新たな事件
再び事件発生!
犯人は神話生物かそれとも…
「…今日は疲れた」
黒崎蓮馬は夕暮れ時の空を歩いていた。
「まぁ勤務初日でこれはな…」
隣には、蓮馬より20cm程背の高い男が歩いている。
天凱探偵社調査員赤道玲だ。
彼曰く「今日疲れてるならうちに来い。色々と話そう」
嫌な予感がしたので、断ろうとしたが、どんな家に住んでいるのか気になったので付いていくことにした。
「キャーキャー!」
「おいなんだこれ…」
「死んでんじゃねぇか?」
200m程先に人だかりが出来ていた。
「…見に行きますか?」
「行くしかないだろ」
「警察の方ですか?」
目撃者はそう言ってきた。
あまりに酷い現場だったのか、小刻みに震えている。
「いえ、私たちは天凱探偵社の者です。ここで何が?」
「あっあぁ。男が…死んでいたんだ。腹が抉られていて、腸とか内臓が剥き出しになってた…それ以上は言いたくない」
「…なるほど。ありがとうございました」
「喰種ですかね?あるいは他の神話生物か」
「両方有り得ん。見つけたら、速攻で近くの武装組織に連絡が入る。そして駆除する」
「じゃあ…一体何が?」
「神話生物ではなければ、人間の仕業と考えるのが妥当だろう」
「出来るんですか?人間にあんな犯行が。」
蓮馬は玲が目撃者から事情を聞いている間に現場を見た。
明らかに腹は…喰らわれていた。
「能力なら可能なんじゃないか?」
「何でもありですね…能力って」
「着いた。俺の家だ」
マンションだった。家は一階にある。
扉を開けようとする玲をすかさず静止する
「…鍵開けないんですか?」
「家に人いるし」
「はぁ」
玲が扉を開ける。
「ただいま」
「おかえりー」
中には小柄は女の子が二人いた。
蓮馬は目の前の人物が一瞬犯罪者に見えてしまった。
「あがれよ」
「あなたがこの前来たっていう子?よろしく。名前は?」
「お兄ちゃんの友達の人?」
緑色の髪をした女の子が玲に質問している。
「まぁそうだ。黒崎蓮馬16歳」
「よろしくお願いします」
「よろしく。私は玲の彼女の中島凛」
驚愕した。普通に
「ありえないって顔しているな」
…バレてた
「こっちは妹の中島彩香」
「よろしくね?」
「うん。よろしく」
「早速で悪いが席を外してくれるか?」
「…分かった。彩香、こっちで遊ぼう?」
「はーい」
「話そうか」
「はい」
「最初に良いですか?」
「なんだ」
「赤道さんが倉庫で銃弾を防いだ赤い羽根みたいなやつは赤道さんの能力なんですか?」
「…あぁ、そうだ。俺の烙印は血液を操る。ただし、自分のしか操作出来ないのと、出血してないと血液を射出することも出来ない」
「だから…赤かったんですね?」
「あぁ、そうだ」
玲は少し声のトーンを落としながら話す。
「こっちからもいいか?」
「なんです?」
「なんで倉庫であれほどの銃撃を喰らって生きていた?」
「…自分でもよく分からないんですけど、あそこから逃げる作戦を考えてて、そしたら…」
「そしたら?」
「喰種に追いかけられた時みたいに体が軽くなったんです」
「なるほど。お前の能力が分かったかも知れない」
「えっ?」
刹那
銃声。
「キャー!」
隣の部屋から二人の声が聞こえてきた。
「蓮馬…分かってるな」
「はい、今はとにかく」
「全員がここから助かる方法を考えろ!」
「…赤道さんってその…ロリコンなんですか?」
「うるさい黙れ…」
「そうなんですねwww」
次回「捕食者」




