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「うむ、それもあるが音楽的にだよ。
ついにステージがワンランク上がった。
それが自分で曲を作れるようになったこと。
いいんだよ、最初っから完璧なものはできない。
経験して学習していけばいいんだ。
そうやっていい曲ができて演奏もできるようになるんだよ」
なんだかいつになく饒舌だ。
どうやら碧色伯父さんの音楽熱が高くなってきてるようだ。
それよりもまずは昼ごはんだ。
今日はカキフライ。
せっしゃ、カキフライは好物でござる。
碧色伯父さんが従業員休憩室兼倉庫から出て行く時もお話の続きがあった。
せっしゃの作った曲やバンドの曲はライブを楽しみにする。
それと飲食関係や音楽仲間などの横のつながりがある連中で応援団を結成すると言われたでござる。
それはありがたいこっちゃでござる。
午後も何事もなく仕事を終えてまっすぐ家に帰った。
夕ごはんは、なんとカキフライ。
珍しいことにおかんが作った。
嫌いじゃないんだけど昼も夜もカキフライ。
そうなると必然的に味比べになってしまう。
碧色伯父さんが作ったのは王道のザ・カキフライ。
おかんが作ったのは···
味よりも食あたりは大丈夫やろかって心配。
こわごわ食べていった。
味は···う〜むって感じやった。
お風呂から上がって自分の部屋で作業開始。
曲作りとギターの練習の同時進行。
それと欲しいものリストの作成。
お金が入ったらなにをそろえていくかをリストアップ。
そして優先順位も。
具体的なメーカーや機種なんかも書いていく。
これが楽しかったりする。
月曜日。
やっと休日。
外に出かける用事もないんだけど久しぶりにばあちゃんと会う。
大学に入ってから日常的に忙しくなりすぎてなかなか会う時間もなかった。
なぜか和沙美がいる。
夏休みなのでばあちゃん家に遊びに行ったというやつだ。
近いのに、しょっちゅ〜来てるのに。
お昼ごはんはチキン南蛮。
安心安全なばあちゃんのごはん。
ホッとするわ。
おかんと一緒よりこの3人のほうが楽しいって。
なんだかこんな1日があってもいいなって。
まったりとした時間の中で夕方までいた。
こんな日もないとやってられんね。
じいちゃんは仕事もあってずっと外に出ている。
所有しているビルの改修工事やらがあるのでその打ち合わせだったりだ。
夕ごはんはばあちゃんと食べるとおかんにメールを送っといた。
これで夕ごはんも美味しいものになった。
じいちゃんも夕方には戻ってきた。
暑いから今夜は冷しゃぶだ。
4人での食事は楽しいね。
廻琉たちが食後も楽しく飲みものを手にテレビを見たりしてる時、おかんは自分独りだけの時間を楽しんでいた。
ピザとワインでの夕ごはん。
おとっつぁんはこのクソ暑いのに熱いラーメンをズズッてやってる。
全身汗だらけ。
それこそが至福の時だ。
そんな楽しい時間をすごしていた廻琉だったが9時になると家に戻った。
すぐお風呂に入って早目に就寝。
明日からは六本木での仕事。
株式会社いろいろでのアルバイトも終わりになる。
#いつも評価など応援してくださってありがとうございます。
遅れてしまいましたが今後もよろしくお願いします。




