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アオハルはロックでござります  作者: 弁財天睦月
卒業と入学

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22/32

5-2

いざ始まってみると制限時間は60分。

11時40分には終了。

ここから13時からの国語まではお昼休憩になる。

他にも同じクラスで受けてる生徒が何人かいる。

合流してお昼だ。

廻琉はお弁当持参だ。

おかんの当たり障りのないスタンダードなお弁当だ。


午後になって国語が90分。

次が英語で3時20分より80分間の筆記。

リスニングは5時20分から1時間。


人生始まって以来の疲れる1日になったばいと受験が終わったのが6時20分。

帰る時はクラスの同級生と合流した。

どうだったという話にはなった。

正直よくわからなかった。

総合での得点は半分の50パーセントはいってるはず。

70とか80までいってるやろか?

考えても終わってしまったものは仕方なし。

あとは大学への出願。

とりあえず受験はここでいったん終わり。

でもまだ油断はできない。

そのためにも大学共通テストなしで受験することになるかもしれない。

どうなるかは今回の受験の合否によってだ。


吉祥寺駅まではみんな一緒。

みんなといっても女子4人。

いつになく口数が少ない。

そりゃ、そうだろ。

受験が終わったというだけでなにも決まっちゃいない。

不安定なままだ。


寄り道することなく家に帰った。

おかんとの会話もそこそこに部屋に急いだ。

予備校の解答速報を見なければならない。

答え合わせだ。

ふ〜ん、へ〜、ほ〜って感じで40分ほどで終わらせた。

さて、この結果をもとに出願することになる。

受ける予定は4校。


廻琉はジャーペンを置いて両手を頭の後ろに回して天井を見上げた。

ふと思うことがあった。

同じクラスでの就職組の顔が浮かんだ。

少なくとも自分よりは4年も早く社会人になっちゃうのよねと、なんだか置いてきぼりにされたような複雑な気持ちになっている。

知ってる限りでは信用金庫や鉄道会社、公務員なら警察官、あとは東京を離れて広島県安芸高田市役所が決まっている女子がいる。

なぜ広島県なのかはそこまで聞いてないけど、おそらく東京から離れるのは1人だけ?

あっ、でも大学受験組でもわからないぞ。

もしかすると東京を離れる者が出るかもしれない。

でもね、受験勉強はゆるやかに継続。

まだどうなるかわからないから。

もしかすると再受験だってあるかもしれない。


なんだか1月はドキドキですごしてしまった。

結果発表は2月に入ってから。

3年生のこの時期は授業という建前はあるが実質的にはないようなものだ。

暇だから友だちと話をするために学校に行くって感じ。

廻琉は家にいても落ちつかないので学校に行く派だ。

近いということもある。

行く時間はまちまちなんだけど午前中だ。

だからお昼は必ず売店を利用している。

日曜日だけはアルバイト。

どういうわけか日曜日にイベントがない。

平日ばかりだ。

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