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Numerous Divided Life ニュマラスディビデッドライフ  作者: 靄然 翠
〈第2章 混合の灰は種間競争に喰らわれる〉
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2話 『レッツジョブ診断』.82

最上位→極位です。まぁ、変わりません。設定上は極位です。たまに作者が間違えて最上位にしますが、気にしないでください。

それとジョブと職業も特に違いはありません。作者の気分です。

「というわけで、お前の使ってる武器は?」


 手始めに、ノーシュから診断することになったので、ルーベル辺境伯がノーシュへと質問をする。


「使ってる武器は短剣、対刃剣。スタイルは二刀流だ」


「ビルドは、攻撃・スピード・防御、なんの特化だ?」


「スピード特化。スキルもスピードと、立体機動ができるように【跳躍空気板】と【圧縮空気板】を使用している」


「なるほどな。なら、双剣士だな。島が解放されただろ?あれの西の方に町があって、そこで手に入れることができる。双剣士は片手剣を扱うジョブだから、お前の要望に合ってるだろ」


 西の町?なぜそんな情報を持っている?解放された場所について知ってるのなんて⋯⋯いや、まさかな。でも、確か王の名前ってサフィロス⋯⋯いや、ないな。


 俺は出かけていた馬鹿馬鹿しい考えを捨て、切り替える。


「じゃあ次は俺の番ですね」


「そうだな。じゃあとりあえず使ってる武器はなんだ?」


 この場合、片手剣と盾なんだろうが、どうしようか。片手剣を使ってるが、別に他の物も使うし。職業によっては他の武器が使えないなんていう職業もあるし、それ込みで伝えた方がいいか。


「基本的には片手剣と盾で戦うタイプですか、片手剣以外も別に使います。なんで、できれば他の武器が使えなくなるような職業はいやですね。それと、片手剣系統の職業がいいです。盾に関しては神樹防盾があるんで。剣と盾が揃った職業があるんならそれがいいんですが」


「いや、剣盾系統のジョブもあるぞ。剣闘士っていう職業だ。こいつも西の町にあるどちらも下位の職業に当てはまっている。戦闘の町特有の職業だな」


 あるんだ。しかもノーシュと一緒の方向だ。


「二人の職業が同じ場所にあるのはありがたいな。僕も手伝おう。どうせジョブレベルを上げないといけないし。砂漠地帯は矢の軌道がずれるから好きじゃないけど、なんとかする」


「了解。ところで、兄さんは職業何にしたんだ?」


「俺のジョブ?大剣使いだが」


「思ったより普通。なんか、特殊なの選んでると思ってた。例えば破壊剣士(バスタード)みたいな」


「俺をなんだと思ってるんだよ。お前の兄ちゃんはな?翠やエフと違って普通の人間なんだよ。ただ地道に強さを得てるだけで化け物じゃねぇんだわ。その証拠に、俺は大剣使いだが、翠は[憑鬼]っていうジョブを付けてるし、エフは[抜者](ドロワー)っていう何かわからないジョブを持ってる。どうだ?俺はまだマシだろ」


 憑鬼。これはサイトで見たことがあるから知ってるが、抜者ってのは見たことがないな。ドロワー、drawer⋯⋯描く人を指す言葉じゃない。そうするならペインターになるだろうし、漢字表記も描者とかになってるだろう。とすれば⋯⋯


「抜刀か」


「抜刀?」


「抜者の意味だ。英語で剣を抜くっていう時にdrawを使うからそこから来たんだろう」


「確かに、それならエフのスタイルにあるし、それが正解っぽいな」


 いや、エフメリアさんのスタイルと別に合ってるわけではないだろ。エフメリアさんは抜刀による一撃じゃなく、抜いた後の連撃で才を発揮するんだから。つまり、意図があって抜者をとっている。とすれば、考えれるのは上位ジョブや極位ジョブ。そして⋯⋯「お前らよぉ。もう話は済んだんだから帰ってくんねぇか?」


 考えていた俺の思考を制止しするように、ルーベル辺境伯が声を出す。


「いいじゃねぇか、減るもんじゃねぇし」


「減るんだよ、俺の時間が。ここ俺の部屋、せめて応接室にいけ」

 

 そういや、そうだった。


「そうなるんなら帰るわ」


「俺らも、王都に戻って準備しないとな」


 そうだな。


「じゃあ、ありがとうございました。アルクス、行くぞ」


「追いつくから先行っていいぞ」


「了解」


「辺境伯、この辺で⋯⋯」


 さて、目指すジョブは決まった。欲しい武器も揃ったし、あとはレベル上げだけ。それが終わったら会いに行こう。

次投稿は5月となります

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