WENS結成
四人は集まった。
この四方ビジネスホテルの宴会場 鳳雅に。
「では、まず始めに、皆さん。自己紹介をしましょう。それでは私、坂田から始めたいと思います。どうも、皆さん。こんばんは。坂田唯です。学生時代は、バンドを結成していました。好きな食べ物は、カレーパンです。宜しくお願いします。」
その次は、名前の順によって、北川が指名された。
「え、えっと。北川白那です。好きな食べ物は、佃煮です。宜しくお願いします。」
続いて、西村が呼ばれた。
「はい。皆さん。こんばんは。西村朱梨です。好きな食べ物は、パンです。特に、メロンパンが好きですね。宜しくお願いします。」
続いては、東島。
「はい。皆さん。こんばんは。自己紹介をさせていただきます。東島玄佳です。好きな食べ物は、カナブンじゃなくてチョコクッキーです。」
笑いが起きた。そして、次は蒼依の番だ。
「皆さん。こんばんは。南原蒼依です。好きな食べ物は、ゴーヤチャンプルーです。宜しくお願いします。」
そして、自己紹介が終わった後、打ち合わせとなった。
「では、今後の方針について打ち合わせをしたいと思います。具体的には、バンド形式にするか。それとも歌とダンスのユニットにするか。と言うことです。」
「私は、ユニット形式が良いと思います。バンドは何か難しそうだから。」朱梨が言った。
「でも、バンド形式は、身に付くから将来性もあって良いんじゃない?」白那が返す。
蒼依は、苦悩した。独断でアイドル活動しちゃったけど、本当に蒼依は喜ぶのか。
戻れるかわからないけど、体が女体化しなくなる肉体に戻ったときは、あの子がこの仕事をするんだ。
言い換えるならこの魂が戻ったとき、アイドル活動を受け入れてくれるのか。
不安だ。不安すぎる。
だけど、思ったよ。
ここでやることは、俺にとってもあの子にとっても、ためになるはずだ。
なら、よりためになる方を選ばなきゃなんないんだ。
責任は重い。だけど、ここで退いたら絶対後悔する。
だから、選ぶ。
「私は、バンド形式の方が良いと思います。理由は、たとえ将来、バンドを辞めたとしてもより厳しい思いをした方が体に残るし、良い思い出になるからです。」
「蒼依ちゃん。私、逃げてた。うん。バンド形式の方が良い。ねぇ、玄佳ちゃんは?」
「勿論良いよ。私、ピアノ習ってるからさ。少しは、いけるよ。」
そして、チーム名は、west(西)east(東)north(北)south(南)の頭文字を取り、WENSとなった。
四人の活動はまだ始まったばかりだ。
坂田「次回から、頑張っていくわよ。」
北川「何か、個性的なメンバーが集まりましたね。」
西村「何か、聞いたところによると、作者診断メーカーとかいう日本国のツール使って、私達の好きなもの決めたらしいわよ。」
東島「そんなの、やめたらええねん。そないやる気の無い作者は、消えてしまったらええんや。」
南原「作者が可哀想だよ。カナブンのところは、変えてチョコクッキーにしたんだからそこは作者の優しいところですよ。」
作者「でも、蒼依がまさかゴーヤチャンプルーが好きな食べ物だとは思わなかった。仕組まれてるのか。まぁ、皆頑張ってくれ。」




