19話 廃坑の宝物
会話の書き分けと名前の表記の有無のバランスって読んでるときは意識していませんでしたが、いざ自分で書いてみると難しいものですね(^^;
- 街道にて -
「あんたたち、いつもこんな物食べてるのかい?」
「美味しいんだけど、野菜が足りないねぇ。その辺で山菜でも採ってくるかい?」
作り置きのイカ飯を食べているのは、ウメさんとトメさんだ。
何でこの2人が俺たちと一緒なのかと言うと、すまん、俺にも良く解らん。
たぶんドラ吉やゴブ太を気に入ったからだと思うけど……俺が気に入られたとか?
まぁ、地元のベテラン冒険者ってのはツアーガイドに丁度いいから、このままにしとくか。
とにかく何が気に入ったんだか、ウメさんとトメさんパーティー『造花の薔薇』の2人は、王都の東南にあるマデデルの街へ向かう俺たちにくっついて来ているのだ。
どうしてマデデルの街へ向かっているかというと、マデデルの街はドワーフの街で、単に俺がドワーフの街を見てみたかったから、という珍しく食いものが関係しない理由である。
イヤ、さすがに俺も食いものだけにしか興味無いワケじゃないから。
そうだ、言い忘れたが、ウメさんの名前は『ウメロワーヌ』トメさんの名前は『トメルフィア』ウメさんトメさんはその略称だった。
『造花の薔薇』は、昔は4人パーティーだったが結婚等で解散。ウメさんとトメさんは子育てが終わったのを機に冒険者に復帰、今は旦那も他界したので好き勝手やってるらしい。
ちなみに残り2人のうち1人はすでに他界、もう1人は旦那とラブラブで復帰する気が無いとのこと。
ウメさんとトメさんは早く旦那が死ねば復帰して3人でできるのにねーと言っていたが、その歳だと冗談に聞こえないからね、笑えませんてば……。
「お久しぶりです、マデデル行くんですか?」
道中すれ違う冒険者に、やたらと声を掛けられる。もちろんウメさんとトメさんが。
「こいつの付き添いでね。あぁ、こいつはナミタロー、腕のいい魔道士だから覚えておいて損は無いよ」
俺の右肩を叩きながら、ウメさんが紹介をしてる。てか、あんたたち付き添いなのか?
「へえ~……あんたこの2人と組めるなんて運がいいな、この辺の事なら知らない事は無い2人だからな」
「そこまでじゃないよ、あたいらだって知らない事はあるさ」
挨拶される度にこんな感じで話がはずむから、道中進まないったらないですよ……。
夜になってベッドを出したら、あたしらのは無いのか? と言われた。
無いと言ったら金は出すから作ってくれとか言いやがるし……。
作るの面倒くさいけど収納のこやしになってる木を使って箱作ったら『棺桶か!』と怒り出すし。
ちょっとイラっとしたので、半ば嫌がらせのつもりで無駄に高機能で快適な棺桶にしてやった。もちろん蓋や横板には薔薇の彫刻をして、芸術品に仕上げてある。
我ながらなかなかの出来に仕上がった棺桶は、何かしらんがものすごく気に入られて、死んだらこれに入るとか言いだし名前まで彫らされた。
ウメさんにはピンクの棺桶、トメさんには水色の棺桶。
嫌がらせのつもりだったのになー……なんか納得いかんなー。
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ようやくマデデルの街が見えた。
通常2日のところを4日かかって。
「やっとかー、長かったなー。寄り道多かったし……」
俺の愚痴をこぼすと、当然のようにウメさんトメさんが反撃してくる。
「何言ってんだい、知らないと思ってあちこち案内してやったんじゃないか」
「そうだよ、山菜取ってたのだってあんたたちの食事が偏ってたからだろ?」
「ぼく、たのしかったー」
「ぴゅーい」
道中の婆様たちの相手は、ゴブ太に一任していたのだが……そうですか、楽しかったですか。
ゴブ太もまだ子供なので世話も必要だし、婆様の付き合いもかったるい……んなワケで、お前らお互いに引き続き面倒見てくれ。
ウメさんトメさんが一緒なので、当然の如くスムーズに街へ入れた。
ただし、門番さんとの長話に相当な時間が費やされたのは、言うまでもあるまい。
メリットとデメリットのバランスが、もう少しメリット寄りなら助かるのになー。
…………
マデデルの街は、鉱山街である。
産業も、当然ながら鉱山から採掘された鉱石の加工が中心となっている。
ドワーフが金属加工を得意とするというファンタジーの設定は、この世界ではちゃんと有効になっているらしく住民の大半がドワーフで、生産性・品質共に非常に高い水準を誇る。
「しかしアレだね、飲み中心の店ばっかしだね」
晩飯を食べる店を探してるのだが、飲みが売りの店ばかりが目立つ。
ドワーフが酒好きという設定も、ちゃんと活きているようだな。
「だからあたしらに任せときなって言ってるだろ」
「あんたが作るご飯に負けない店に、ちゃんと連れてってやるよ」
「あー……じゃあ、お願いします」
「ぴゅ」
ここは素直に敗北しておこう。
宿もメシもあっさり決まった、メシも美味かった。やっぱし飲みメインの店だったが。
毒無効のスキルがあるから酔えないんじゃないかって? そんなんもちろんOFFにしましたが何か?
ぷはぁ~、日本酒がうめぇ……。
……こらトメ、ゴブ太に酒飲ましてんじゃねーよ。
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- 翌朝 マデデルの街 冒険者ギルド -
「何も来てすぐに依頼受けなくってもさー」
別に依頼なんかやる気無いのに……。
「何言ってんだい、困ってる人がいたら助けてあげなきゃいけないだろ?」
「それが冒険者の生きざまってやつさね」
「観光したいのにー」
「ぴゅいー」
「そんなもの依頼をちゃちゃっと終わらせれば、いくらでもできるだろ」
「ほら、早く掲示板見に行くよ」
「ふえ~い……」
「びー」
…………
「お、酒米の稲刈りの手伝い? 酒米手に入るかな?」
この街は農業も案外盛んだ。主に酒の原料だが……。
「何言ってんだいあんたは、そんなの誰にでも出来るだろ」
「あたいらは困っててもなかなか助けてもらえない人を助けるんだよ」
「ぴゅー」
「何でお前までその気になってんだよ、ドラ吉」
「これなんかいいんじゃないかい?『廃坑の封鎖と魔道具の引き上げ』滞っているみたいだしね」
「魔物の巣になってるのかい? 血が滾るねぇ。ところで封鎖ってどうするんだい?」
トメさんの問いに俺が応える。
「入口潰せばいいんでない? 崩落とかさせて……あれ? 案外楽そうだけど、なんで滞ってんだ?」
「ぴゅぴゅーい」
「そんなもの受けてみりゃ分かるよ。じゃ、これに決めるからね」
「事前情報集めといた方がいいんじゃないか?」
「依頼先は、デロキウ鉱掘だとさ。さぁ、行くよ」
俺の意見無視かよ……。
…………
「もう一度確認するよ、持ち出してほしいものは『空調の魔道具』に『落盤防止の魔道具』それと『削鉱のピッケル』これだけだね」
ウメさんが依頼主でドワーフのデロキウさんに、確認している。
やっぱドワーフは、ヒゲがもじゃもじゃなんだね。
「あぁ、頼むよ。場所は地図のここだ。で、ここと、たぶんここも落盤で塞がってる。掘削の道具はこっちで用意できるけど……」
「あぁ、そこは俺が魔法でなんとか対処できるから、必要無いよ」
なるほど、滞ってた理由はコレか――落盤で塞がった通路。掘り進めるか、かなりの土魔法を使わないと目的地には辿りつけない。
「魔法か、そりゃすげぇな。にしても、廃坑ったって俺の腕ならまだ採掘できるんだけどなぁ、勿体ねぇよなぁ……」
「何言ってんだい、それで魔物が出てきて大事な商売道具置いて逃げるはめになったんじゃ意味無いだろ? 命落としちまったらどうするんだい?」
トメさんの言うとおりだよ。
「で、終わったら入口塞げばいいんだよね」
どうせその作業は俺の担当なので、こっちで話進めた方がいいだろう。
「そうだな、そっちは組合からの依頼になる」
「あれ? 依頼ってそれぞれ別口なの?」
「言って無かったか? 道具の引き上げ依頼は俺個人から、廃坑の封鎖は組合長としての俺からの依頼だ」
「窓口一つで財布は別だったんか」
「さすがに勝手に採掘しといて、組合の金で道具の引き上げとかできねぇからな」
「勝手に採掘? てコトは、俺も依頼のついでに掘って良いってコト?」
「構わんぞ。一日1000ゴルダの採掘料を貰うけどな、ちなみに組合員だと一日200ゴルダだ」
うーむ、採掘量は1000ゴルダか……。
「埋蔵量はまだあるんだよね」
「だがそれなりの腕は必要だぞ? 採掘の経験は?」
「少しは。てか、魔法で採掘できないか試してみたい」
「ほう、そいつは俺も興味あるな。採掘料、500ゴルダにまけてやろうか?」
「イヤ、1000ゴルダ払うよ。採れ過ぎて、後で半分よこせとか言われたくないからね」
「ウハハハ、言わねぇよ。言うとしても安値で譲ってくれってとこだ」
「そっちは言うんかい……」
「ウハハハハ、魔法で掘れたら教えてくれよ、本当に興味あるんだ」
「おう、掘れたらな」
…………
廃坑に入ってウメさんが地図を開く。
こんな入り組んだ坑道、地図が無いと絶対迷うわ。
「なるほど、この青いとこがあたしらがいる場所なんだね」
「そうそう、これなら判りやすいでしょ?」
地図はさっき俺が改造して、全員が青い丸として表示されるようにマーカー機能をプラスしておいた。
「あんたほんとに一家に一人欲しいわね、便利だわ」
「俺がごめんだっつーの」
特にトメさん家は絶対にイヤだ、人使い荒そうだもの。
「で、こっちが俺用の地図」
空間に3Dマップが広がる。こっちは金属鉱石の反応も表示される優れモノだ。
「ぴゅいー」
いいだろー。
「そっちのほうがいいじゃないか!」
ウメさんに抗議された。
「そりゃー俺のだもん」
「あおいのぼくたちですよねー、きいろいのは?」
「まだ埋まってる鉱石だよ」
「けっこうあるじゃないか。デロキウが勿体ないって言うのも無理無いね」
「だからさトメさん、この鉱石を勿体なくならないように俺が掘ろうってワケさ」
「これぜんぶですかー?」
「ぴゅい?」
「全部掘れるかはやってみないと判らんがな。できれば欲しいけどね」
「付き合わせるなら、少しは分け前よこしなよ」
「ガメついなー……じゃあさウメさん、依頼の報酬は七割そっちでいいよ。ただし鉱石は全部俺の、その他見付けたモノは基本山分け、ただし採掘してる時の見張り程度はしてもらう。どうよ?」
「へぇ……自信がありそうだね」
「こんなに埋まってると思わなかったからね、これならかなりの鉱石が掘れるはずだ」
「いいんじゃないか? ウメ。ここはナミタローのお手並み拝見といこうじゃないか」
「それじゃまず、ここから始めるから」
3Dマップを指さす。
「道具は後回しかい?」
「イヤ、なるべく掘った跡が崩落しても他に影響の無い場所から、順番にやりたいんだよ。その方が安全だし多く採掘できるからね」
…………
「まずこの辺からかな? 一応魔物の警戒しといて。ドラ吉、万一が無いように頼むぞ」
「ぴゅい」
「そこはあたしらに頼みなよ」
「そうだよ、なんでドラ吉ちゃんなのよ」
「そりゃ一番強いし、信頼してるからね」
「ぴゅいー」
魔物と言っても土岩系のゴーレムとかムカデとかの虫系で、このメンバーならどうという事は無い相手しか出てこない。
まだなんかブツブツ言ってるけど、そこは流して地中をサーチ。
鉱石は……コレだな。
土魔法で邪魔な岩盤や土を処理しつつ……待てよ、コレこのまま製錬までやれないかな?
各種魔法発動! スキル発動!
……ホントにできちゃったよ。これで鉄の地金完成!
ウメさんトメさんが目を丸くして見ている。
「あんたすごいね……」
「これは、鉄かい?」
「鉄の地金だね、ここに埋まってたのは鉄鉱石だったらしい」
「へぇー」「ほぉー」
「てっこーせき?」
「まぁ、後で教えてやるよ」
「ぴゅーい」
「ドラ吉にもな」
それから、製錬しながらの地金集めを続けたんだが――まぁ、各種金属が出るわ出るわ――鉄や銅は当たり前として、金銀プラチナ・ミスリル・オリハルコン・アダマンタイト・チバラギウム・アワジウム・トカチウムetc.
まぁ、様々な金属が手に入った。何なの? この種類の多さ、しかも希少金属とか高価な金属まであるし、まさに宝の山だわ……。
まぁ、メインは鉄なんだけど、コレ当分金属には困る気がしないさー。
そんなコトをやりながら本来の目的地、道具の類を引き上げに。
えーと『空調の魔道具』に『落盤防止の魔道具』と、『削鉱のピッケル』はこれか?
「うわーきもちわるいー」
「弁当箱だね、カビがひどいねぇ。ゴブ太ちゃん、ばっちいから触るんじゃないよ」
「はーい」
そんなもん見つけるなよ……。
「なぁウメさん、これが『削鉱のピッケル』でいいんだよな」
「そうだろうさ」
「なんか普通のピッケルに見えるんだけど……」
「普通のピッケルだろうさ」
「そうなの?」
「普通の品だって長年仕事で使ってきたんだから、あいつにとっちゃ相棒だろ? 宝物みたいな物さ」
「そんなもんか……」
「そんなもんさ」
引き続き埋まってる鉱石を製錬しながら進んでいくと、何やら箱が落ちていた。
宝箱? の訳も無く……。
「なんだい? 忘れ物かい?」
「開けてみようかね、どうせ大したものは入って無いだろうけど」
ところが、箱を開けたトメさんが固まる。
「ちょ、ちょっとウメ! 見てみなよ!」
何があったのかと、ぞろぞろみんなで見に行く。
「こ、これは……!」
驚くウメさんの視線の先には、一枚の、写真? ウメさんトメさんの知り合いか?
「こりゃ凄い物見つけちゃったよ! ホス様のブロマイド! しかもサイン付きだよ!」
「ホス様?」
「知らないのかい!? 先代の勇者ホスチャーレ様よ! やっぱりカッコいいわ~♪」
「サイン付きなら、すごいお宝よ! もう絶対手に入らないんだもの!」
「へー……いくらで売れるかな?」
「売るわけ無いでしょう! 何を馬鹿なこと言ってるの!」
「そうよ! こんな貴重なもの……あたいもブロマイド持ってたけど、サイン入りは手に入んなかったのよ~」
「あたしもよ~……そうだ! ちゃんと保存しないと! ナミタロー! 出来るんでしょ!」
「はいはい、やりますよー」
両面UVカットのラミネートでいいよね、こんなもんなら一瞬だ。
あ、言っておくけど実際の素材とかは違うからね、解りやすいように両面UVカットのラミネートって説明してるだけだから。
「あぁ~、ホス様~」
「やっぱりホス様すてき~」
なるほどねー。あのブロマイドはウメさんトメさんが青春時代の気持ちに戻れる、貴重なモノだったんだな……俺には全く価値がわからんが。
二人にとってはアレがこの廃坑で見つけられた中で、最高の宝物というワケだ……。
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ガラガラガラガラ
廃坑の入り口付近全般を崩して、ガッチリ土魔法で塞ぐ。
「よし、終わった」
「いやぁ、こんなに早く終わらせてくれるとは、さすが『造花の薔薇』だ」
廃坑を塞ぐのを確認した依頼主のデロキウさんが感心している。
「ナミタローがいたからね、楽なもんだったよ」
「ほう、ウメさんにそう言わせるたぁ……そうだ! 魔法で鉱石は掘れたのか?」
「掘れたよ。つか根こそぎ頂きました」
「マジかよ! すげぇな!」
「悪いね、なんか」
「構わねぇよ。と言うよりも……ありがとよ」
「礼を言われるとは思わなかったな」
もう誰も使っていない事務所に戻ると、デロキウさんが思い出話を始めた。
語っているうちに、いつの間にかどうしてまだ掘っていたのかの話となり……。
「なんかなぁ、俺はさぁ、あいつがまだ掘れるのに廃坑になっちまったのがずっと辛くてよ……。あいつが『俺はまだ生きてる』って言ってる気がしててよぉ……」
デロキウさんが急に泣きながら語り始めてしまった。
「それで、あんた独りでまだ掘ってたのかい……」
「俺だけでもよぉ――うぐっ――最期まであいつを掘って……掘ってやりたくてよぉー。うっく……」
「デロキウは、本当に大切にあの鉱脈を掘ってたんだねぇ」
「ううっ……だからよぉ、あいつを掘りつくしてくれて、俺は、俺はほんとによぉ……」
…………
デロキウさんの話は、日が暮れても続いた。
ウメさんとトメさんは、静かに……だけどずっとデロキウさんの話を聞き続けた。
俺はというと黙って酒と肴を出し、結局その話に付き合った。
話疲れて酔いがまわり、眠りこけた体にトメさんが毛布を掛けて、その日の依頼は終わりとなった。
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宿で朝メシを食べながら俺たちは昨日の話をしていた。
ウメさんの伝手なのでもちろんゴブ太も一緒だ。
「まったく昨日のデロキウには参ったさね、話が終わる気配が無いと来たもんだ」
ウメさんが愚痴る。
「ま、そのおかげで酒と美味い肴にありつけたんだ、まるっきり悪くも無かったさ」
ニヤリとトメさんが笑う。
「その酒も肴もナミタローの奢りだったしね」
「予定外に大きな収入があったからね、あのくらい安いモンだよ、今回の依頼は案外悪くなかったかな、うむ」
「最初は渋ってたくせに」
「ぼくはきのう、すっごくたのしかったですー」
「ぴゅいー」
「そうね、楽しかったわね」
「こんどはどこへ行こうかしらね」
「どこでもー」
「ぴゅー」
ふと思った。
ひょっとしたら、こいつらとの昨日の思い出が、俺の宝物になる日が来たりするのだろうか?
「まさかね……」
よぎった思いは忘却の彼方へ……俺たちは朝メシを終えた。
さすがに街中へは連れて行けないので、ゴブ太には繭になってもらい店の外へ出る。
曇天模様に薄日が差している、雨が降ることは無さそうだ。
俺は安心する。
今日は街を観光する予定なのだ。
2017/10/20 表現を一部追加しました。




