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アオハルはロックでござります  作者: 弁財天睦月
夏休みがない

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111/113

2-2

ひと段落ついてから就寝。

明日は吉祥寺でアルバイト。

早寝早起きや。

健康的。


しっかし日曜日は本当にな〜んにもないね。

他の曜日だとイベントやらハプニング、あるいはトラブルがあったりで賑やかなようなのに。

日曜は落ちついてる。

午前中も何事もなく普通。

まぁ、良いことでござる。


休憩時間になって賄いを運んでくるのは碧色伯父さん。

今日は焼き飯に唐揚げのセットや。

最高のごはんや。


「ところでどうなった?

まだ決まらんか?」


「ライブの日でござるか。

それなら正式に決まったでござるよ」


「おっ、それはいつだ?

見に行くぞ」


11月14日の土曜日に東京農工大学の文化祭。

野外企画ステージ。

それと11月23日の月曜日。

高円寺にある音楽少年ケンというライブハウスでびっくりガンガンというロックバンドとの対バン。

この決まってる2ヶ所は伝えた。

ちょっと待ってと覚えられなかったのでメモを取ることになったのでもう1度ゆっくりと碧色伯父さんにお話した。

なんか碧色伯父さんの目がキラ〜ンって光った。

これは大変だ。

録画するためのカメラを持ってやってくるね。

和沙美をアシスタントに使って絶対に来るね。


休憩後もそれほど忙しくもなく、かといって暇でもないちょうど良い流れ。

時々こんな日があったりする。


バイト後はまっすぐ帰った。

仕事がスムーズにいってリズムが良かったからなのか歌詞のアイデアがひらめいている。

だから早く帰って歌詞をまとめたかった。


家に帰るなり自分の部屋に駆け込んだ。

鉄は熱いうちに打てって言う通り、なんだか一気に歌詞が書けてしまった。

その勢いのままギターを弾きながら歌ってみた。

それはスマホで録画。

一向に進まなかった歌詞がなんだか一気に出来上がった。

そして簡単にではあるが録音までできた。

これはバンドメンバーに聞かせなきゃいけない。

どういう反応になるか楽しみでもある。


なんていうか初期衝動のようなものが徐々におさまってきた。

これで我に返ったかのように1階に降りていく。

そして何事もなかったかのようにお風呂に入る。

考えてみたら帰ってから汗びっしょりで曲を作ってたことになる。

ぜんぜん気にもしてなかった。


今夜のごはんはトンカツや。

特別に好きでも嫌いでもない。

おかんが作らなかったら美味しくなったかも?


なんかこの日は夜10時には寝てしまった。

疲れてるのかもね。

翌日は朝9時までしっかりと寝てた。

起きて1階に降りるとおかんもおとっつあんも仕事に出ていた。

久しぶりによ〜く眠った。

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