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ブラック企業の元社員ののんびり田舎生活~けどテイムしたモンスターが特殊でのんびりできねぇ!?~  作者: ドラゴロイド


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第45話 肩身が狭い・・・そして、2度目のダンジョン配信

すいません。

感想で話数が飛んでいることに今気づきました。

44~47話を連続で投稿します!!

指摘していただき本当にありがとうございます。

「それじゃあ、俺は明日は早いから」


と健太が明日のダンジョン探索のため先に帰った後、俺の家には女性陣が泊ることが決定した。


「後で報告しろよ」ニヤニヤ

「黙れ」


とニヤニヤしながら帰った健太をしっしっとした後、真奈美と高橋さんが皿を洗い、翠と瑠莉奈がバーベキュー道具を一緒に片づけてくれた。


「う~~~ん」

「どうしたのよユウ?」

「部屋割りどうしようかなっと思ってな」

「この人数だと、俺が居間で寝たほうがいいかなっと思ってな」

「それって朝食を作るから?」

「そうだ」


と考えていたら、瑠莉奈が。


「ってことは~~~優兄の部屋に誰か寝るってことだよね」

「「「っ!?」」」

「そうだが、瑠莉奈と真奈美は部屋があるだろ」

「うっ!?」

「あっ!?」

「それに、瑠莉奈は何かいたずらしそうだから却下だ」

「えっ~~~」


この家は案外広いからな。客間が1つに祖母の部屋は真奈美と瑠莉奈の泊り用の部屋になっていて、今の俺の部屋である祖父の部屋がある。


「客間は意外と狭いから1人だとして、翠と高橋さんはどっちにしま・・・す?」

「「・・・・」」


あれれぇ~~~おかしいな。

何か火花が見えるんだが。


「高橋さんはどっちで寝ますか?」

「私ですか?」

「高橋さんは今日初めて家に来たので優先しますよ」

「それなら・・・波多野さんの部屋でよろしいでしょうか?」

「俺の部屋ですか・・・いいですよ」

「ありがとうございます」

「むぅ」


翠がむくれた顔をしているがここはスルーしようかな。


「それと、1つお願いが」

「何ですか?」

「私のことも名前で呼んでもらえないでしょうか

この中だと私だけ苗字呼びで仲間外れされているようなので」

「それは・・・」

「ダメですか?」

「・・・分かりました。小夜さん」

「はい♪」


うん、上目遣いで見られたらどうしようもないよね。


「優兄デレデレしてない?」こそっ

「小夜さん凄いです・・・私も見習わないと」こそっ

「これは・・・うかうかしてられないわね」こそっ


何かジロジロ視線が刺さって痛い。

その後、先に女性陣にお風呂に入ってもらい、俺がシエルとオニキスと一緒にお風呂に入った。


「気持ちいいな~~~」

ヒ~~~ン♪

ぽ~~~よん♪


今日は朝にダンジョンに潜っていたからな。結構疲れていたみたいだな。

シエルは泳いでいるし、オニキスは桶の中に入ってプルプルしてる。


「次のダンジョンは明後日だからな。明日は英気を養って頑張るぞ」

ヒン!!

ぽよん!!


うちの子たちはやる気が十分。

本当にダンジョンが好きなんだなと実感するよ。


上がった後に、ドライヤーで自分の髪を乾かし、シエルにもドライヤーをあてて、その後ブラッシングして(オニキスは水を吸収するからすべすべなのだ)、戻ってきたのはいいが、


きゃぴきゃぴ!!


女性陣が会話をしているのを見て、この中に入るのは無理だなと思った。

その後、静岡のダンジョンに潜ったこととこれからの活動方向について話し合った後、それぞれの部屋で寝るのだった。



・・・読者の方が思うようなハプニングがあったかどうかはご想像にお任せします



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2日後


「それじゃあ、出発しますか?」

ヒン!!

ぽよん!!


2回目のダンジョン配信をする日、朝から俺っていうよりはシエルたちが張り切っていた。

・・・配信では言ったけど、実は告知はしていないんだよね。

時間も指定していないからな。

多分人が集まっていないであろう朝に行くことにしている。


そして、車で2時間弱。

朝の8時16分に到着した。


前回同様に受付を済ませて、更衣室でいつもの恰好に着替えた後、

シエルとオニキスを連れてダンジョンに入った(ちなみにここに来るまでリュックの中に隠れているよ)。


「ちょっとだけ俺も体を動かそうかな」


ということで、道中は俺がゴブリンやコボルトを倒すことに。


ヒン!!

ぽよん!!

「お前らも張り切っているのは分かっているから、1体は残してくれよ」

ヒン

ぽよん


と結局シエルとオニキスが張り切りまくって倒す中、

俺は剣でゴブリンの棍棒をはじき、斬捨てた。


「何か、体が軽いんだよな」


前よりも体に力が入る。

それに、ゴブリンの動きが少し遅く見えたが気のせいかな。


「気のせいかな・・・まっいいか」


と気のせいということにして、俺はシエルたちが残してくれたモンスターの攻撃を躱しつつ、倒していくのだった。

そして・・・。


「ボス部屋に到着だな」

ヒン

ぽよん


うん、分かっていたけど本当に強いなうちの子は。

それじゃあ、持ってきた配信用ドローンのセッティングを完了させ、

ダンジョン配信を始めるのだった。


・・・ただ、少し嫌な予感を感じた。

ここに来るまでのモンスターエンカウントが少なかったことが気がかりだ。

今日の配信が上手くいくよう願いながら気にしないことにした。

これが、今日の配信が荒れることを俺はまだ知らない・・・。

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