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第三十六章:隠された真実

まどかが続けて言った。「私、先生たちが探偵ごっこしているところを見て、いいネタになると思って、微笑ましいなとこっそり眺めていたんですが…」


その言葉に和兎は眉をひそめた。彼女は続ける。「倉庫の木箱、自殺未遂、生徒への脅迫事件、問題用紙の件…これらは全部、学校全体の事件に見せかけて、実は先生たち二人をターゲットに絞った事件に変わっているんですよ」


和兎ときいはお互いに目を見合わせ、まどかの言葉に引き込まれていく。「つまりは…深刻なのは学校全体じゃなくて、あなたたち二人だけなんです。全体との意識のすれ違いが起きているんですよ」


その言葉が重くのしかかる。和兎は考え込む。確かに、彼らは目の前の問題を解決しようとしていたが、まどかの指摘は、彼らが気づかないうちに何か大きな罠に嵌っていることを示唆していた。


「じゃあ、どうすればいいの?」きいが不安そうに尋ねると、まどかは微笑みを浮かべた。「まずは、先生たちが本当に求めている真実を明らかにすることです。あなたたちが一緒にいるとき、真相が見えてくるかもしれません」


和兎はまどかの目を真剣に見つめ、何か大切なことを教えてくれる気がした。まどかが示唆するように、彼らの関係や行動が何かの鍵になるのかもしれないと感じた。彼女はただのゴシップ好きの生徒ではなく、彼らの事件に対する真剣な観察者なのだと再認識した。



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