は透き通るくらい透明だったけど、真っ赤な色や真っ青な色の温泉もあるらしくて、気分によって色んな色の温泉が楽しめる様になってるみたいだ。
浴室の風景も変えられるみたいで、致せり尽くせりで楽しめる温泉だ。
もっと早く教えてくれたら良かったのになぁ〜〜。
勿論、セロに背中を流してもらったよ。
セロから「 洗いっこしましょう 」って言われたけど、恥ずかしいから洗いっこは遠慮した。
幾ら相手が人形でも、セロはちゃんと生きてる……。
『 いいこと 』はするのに “ 洗いっこ ” は駄目なんて……、自分でもオカシイ事を言ってるって思うけど、『 いいこと 』に関しては何にも覚えてないから出来る訳で…(////)
“ 洗いっこ ” の場合は覚えてるだろうから無理なんだよぉぉぉぉぉぉおおおおっ!!(////)
入浴が終わって、バスローブを羽織ったら、濡れた髪をセロが乾かしてくれて、ブラッシングしてくれた。
セロの髪は人毛じゃないから、乾かす必要もないし、ブラッシングする必要もないらしい。
水捌けが良くて、水分が蒸発して自然に乾いちゃうんだってさ。
寝癖も付かないんだ。
寝癖に困らないなんて羨ましい〜〜〜。
何で出来てるんだよ、セロの髪は!!
洗面脱衣室から出たら、ベッドの上で全身マッサージをしてもらった!
勿論バスローブは羽織ったままでだ。
バスローブはシャツみたいに薄いのに、吸水性も肌触りも抜群に良いんだ。
風呂上がりでバスローブ姿のセロ──。
何かとっても色っぽくて……いやらしいっ!!(////)
本当に今更だけど、セロは薄着しちゃ駄目な奴だぁぁぁぁ!!(////)
今はセロのマッサージも終わって──、2人でベッドに並んで寝転がってる状態だ。
整い過ぎて美麗なセロの顔が目の前にあって……緊張する!!
セロフィート
「 マオ、もう寝ます? 」
マオ
「 ま…未だ!(////)
もう一寸起きてたい(////)
………………セロに聞きたい事もあるし! 」
セロフィート
「 聞きたい事…です?
はて……、何でしょう? 」
マオ
「 明日の事だよ 」
セロフィート
「 ははぁ…。
気になる事でも有ります? 」
マオ
「 有り過ぎますとも! 」
セロフィート
「 良いでしょう。
マオが気になる事を教えてください 」
マオ
「 うん…。
…………明日は今日行けなかった墓地に行くんだよな? 」
セロフィート
「 そうです 」
マオ
「 墓地に行って何をする気なんだ? 」
セロフィート
「 目的は “ 魔剣の討伐 ” と “ 剣騎士の確保 ” です。
“ 剣騎士の確保 ” については、当日の状況に依る為 “ 絶対可能 ” とは言えません。
先ずは剣騎士が依頼書通り、本当に魔剣に “ 操られているのか ” を見極める必要があります。
“ 肉体だけを乗っ取られている ” のか “ 肉体だけでなく、精神迄も乗っ取られてしまっている ” のか “ 抑、初めから乗っ取られて等いない ” のか “ 操られて等いない ” のか “ 魔剣が剣騎士の死体を動かしている ” のか…等々、様々なケースが考えられます 」
マオ
「 そ…そうなんだ…。
見極めるの……難しそうだな… 」
セロフィート
「 見極めはワタシがします。
マオは心配しなくて良いです 」
マオ
「 …………はい… 」
セロフィート
「 墓地の件は依頼が解決した後の事になります 」
マオ
「 其を明日するつもりなのか? 」
セロフィート
「 準備は必要です 」
マオ
「 準備?? 」




