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フリースタイル  作者: カブリネコ
レスリングをするために
49/71

海生宅にて

 通天高校の図書室を後にした幸隆と海生は海生の家に着いたところだった。


「ただいま」


「おかえ…… 海生お前またイイ感じの子を」


 出迎えたのは姉の海里。両親は共働きでこの時間は働きに出ている。大学生の海理は日によっては授業がないので家にいることもある。


「言っとくけど変なことしないでね。あと幸隆の半径二メートル以内に近寄らないで」


「なんでー!? お前鏡也の時はそんなこと言わなかったじゃないか!」


「鏡也は昔から付き合いあったし、どういう目で見られてるか知らなかったし」


 幸隆を見て妙に興奮する海里。それに対して冷たくあしらう海生。


「えっと海生の姉さんか? はじめまして幸隆っていいます」


 挨拶をする幸隆に海里は満面の笑みで答える。


「はじめまして姉の海里だよ! さぁ今日はゆっくりしていって!」


「テスト勉強するから邪魔しないでね」


「わかったー」


 本当に邪魔しないか不安が残る中、二人は海生の部屋に向かった。



 __________________________


「海生の姉さん面白そうな人だな」


「んー別に悪い人じゃないんだけどちょっと趣味がね」


 クエスチョンマークを頭につける幸隆。なんでもないよーと言いながら海生は勉強の準備を進める。


「おっこの漫画俺も見てる。スゲー面白いよな」


 幸隆が本棚に置いてあった漫画を見て言った。海生が集めているスポーツ漫画だ。


「うん! それすっごい好きでさ。主人公達が頑張って、それでも勝てなくて、でも諦めようとしないところとか!」


「あぁ良いよな! 試行錯誤しながらどんどん成長していくところとか!」


 二人が漫画の話で盛り上がる中、ドアを隔てたその隣では海里が聞き耳を立てていた。


「くそっ海生め…… 鏡也以外の子ともいちゃいちゃしやがって…… 妄想がはかどるっ」


 ____________________________


 漫画談議がひと段落して勉強を始める海生達。まずは生物からだ。


「暗記でどうにかなる問題もあるから、まず覚えるところからあ始めようか」

「う…… 俺はそこんところ苦手だからやり方は海生に任せる」


 海生はもらった優香達にもらったテスト問題をみながらテストの傾向を予想し、出そうなところをピックアップしながら暗記を進めようとしてくる。


「えっとこの細胞の図は植物や菌類、細菌類の細胞にみられる構造。 動物細胞には存在しない。 細胞膜の外側に位置するのが 細胞壁」


「細胞膜? 細胞壁?」


「んー壁っていわれたら細胞壁って覚えとけばいいよ」


 海生は幸隆にポイントを教えつつ、自分も知識の確認をおこなった。

 今日の勉強は生物と世界史の暗記できそうなところを勉強して終えた。

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