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動いて無い砦


 クオンは背を見つつ・・・・

「成る程良く似ていますね」


 ヴァイスは一言・・・・・

「良い弟子が居るから走らずに済む」


 そうヴァイスは面白そうだから・・・・

出て来た・・・・・・


 出なければ引っ込んだまま・・・・

肯定劇をしていただろう・・・・


 末世からでいいのだし・・・・

滅んでしまっても構いはしない・・・・


 其れが今のヴァイスの考え・・・・・

 

 トクダは好きだが面白味に欠ける・・・・

息子の方が面白い・・・・


 そして魔王軍も国々も変質しつつある・・・・



 動き出した荷車・・・・・

そして動き出す・・・・


 「あの調子なら」

「俺の行動を肯定してくれそうだ」


 ヴァイスは呟く・・・・

祖の呟きはクオンにさえ聞こえない・・・・


 そして砦に前に・・・・・


 石が積み上げられ・・・・・

結界が施された・・・・・


 雑な砦・・・・・・


 利権無い地に・・・・

無理に監視の為と利権を作り出しの為の砦らしい雑さ・・・


 ヴァイスは喜び砦を見て回る・・・・・


 「こんなところで暮らしてる兵」

「どれだけため込んでるか♪」

 

 そんなこんなで・・・・・


 トクダを待っていると・・・・・

「長がいねー」


 「砦の?」


 トクダが扉さえ無い石の建物から出て来て・・・

ヴァイスに・・・・


 ヴァイスは適当に返事を・・・・

トクダは頷き口を開く・・・・


 クオンは荷室で休んでいる・・・・


 「俺は指示された所に行く」

「其処に居るらしい」


 「物資はどうする?」


 ヴァイスは悩み・・・・

「売るつもりかな♪」

「持って行っていいよ」


 「正し気を付けて」


 トクダは手をあげ・・・・

「あいよ」


 さてとどうするかなとヴァイスは笑い・・・・・

 


 

お読み頂き有難う御座います。

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