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崩壊神話  作者: 落胆者赤色
ウロボロス抗争編
9/17

消失した世代

新キャララッシュです

「消失した…世代?」

「この世界の歴史から、消えた年代のことだ」

「…それと僕がどんな関係があるんですか!それと、それはいつのことなんですか!」

空白を埋める者…歴史から抹消された年代を埋める存在。蓮馬には、何もかもわからなかった。

「15世紀〜16世紀までのことだ」

「?全く分からないですよ社長…」

蓮馬は首を左右に振り、降参の意を示す。


「俺も、消失した世代とお前にどんな関係があるのか分からないよ。これから調べるか、オロチの首領(ボス)に直接聞くしかない」


「……わかりました」

「俺はまだ外での仕事が残っているからもう行くぞー」

「行ってらっしゃい社長」



「あら、ついさっき社長の声が聞こえたのだけれど」

「もう行ったよ」

「そう…」

「言いたいことは分かる。問題ないよあの人ならな」

「あ…レ?社長は?」

出てきたのは、ゲッソリとした雅也さんだった。

「やられたか」

「ここで仕事してると、嫌でも自分をいたわっちゃうよ」

「…莉玖は?」

「梓、ショタコン。察しろ」

「アイツどんな顔して帰って来るんだろ」

いつの間にか、梓さんは、奥の医務室に戻っていた。



ウロボロス日本支部オロチ会議室

首領(ボス)奴を逃がしてしまいました」

「まぁいい。赤道が相手ならば仕方ないよ」

「次こそは必ず埋める者を連れて帰ります」

「その必要はないよ」

「えっ?」

「次は彼に動いてもらう」

首領(ボス)は円卓に足を投げ出してスマホをいじっている少年を指差す。

「えぇーめんどくさいですよー」

少年は間延びした声で話しながらもスマホをいじっている。

「命令だぞ(あつし)

「はーい」

神谷 敦

能力名「捕食者(イーター)

敦は会議室を静かに出ていった。


「良いのですか。アイツで。能力は最早喰種と同様です」

「喰種…神話生物のウィルスの出どころは分かって来ているのか?」

「まだです」

「一刻も早く調べろ。ヤツらは人類の脅威となるぞ」

次回「新たな事件」

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