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第八日 後

秦軸「うっめ~、これこれ」

豚日「買い食いいいよね」

カノコ「そういえば…今日言われてたけど、非人道的生命体に気をつけなきゃね」

秦軸「そういや俺、カノコと豚日の家の近く通るから送ってやるよ」

豚日「助かる」

カノコ「ありがと…」

ノギ「…私は…」

日来守「私が途中まで送っていくよ。ノギちゃんと叶想ちゃんは家近かったよね?別れた後は二人で帰るんだよ」

芋ノ目「はい」

秦軸「じゃ、俺らはここで」

豚日「気をつけてね」

カノコ「また明日」

日来守「うん!そっちも気をつけて!」



日来守「っと、ここでいい?」

ノギ「ありがとうございます!」

芋ノ目「あの、ひ、日来守先輩は…?」

日来守「私なら大丈夫!家にはすぐ着くから」

芋ノ目「…き、気をつけてください!」

日来守「うん。じゃあまた明日ね」


……


日来守「やっぱりちょっと怖いな…」

ニセサ「あ、日来守さん」

日来守「っ?!ニセサさんか…」

日来守「家近いんですか?」

ニセサ「…あぁ、はい。そうですね。近いですよ…はい」

ニセサ「夜道は危ないです。一緒に帰りましょう?」

日来守「そ、そうだね」

ニセサ「さぁ、帰りましょう?」


……


朱九「啓去さん、お疲れ様です。訓練科生…順調に成長してますね」

啓去「そうだな…」グビッ

啓去「戦闘技術も、精神も…」

朱九「また酒…。そういえば、日来守さん?が目立ちますよね」

啓去「あぁ、なんかな」

朱九「さっきニセサさんって方とも仲良くなっていて…」

啓去「ニセサ?そんなやつこの学科にいねぇぞ」

朱九「…え?」

朱九「…俺、パトロール行ってきます!」

啓去「あぁ、俺も行く」


……


日来守「そういえばニセサさんの家ってどこに?」

ニセサ「私の家ですか?…近くですよ?…すぐ近く」

日来守「へぇ~…そうなんだ」

ニセサ「それより知ってますか?…例の生命体事件…酷いですよね……死体が食い荒らされてるんですよ」

日来守「そ、そうなんだ」

日来守 (そんな事件のニュースやってたっけ?もっとテレビは見ないとなぁ)

ニセサ「なんでも女子高生が亡くなったみたいで…」

ニセサ「被害社は私たちと同じ高校生で」

ニセサ「それで、それで、それで」

ニセサ「紅が…ぉ…高校……の、ひ…来守…りこ……さァァァ」

日来守「っ!?」


ヒュッピシッ


日来守「痛っ……(掠った…)」

生命体「クウ……食う……くう……クウ…」

日来守「ひ、非人道的生命体……」

生命体「」ヒュッヒュッ

日来守「危なっ…!」ダッ

生命体「早い…ナぁぁ!」ヒュッヒュッヒュッヒュッ

日来守 (気性が荒い。この前の鎌を持った奴より……早い!)

日来守「痛"っ」ザクッ

日来守「はぁ…はぁ……」

生命体「食う……食わせろ…」

日来守「(足は……動く!)投石!ふんっ!」ガシッ…ガッ

生命体「…」ヒョイッ

生命体「へへ…当たラナいぞ。…っ!?どこ、いった!」

日来守「はぁ…はぁ…はぁ…」

日来守(どうしよう…このまま帰ってもお母さんが危ない)

日来守「AOGの人の連絡先とか聞いとけば良かったぁ…」

スマホ<loading…

日来守「あー!もー!電波が…

日来守 (反射っ?!後ろ!)ダッ

ドゴォッ

生命体「見つけた……ゾ!」ヒュッヒュッヒュッ

日来守「あ"っ」ゴケッ

ザクッサバシュッザクッ


朱九「痛…」

朱九「大丈夫ですか?」

生命体「二体メ……」

日来守「あ、朱九さん…」

朱九「ここは任せてください。日来守さんはこのまま帰宅を…医務科の方々を向かわせます」

日来守「…は、はい!」ダッ

生命体「チッ……」

朱九「情報にあった。擬態タイプの…蓋立先輩をよくも…!」

生命体「ハァッ!」ヒュッヒュッヒュッ

朱九 (と、息巻いたはいいものの…)

ドゴォッドゴォッドゴォッッッ

朱九「 (危なっ!)っはぁっ!」

朱九「触手…速度59……威力35」

生命体「…?何ヲ言って」ヒュッ

朱九「耐久力42!」

ヒュッピッッ

ザバッ

生命体「ぁっガ、やるなッ!」ヒュッヒュッ

朱九「くっ…そぉ…次から次へと」ヒュッピ

ザバッ………ザグッ

朱九「ごっ…

朱九(触手召喚による本体の体力消耗は無い。本体の耐久力も20と少ない。だが…)

ヒュッヒュッヒュッ

朱九「この、触手っ!」ダダッ

朱九「上限は3本までか…っ!」ヒュッピ

ザバッ

朱九(ダメだっ!切れて一本…。追撃の2本目が…!)

ググッ

生命体「ン…?引っ張られ…

日来守「捕まえた…!」

朱九「っ!?」

生命体「このっ…クソ…」グッ…

朱九「そうか…お前押し出す力はあっても、引く力が無いんだな…」

生命体「それがッ…どうしたッ!」ヒュッ

朱九「残る触手は一本のみ…ですか」ヒュッピッ

ザバッァツ

生命体「っ!」グニグニグニ…

朱九「猫になった!?」

生命体「」タタラッタタラッタタッ

朱九「クソ…」

朱九「それより、大丈夫ですか」

日来守「はい…何とか…」

朱九「助かりました…早く医務科を呼びましょうか」


<森林>

生命体「はぁ…ハァッ…」

生命体「腹ごしシらえ…」

ガツガツ…バキッ……グチクチャ…ブッチヂヂッ

啓去「見つけたぞ猫野郎…」

生命体「ッ!?」

啓去「昨日ぶりだな」

生命体「ヴ…」ヒュッ

啓去「遅せぇよ…」ダッ

生命体「」グニグニグニ…

バササッ

啓去「鳥…っ!!」カチッ…フッ

ボォッゥウ

啓去「焼き鳥になってろッ!」

生命体「っ?!ギィィああああ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」

啓去「焼却完了…」


……


日来守「はぁ……ただいま」

母「おかえり……って何よその包帯?!」

日来守「あはは…ちょっとね」

母「…」

日来守「あ、でもね!見事、生命体を撃退したよ!」

母「そう…ご飯、冷めないうちに食べましょうか」

日来守「うん!」


<森林の奥>

ガサガサ

生命体「はぁ"ッ……くそ…がァァ…」バササッ…

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