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フリースタイル  作者: カブリネコ
過去の後悔をふりきって
20/71

大会当日

 今日は大会当日。


 緊張と不安、少しだけ期待を胸にレスリング部全員が乗っている、学校所有の通天高校の名前が入ったバスから降りる。


 着ているレスリング部のジャージの背中には『連』と描かれている。

 下に着ているオリジナルTシャツには『撃』と書かれており、続けると『連撃』となる。


 通天高校で代々受け継がれてきたものらしく、海生はこのジャージとTシャツが気に入っている。


 大会会場は沖縄県中部にある市営体育館だ。

 初めて来た場所に周りをキョロキョロと見ながら海生は先輩達に着いていく。


 会場の体育館に入ると、レスリングに使用するマットが設置されていた。


「体育館みたいな所に来るのは一年ぶりくらいか」


 中学の頃の部活を思い出しながら海生は呟いた。中学最後の大会以来、海生は学校行以外のこういった大きな体育館に来たことはない。


 苦い思い出から、自然と自分からこういった場所に来ることを拒んでいた。


「海生も体育館に来るの久しぶりなのか? 実は俺もなんだよ」


 すぐ側にいた幸隆もどうやら同じだったらしく、呟いた海生に話しかけてくる。


 そういえば幸隆も中学の頃はバスケットボールをやっていたと聞いた。


 お互い事情は良く知らないものの、同じような思いを感じて笑い会う。


 そうこうしているうちに、他の学校の生徒も揃いはじめる。


 大会に参加する全生徒が集まったのを見て、思ったよりも人数が少ないことに気がついた。ざっと見ただけでも総勢40人くらいではないだろうか。


 そして入部する時に上地先生が言っていた事を思い出す。


 沖縄のレスリングの競技人工は少ない。

 その実情を知った場面だった。

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