第5話 衝撃の事実
「なんてこった!すれ違ってしまったのか。」
ヒロシは必死に走った。下を見ながら必死に早歩きしたのが間違いだった。あの死体が見つかる前に彼に会わなければ。
ヒロシは突然足を止め、占い屋の方向へ向かった。
「待て、あの婆さんに場所を教えてもらえればいいじゃないか」
タッタッタッ
「なぁ、あきらは今どこにいるんだ?頼む、教えてくれよ!!」
老婆は不気味に、目が見えなくなるほど微笑みながら、ヒロシの方を向いた。
「お前さんはもう彼には会えんぞ」
どういうことだ!!こいつの言っていることが本当なら理由はなんだ?
「ひとつ聞かせてくれ、あきらは俺の事、どう思ってるんだ?」
老婆はお化け屋敷の仕掛けのように、ゆっくりとこちらを向いた。
「少しお前さんのことを嫌がっておったな。」
あぁ、遠ざけられているから会えないのか。ヒロシはため息をついた。
「じゃがそれが理由で会えないということではないぞ。」
ヒロシは目を大きくして老婆の話を聞いた。
さっきまで目を小さくしていた老婆が目を大きくして、恐ろしさを感じる微笑みでヒロシの顔に近づいた。
「お前さんが会えなくしたんじゃないか。あぁ、悲しいのう。」
「…。」
「まだ気づかんか。自分の罪は例えバレなくても、すぐに心の中、いや、現実に罰が降ってくるものなのだよ。どうあがいても無駄じゃ、地獄を見るのは変わりない。」
ヒロシの脳内にトイレが映った。ヒロシはショッピングモールへ駆けた。
「ハァハァ、そんな馬鹿な。そんなわけがあるはずがない。」
泣き出しそうな表情で、ショッピングモールのトイレへと向かった。
確かこの個室だった。
ギィィィー
棚を開けると、そこには殺められた愛人の姿があった。ひろしの心は深海の闇に沈んだ。殺した時よりも全身が震えて呼吸ができない。
「すぐにここから出してあげて、隠さなきゃ。」
掃除道具庫の中を探すと、荷台があった。そこに彼を乗せて、大きな買い物袋、バラの花束などで隠して外を出た。
確かこの近くに山がある。そこで彼を隠そう。
「あ゛と少しだがら、待゛っででね゛。」
泣きそうな声と変わらない表情で声をかけた。
目的地に着き、すぐに荷台から死体を取り出し、地面の上に置いた。
彼の表情を見ると、恐怖を感じている。私はそこに性的興奮を覚えてしまった。
あぁ、神様、どうか私を許してください。
ヒロシは服を脱ぎ、彼の服を破き、そして悪魔のように、彼のことを表情ひとつ変えずに見た。
「ごめんね。」
ヒロシは泣きながら裸体を犯し続けた。
――30分後――
ヒロシは服をまた着て、バラの花束を彼の近くにそっと置いた。そして、周りを見るとオノがあった。それを拾い、愛人の性器を切り落とした。その悪魔は愛人をオノで何度も滅多打ちにし、肉を食った。彼は人間を辞めた。




