満足できぬ彼女・・・・
「良い夢は見れたかい」
「「「うん」」」
頷き子供たちは其々親の下に・・・・・
ヴァイスは其の背を見つめ呟く・・・・
「どっちが面倒みられてんだか・・・」
クオンが聞き微笑み・・・・
「良いじゃないですか」
「互いにみあえば」
ヴァイスは微笑み・・・・
「そうかもね」
「クオン歩こう」
ヴァイスは立ち上がる・・・・
クオンは驚き・・・・
喜びの返事を・・・・
「はい♪」
並び夕日の中歩くヴァイスとクオン・・・・・
「良いのですか?」
「のんびりしていて」
クオンは尋ねる・・・・・
ヴァイスは悩み・・・・
「分らないね」
「何を重視すべきかも分からないくらいだし」
クオンは流石に戸惑う・・・・
「・・・・・」
其の表情は可愛いと思うヴァイス・・・・
そして伝える・・・・・
「可愛いよ」
「クオン」
クオンははうと・・・・・
撃ち抜かれ・・・・
頬染め戸惑い・・・・・・
目を瞑り・・・・
夕日の中・・・・
重なり合う二人・・・・・
クオンはうっとりと・・・・・
「注ぎ込んでください」
「外でかい」
ヴァイスは少々意地悪を・・・・
クオンはしゅんと・・・
ケモミミ生やし・・・・・
「やはりだめですか」
「いや大丈夫だよ」
ヴァイスは素晴らしいと・・・・
まるで神の様に・・・・・
あくまでうつくしく哂う・・・・
「彼らを使えば良い」
影が広がり・・・・・
その内より黒く赤い全身鎧が複数生える・・・・
禍々しく荘厳・・・・・
滅ぼすのだろう・・・・
邪魔をするものは悉く・・・・・
そう意を纏い発するヴァスフィア・・・・・
あくまでクオンの望を叶え・・・・
クオンを染め上げ異形の美しい存在に引き上げるヴァイス・・・
最早クオンは勇者を恐れはしないだろう・・・・
お読み頂き有難う御座います。




