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Nightmares Never Die  作者: 山田夜守
第三章 The Hero's Graveyard
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第5話軍隊アリ army ant

一方、少し時間を遡り、ダムがアブーを仕留めた頃、カスパーたちは今回の標的らしき、nightmareを追っていた。

nightmareはどんどん奥地に逃げていっており、カスパー達も必死で追っていた。


ラートリー「あーもう!じれったいな!

いつまで、続くのよこれ!?」

ペルマラム「一向に追いつけませんね...何か相手を止める手段でもあればいいのですが....」

誠士郎「...仕方ないだろう。

カスパー、捕捉はできているよな?」

カスパー「ああ、ん?立ち止まったようだぞ?」


カスパーのプロヴィデンスは壁越しにも、使用でき、なおかつ距離によって、オーラの濃さが変わるといった能力であった。


ラートリー「便利な能力ねえ....あんた、うちに来ない?」

誠士郎「....ネロが許可しないと思うぞ」

ペルマラム「それより、相手に注意しましょう。

多分待ち伏せをしています」


ペルマラムがそう言うと、彼女の推測は的中し、突然岩陰からゲリラが多数、顔を出し、AKMで攻撃を浴びせてきた。

誠士郎はカスパーを咄嗟にかばう。


誠士郎「二人とも奴らを頼めるか?」

ラートリー「任せて頂戴!」

ペルマラム「ご期待に沿いましょう」

ラートリはそう言うと、真正面からゲリラに突っ込み、彼女の持っていた*ククリ刀で次々に切り裂いた。

*ネパールのグルカ兵が使用する武器


ラートリ「お味はどうかしら?存分に味わってよね~!」

カスパーはラートリーから狂気を感じた。

ペルマラムも*IWI NEGEVを軽々と扱い、カスパーと誠士郎を護衛しながら、敵を蹴散らした。

*イスラエルで開発されたマシンガン


ペルマラム「....大体、片付きましたか.....」

ラートリー「手応えがない相手だね。

まあ、人間なら仕方ないか。

ん?えっと、カスパー君だっけ?なんか呆然としているけど、どうしたの?」

カスパー「え?いや、その.....」

ペルマラム「ええ、そうですよ。

私の顔になんかついていますか?」

カスパー「いや、別にそういうわけでは.....」


ラートリー「え~なんか、カスパー君、いやらしい~」

誠士郎「....お前たち、nightmareが残っている。

油断するなよ」

ペルマラム「ええ、そうですね。

カスパー君、nightmareはどうなりましたか?」

カスパー「依然として、同じ場所に留まっているようだ」


誠士郎「なら、ラートリーが突っ込むのが最適だろう。

お前のスピードを活かして、奴を狩りとるんだ」

ラートリー「おっけー!」

ラートリーが突っ込もうとしたその瞬間、カスパーは上空から鋭い感覚を感じた。

カスパーがすぐさま、上空を見上げると、*Mi17が上空を飛んでおり、そこからnightmareのオーラを複数視認した。

そして、ヘリからカスパー達に向けて、RPG7を撃ち込んできた。

誠士郎はカスパーを庇いながら、二人は咄嗟に回避をした。

それと同時に、スモークグレネードを地面に炸裂させ、スモークが発生した。

*旧ソ連で開発されたMi17ヒップ輸送ヘリ


誠士郎「なっ、なんだ??」

ペルマラム「なんですか、このスモークは?」

カスパー「三人ともnightmareだ!!nightmareが複数、上空にいるぞ!」

三人はすぐさま、臨戦態勢を整えたが、ヘリから顔を隠した兵士と思しきnightmareたちがロープにより、降下してきた。


スモークグレネードにより、視界が悪くなっている中で、nightmareの集団はカスパーに接近した。

誠士郎は阻止しようとするも、nightmareの一人に銃で頭を殴打され、意識が朦朧としてしまう。

他二人はなんとか、カスパーを守ろうとするも、距離が少し離れていた上に、視界不良により、カスパーを発見できないでいた。


ペルマラム「くっ、カスパー君、どこですか!?」

カスパーはnightmare達に取り押さえられ、注射器を刺されそうになる。

しかし、その瞬間、ヘリにロケット弾が撃ち込まれた。

そして、それと同時にさっきまで追っていた四人が追っていたnightmareが顔の見える位置まで接近してきていた。

そして、謎のnightmareの集団に向けて発砲を始めた。

謎のnightmareの集団は突然の出来事に混乱し、対応できずにいた。

カスパーはスモークの中で追っていたnightmareの男に、後頭部を銃のストックで殴られ、気絶してしまう。


スモークが徐々に消え、視界が良好になると、誠士郎、ラートリー、ペルマラムは目の前に現れた光景に困惑した。

なぜなら、顔を隠した見知らぬ集団の遺体が地面に複数転がっており、その上、カスパーと追っていたnightmareの姿が消えたからである。


誠士郎「!!おい、カスパー!どこだ!」

ラートリー「いっ、いなくない!?」

ペルマラム「それに、このnightmareの遺体は一体?」

急いで、誠士郎は無線により、連絡を入れる。

 

誠士郎「「....こちら、yamaneko、twilightがさらわれた。

至急応答を求める、over」」

エーリヒ「「....こちら、wolf、了解した。

ポイントD《デルタ》で合流しよう、over」」

誠士郎「「....了解した」」


誠士郎たちは死体の特徴などを確認した。

誠士郎「.....こいつの腕、何か文字が彫られているな」

ラートリー「どれどれ?えーと....ごめん。

何語かわからないや」

ペルマラム「私にも見せてください。

ええと.....ごめんなさい。

私にもちょっと.....」

誠士郎「......後で、エドワードにでも聞いてみるか。

ひとまず、エーリヒたちと合流することにしよう」

誠士郎たちポイントD《デルタ》に戻り、合流を果たした。


_________________________________



一方、時間を少し遡り、ダムがアブーを仕留めた頃、ダスクを追った三人はとある小さい村にたどり着いた。


エドワード「村だ....こんな場所によく住むなあ」

伊吹「感心している場合ではないわよ。

早く、ダスクに追いつきましょう」

ネロ「まあ、あいつ一人でも問題はねえだろうけどな」

村の構造はいくつかの家が立ち並んでおり、村の横に岩山がそびえ立っており、その岩山から村全体を見渡せた。


そして間もなく、村中に銃声が響き渡る。

しばらく銃声が周囲に響き渡っていたが、静寂を取り戻した。

そして、ダスクがnightmareの死体を引きずりながら、ネロたちの方に向かってきた。


ダスク「よお、お前たち!遅かったな。

既に討ち取っちまったぜ!」

ネロ「....ほらな」

ダスク「張り合いがねえ相手だったぜ。

なんか知らんが、ずっと怒鳴っていたしよ」

エドワード「ok。

では、一度連絡を入れようか」


エドワード「「....こちら、paradox、nightmareの抹殺を完了した。

それぞれの状況を報告せよ、over」」

しかし、返事が帰って来なかった。

エドワード「まだ戦闘中なのかもしれない。

連絡を待とう」

そして、次に背負っていた大型の無線機で、Leitzに無線連絡をし、nightmareの死体を回収し、待機するよう伝えられる。


ネロ「暇だから、伊吹にちょっかいでも出しているか」

伊吹「ちょっ、ちょっと!なんで、そうなるのよ!」

ネロ「ダムが伊吹をからかうのは面白いって言っていたぞ。

ほら....ペルマラムはさあ...あれじゃん?」

ダスク「あれは....そうだな...」

ネロ「で、ラートリーの奴は何するかわかんねえし....

てなると、伊吹しかいねえよなあ」

伊吹「あっ、あなたたちねえ....」


そんな会話をしている最中に村の家の中からとある男が顔を出した。

四人は咄嗟に銃を構えた。

男「....さっきの銃声はあんたらのものか....」

ネロ「...英語が喋れるのか。

で、お前何者だ?」

男「安心してくれ。

私は兵士だが、争うつもりはないんだ。

ところで、とある男を見かけなかったか?

メガネをかけた男だ」


ダスクが殺害したnightmareの特徴と一致していた。











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