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はだしまい  作者: MANAM


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第一話 お姉ちゃん足臭い!

ここは洲芦市の住宅街。

セーラー服に肩までの髪のなんの変哲もない高校一年生の加美澄香(かみすみか)は、今日も平和に授業を終え帰宅する。


「ただいまー」


玄関に鞄を置きローファーを脱いでいると家の奥からペタペタと足音が近付いて来るのに気付く。

澄香が顔を上げ見るとそこには澄香の妹、ツインテールの小学四年、加美文香(かみふみか)が両手を腰に当て立っていた。


「お姉ちゃん! 足洗って来て!」


文香に命令口調で言われ澄香は呆れたように声を漏らす。


「わかってるわよ…」


何を隠そう澄香の足からは芳しい臭いが放たれており、毎日帰宅すると文香に足を洗うよう指示されるのだ。


澄香は溜息を吐きながら脱衣所で靴下を脱ぎ洗濯カゴに入れ、お風呂場へと入っていく。


お風呂の椅子に座りシャワーで足を濡らすとスポンジでわしゃわしゃと洗い始める。


「ったく…毎日毎日足洗えってうるさいのよ…そりゃ…あたしの足は臭いけどさ!」


足臭の自覚があり、自分で言っていて悲しくなってくる澄香。

もう一つ大きな溜息を吐き、洗い終わるとシャワーで流して仕上げる。


足を拭き裸足のまま自室へ戻る途中、リビングにいる文香の姿とその裸足を遠目で見てポツリと呟く。


「まあ…あたしより文香の足の方がもっと臭いんだけどね…」


自分の足の臭いは棚に上げ毎日うるさく言ってくる文香の指示に、なんだかんだ従ってしまう優しいんだか弱いんだかよくわからない姉の澄香なのであった。

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