妹に婚約者を奪われて婚約破棄された上に、竜の生贄として捧げられることになりました。でも何故か守護竜に大切にされているようです
ダメーナ子爵家の姉妹であるイリスとティアナ。
何でも要領よくこなし、愛想の良い妹のティアナ。
物覚えも悪く、愛想がないと蔑まれてきた姉である私――イリス。
私は屋敷中から冷遇されて、いつからか召使いのように扱われていました。
ある日、唯一の婚約者すら妹のティアナに奪われてしまいます。
失意の私に追い打ちをかけるように、両親からこんな言葉をかけられます。
『妹の身代わりになれ』と。
「聖女」であるティアナには、国を守護してもらえるよう「竜」に祈りを捧げる役目があります。
この国は聖女が竜に祈りを捧げ、竜が聖女の祈りに応えて国を守護することで栄えてきたのです。
もっとも面倒くさがりな妹は、祈りを欠かすことも多く竜の怒りを買ってしまったのでしょう。
そんな時に生贄となり竜の怒りを鎮めるのも聖女の役割なのですが――妹を溺愛する両親は、私を身代わりにすることを思いたようです。
そうして「守護竜」のもとに向かう私ですが――
これは妹の身代わりに生贄にされたイリスが、何故か竜神に大切に扱われ新天地で幸せをつかみ取るお話です。
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何でも要領よくこなし、愛想の良い妹のティアナ。
物覚えも悪く、愛想がないと蔑まれてきた姉である私――イリス。
私は屋敷中から冷遇されて、いつからか召使いのように扱われていました。
ある日、唯一の婚約者すら妹のティアナに奪われてしまいます。
失意の私に追い打ちをかけるように、両親からこんな言葉をかけられます。
『妹の身代わりになれ』と。
「聖女」であるティアナには、国を守護してもらえるよう「竜」に祈りを捧げる役目があります。
この国は聖女が竜に祈りを捧げ、竜が聖女の祈りに応えて国を守護することで栄えてきたのです。
もっとも面倒くさがりな妹は、祈りを欠かすことも多く竜の怒りを買ってしまったのでしょう。
そんな時に生贄となり竜の怒りを鎮めるのも聖女の役割なのですが――妹を溺愛する両親は、私を身代わりにすることを思いたようです。
そうして「守護竜」のもとに向かう私ですが――
これは妹の身代わりに生贄にされたイリスが、何故か竜神に大切に扱われ新天地で幸せをつかみ取るお話です。
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1.妹に婚約者を奪われ竜の供物として生贄にされることになりました
2021/02/20 18:01
(改)
2.なぜだか守護竜に歓迎されているみたいです
2021/02/20 19:02
(改)
3.私の祈りはきちんと守護竜様に届いていたようです
2021/02/20 20:07
(改)
4.守護竜はお怒りのようです……妹に
2021/02/20 21:01
(改)
5.【SIDE:ティアナ】収まらぬ竜の怒り
2021/02/20 22:02
(改)
6.【SIDE:ティアナ】先代の聖女にやり方を問い詰められる
2021/02/20 23:04
(改)
7.【SIDE:ティアナ】祈りの儀式、守護竜の怒りを買って大地が揺らぐ
2021/02/21 00:10
(改)
8.【SIDE:ティアナ】国を揺るがしかねない大罪
2021/02/21 07:02
(改)
9.「嬉しい」という言葉だけで前向きになれます
2021/02/21 08:50
(改)
10.守護竜の心
2021/02/21 09:30
(改)
11.王宮に守護竜様と向かう事になりました
2021/02/21 10:12
12.妹とダメーナ子爵家の末路
2021/02/21 11:04
(改)
13.幸せな日々がはじまります
2021/02/21 12:03