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二人居ればそれで・・・・


 荷室で・・・・・


 三人で・・・・・・

ヴァイス、クオン、メイで話を・・・・


 メイにヴァイスが誘われ・・・・

クオンと共にならとヴァイスは・・・


 メイは了承し・・・・・


 光が満たされ・・・・・


 柔和にメイがクオンを見つめ尋ねる・・・・

「奥さんですか?」

 


 ヴァイスは瞼を閉じ・・・・

「・・・・・・」


 そして瞼を開け・・・・

凛々しく・・・・


 「違いますが」

「何時かは」


 「契ろうとお互いに」


 クオンは頬染め・・・・・

俯き・・・・・


 「はい」


 メイは笑みを深くし・・・・

「成る程」


 メイは湯飲みの炭酸水を飲み・・・


 口を開く・・・・・

「私兵の間からですか?」


 「其れとも同僚でしょうか?」

「上司と部下とか?」


 ヴァイスは頷き・・・・

「私兵ですね」


 メイは驚き・・・・

「ゴチョウで?」


 ヴァイスは頷き・・・・

「此方は階級が曖昧」

「ショウサ迄上がれば変わるとも聞きますが」


 メイは頷き・・・・

「有力家名の後ろだてが」

「無ければ難しいと」


 ヴァイスは頷き・・・・

「まあウツリギから手切れ金が多く貰えたので」

「私兵を雇い」


 ヴァイスはクオンの手を掴み・・・・

クオンは視線をヴァイスに・・・・


 二人は見つめ合い・・・・

恥じらい微笑み合い・・・・


 まるで新婚の様に初々しい・・・・


 「クオンとこうして巡り合えました」

ヴァイスは伝える・・・・・


 なりよりも愛おしいと・・・・

クオンも又・・・・・


 

お読み頂き有難う御座います。

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