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Endless Story  作者: 詞葉
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 優しい風がアシスの部屋を吹きぬける。小さく開いた窓の隙間から、風は一つの本をめくっていく。

 ふわりと吹いた風は、一つのページを開けた。





『愛しきレイアへ


 俺は今、本を書いている。長年やっていた魔道の研究をまとめた本だ。

 この本には、君達原初の一族のことをまとめた。知って欲しかったんだ。君達が、君がこの世界に生きていたということを。


 いつか、もう一度君に出会えた時。その時の俺がこの本を読んでいると良いと思う。そして、自分はこんな風になっていない、と笑っていてくれれば良いと思う。

 その時に生きる、君の隣で。


 来るか分からない未来に、望みを託すことは馬鹿だと思うか? でも俺は信じてる。君も、いつかまた出会えることを望んでくれていると。

 だから、その時が来たら、あの時言えなかった言葉を……いや、きっと俺のことだから、なかなか素直に言えないんだろうな。でも、必ず伝えるよ。君が言ってくれたあの言葉を。


 だから待っていて。

 君の隣に、もう一度俺が立つその日まで。俺が君を見つけるその日まで。

 必ず見つけ出して、そうしたら、もう二度とその手を離さないと誓うよ。

 今度こそ、守ってみせるから。

 一緒に生きて、笑って、そして――幸せになろう。


                         誰よりも君を愛すリーファより』

 

ここまで読んでいただいてありがとうございます!

『Endless Story』はいかがだったでしょうか?

かなり昔に書いた話であり、読みにくいところや章割もめちゃくちゃで、お見苦しいところが多々あったと思います。

なんちゃってハイファンタジーですが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。


また蛇足になりますが、このお話には続きというか、シリーズとしてもう一つお話がありますので、よろしければ見てやてください。

本当に、ここまで読んでいただいてありがとうございます!

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