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キルレ世界1位の家出少女の傭兵生活 -One of Million Bullets-  作者: 相模原ケイ


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19/21

⑲ミドルレンジ・スナイパー

登場人物紹介/用語解説


・ミリオンバレッツ

仮想世界で銃撃戦する大人気のVRMMO。4対4形式。


・シェン(15)

キルレート世界一位のスナイパー。実名は伏せている。

家出してから3年間、ミリオンバレッツの傭兵として生き抜いてきた。

日本と中国のハーフ。髪を青く染めた少女。


・サティ(15)

本名は杉浦美嶺すぎうらみれい。ソロリーグで最強のスナイパー。

シェンと引き分ける程の腕を持つ。

日本と中国のハーフ。体質で体全体の色素が薄い。


大道寺姜子だいどうじきょうこ(不明)

シェン達の選手事務所の所長。日本人。黒髪を腰まで伸ばしている。

年齢不詳だが、シェン達には「大人の女性」と思われている。

キセルとチャイナドレスがトレードマーク。身長と等身が高い。


・ナオミ・スカーレット(16)

シェンのチームの前衛でアサルトライフル使い。赤いツンツン髪の少女。

チョーカーを付けている。豪州オーストラリアと日本のハーフ。


海山文太郎かいざんぶんたろう(16)

シェンのチームの前衛。サブマシンガンを使う。身長190cmにしてチーム一の俊足。

埠頭生まれの日本人。黒髪を頭の後ろで束ねている。

 姜子がテレビを消す。キセルを吸っている。

やった。サティちゃんが入ってくれて、これで4人揃った。

サティちゃんが居れば、最高のチームだ。


姜子が口を開いた。

「世界戦まであと50日ぐらいだから早速、明日から練習するわよ。

練習相手はもう用意してるわ。」

前衛の二人がやんややんや騒ぎ始める。

サティちゃんはまだ今しがたの発表が信じられないといった様子だ。

「その前に」

皆が姜子の言葉を待った。

「サティちゃん、100m何秒?」

「12秒23です。」

「「はやーーーー!」」

「スナイパーなのに前衛並みじゃん!」とナオミ。

「サティちゃん凄いよ!速い!」

「装備を軽いのにしたら11秒台行くんじゃ?」これは文太郎。

姜子が口を開く。

「シェンとサティに確認なんだけど、二人の内サティの方が動き回るタイプのスナイパーってことでいいのよね?」

サティが応える。

「そうですね。一回の試合で何度も位置替えします。」

シェンは頷いた。

姜子も頷く。

「ロングレンジ・スナイパーが二人いる構成はバランスが悪いから、

サティをミドルレンジ・スナイパーにコンバートしたいのだけど、

専門家二人の意見はどう?」

サティはすぐ応えた。

「いいと思います。私、ミッドスナイパーもよく使ってたので。

ソロリーグでは連射性が求められる局面が多かったんです。」

「私もミッドスナイパーライフル使えますけど、サティちゃんの方が適任だと思います。サティちゃんは足が速いし、プレイスタイルに合ってます。」

それに、と一泊置く。


「サティちゃんがミッドスナイパーにしたら12秒00ぐらい行くんじゃ?」

シェンはサティを見る。

「12秒02です。」

はやーい!と再度、皆が盛り上がる。


「よし!明日は商業区駅前に9:00集合!初めてのチーム練習よ!」

「おーーー!」とナオミが拳を突き上げた。文太郎は「はい!」と言っていた。

「サティちゃんは入所手続きするから残ってくれる?」

「分かりました。シェンちゃんと一緒でいいですか?」



次の日は駅前から、そのまま商業区の一画に歩いていった。

「姜子さん。この辺にゲームセンターってありましたっけ?」

と文太郎が尋ねる。

「木を隠すなら森の中、よ。」

「・・?」

駅から10分程歩いた所で姜子は立ち止まった。

「ここよ。」

そこは廃業したトレーニングジムだった。

姜子が端末にIDカードをかざすと黒いガラス製の扉が開いた。

中には物がほとんど無かった。証明も点いていない。

サティちゃんは私の手を握っている。

「下の階よ。」

大き目のエレベーターに乗った。地下2階。

エレベーターを出ると、急に明るい場所に出た。広い。

地下駐車場だった場所のようだ。

人が10人以上いる。

そして、ミリオンバレッツの筐体部屋が12もある!


「こんにちは~。大道寺事務所でーす。」

すると、業者のような帽子を被った中年男性が近付いてきた。

「姜子さん!人数揃ったそうで!良かったです!試合できますね!」

「そうね!いい練習になればと思ってます。」

「10戦の約束覚えてますよね?」

「もちろん。・・・ところで人数が妙に多くない?」

「レギュラーの4人。準レギュラーの4人。

それと世界中から集めた練習相手が4人です。」

「なるほど。練習相手は埠頭に限定されないものね。」


「ねぇー!」とナオミが割って入る。

「10戦の約束って何?これって練習じゃないの?」

「ああ。言ってなかったわね。あちらの出す4人と戦って、

10戦中6本以上取られたら、あちらが世界戦レギュラーになるの。」

「「ええ~~!!??」」

ナオミと文太郎は息の合った驚き方をした。

シェンとサティは顔を見合わせて笑った。

何も心配など無いのだ。




つづく

副題: -One of Million Bullets-

読んで頂きありがとうございます。できれば評価お願い致します。

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