ゴーレム ゼロ
一気更新です。
(私は誰?ここはどこ?暗いよ、怖いよ嫌だよ。)
「起きろ!」
(誰?私を起こすのは誰?)
魂は目覚めた。
「起きたか。」
「アナタハ?」
「俺はザガトだ。」
「ザガト。ワタシハワタシハワカラナイ。」
「おまえは今ゴーレムとして存在している。」
「ゴーレム……。思い出した私は一度殺されて。」
「そうか。」
「でも名前も家族も思い出せない。」
「そうか。」
「私はどうしたらいいのかな?」
「おまえはゴーレムだ。ここで体が朽ちるのを待つしかない。」
ザガトとゴーレムがいるのは山奥それも普通の人間ではこれないバミューダ山である。
「そんな?!」
「あるいは俺のゴーレムとして生きるか」
「私は……私は……あなたのゴーレムとして生きます。」
「そうか。」
「マスター名前を付けてください。」
(適応の早いやつ。)
(名前ゼロはどうかの。)
(神か)
(うむ)
(そうだな)
(じゃろう。)
「おまえの名前はゼロだ。」
「ゼロ。はい。マスター」
「俺は冒険者だ。ゼロも戦闘をしてもらう。」
「はいっ。マスター」
「あそこのロックタートルでいいか。」
「えっそれって1級の魔物じゃ、」
魔物には5~1、邪神級とランクづけがされている。1級はSランクなら余裕だ。
「大丈夫だ。」
「でも。」
「俺はSランクおまえを死なせたりはしない。」
「分かりました。マスター」
ゼロはそう言ってロックタートルに向かって行った。ちなみにロックタートルはその名の通り岩のような亀で頑丈さを武器とする魔物である。ゼロがそんなロックタートルにパンチを繰り出す。普通のゴーレムではあのスピードは出まい。ロックタートルはその一撃を避けた。亀に似合わぬ素早さだ。ロックタートルが突進をする。ゼロは受ける態勢にはいった。オリハルコン製のゼロなら大丈夫だ。案の定ロックタートルは捕まり倒された。
「マスター出来ました。」
「大丈夫なようだな。さあいこう。」
「はい。マスターどちらに?」
「ヘミニア皇国の皇都だ。」
ザガトはシュレイド王国を出る。




